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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130119-00000002-mai-soci
毎日新聞 1月19日(土)0時44分配信
大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将の男子生徒(当時17歳)が自殺した問題を巡り、橋下徹市長が同校の体育系2科の入試中止を市教委に要請したことに波紋が広がっている。同校の保護者や市議会からは「受験生への影響が大きい」と批判が噴出するが、橋下市長は予算権を盾に一歩も譲らない。体罰を巡る議論が首長と教育委員会との権限問題へと広がるなか、市教委は21日に入試の是非を最終決定する。
◇実施求め要望書
「亡くなった生徒が入試中止を望むのか」。18日の市議会では、市長に批判的な意見が相次いだ。公明市議は「出願が迫っている。調査結果も出ておらず時間を置くべきだ」と訴えた。だが、橋下市長は「態勢が整っていないところに生徒を迎える方が無責任」と反発。公明、自民、民主系の3会派は入試実施を求める要望書を出した。
市には18日までに700件を超す意見が寄せられた。大半は実施を求め、「子どもの人生をどうしてくれるんだ」と泣きながら訴える中学生の保護者もいたという。桜宮高校の保護者や弁護士ら約20人も18日、実施を求める要望書を市教委に提出。次男が同校に通う男性(43)は「大半の保護者は体罰を知らなかった。生徒や保護者を加害者扱いするのは乱暴だ」と話した。
◇予算権は首長に
「市教委の決定に自動的に予算が付くわけではない」。橋下市長は17日、市教委が入試中止を拒んだ場合、予算凍結などの措置を取る考えを示した。
地方教育行政法では、入試の権限は教育委員会にあるが、予算執行の権限は首長にある。市教委によると、入試の関連予算のうち約130万円が支出されておらず、担当者は「予算を止められたらお手上げだ」と困惑する。
◇受験生負担重く
橋下市長は、桜宮高の体育系2科の希望者をいったん普通科で受け入れ、入学後の2科への編入を検討する考えで、「普通科に入っても十分だ」と話す。しかし、現場の実態とは隔たりがある。体育系の試験が運動実技と国語・数学・英語なのに対し、普通科は理科と社会を加えた5教科で、配点も異なる。入学後の編入も、必要な単位数が異なりスムーズに進むかどうか不透明だ。【津久井達、茶谷亮】
橋下市長の発言に…下村文科大臣「慎重な検討を」
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/230118041.html
大阪市立桜宮高校の生徒が体罰を受けた後、自殺した問題で、橋下市長が桜宮高校の体育科の入試を中止すべきだとしたことなどについて、下村文部科学大臣が慎重な検討を呼びかけました。
閣議後の会見で、下村大臣は橋下市長の発言に関し、「良く言えば発信力があるというか、厳しく言えば一人で全部、会見で表明するのは関係者に色々な騒動を起こすきっかけになっているのではないかと思う」とコメントしました。そのうえで、入試の中止については「出願時期直前に変更した場合は、志望校の受験に向けて準備をしていた中学生に重大な影響を与えることが考えられる」として、慎重に検討するべきだとしました。一方、橋下市長が教員の人事異動についても話をした点についても、「教育委員会が任命するものであり、その権限と責任に基づいて教育委員会が適切に判断するであろう」などと話しました。
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