http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/666.html
Tweet |
小沢氏に、かつての威光はない
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130116/plt1301161145002-n1.htm
2013.01.16 ZAKZAK
小沢一郎衆院議員らが昨年末、「日本未来の党(未来)」を改称する形で立ち上げた「生活の党(生活)」(森裕子代表)の行く末が注目されている。安倍晋三政権が「デフレ脱却」「経済再生」を掲げてまい進するなか、野党陣営は今年夏の参院選で連携し、自民、公明与党の過半数(122)確保を阻止できるかがポイントだが、生活は孤立気味だというのだ。こうしたなか、小沢氏周辺によるイメチェン作戦も始まった。
「(野党が)乱立していては戦えない。生活として(参院選の個別選挙区には)候補者を出さないことも含め、何らかの連携があるのではないか」
12・16衆院選で神奈川3区から未来公認で出馬し、落選した岡本英子前衆院議員は、夕刊フジの取材にこう語った。
小沢氏も元日、東京・深沢の私邸で開いた新年会で、「日本維新の会(維新)の橋下徹代表代行も、みんなの党の渡辺喜美代表も分かっていなかったが、衆院選の結果を見て分かったはずだ」と語り、参院選での選挙協力の必要性を訴えた。
しかし、生活が、悲願の野党連携に加われるかは不透明だ。
滋賀県の嘉田由紀子知事を代表にして未来を立ち上げながら、衆院選で惨敗すると結党1カ月も経たずに分裂(昨年12月28日)し、生活を立ち上げた経緯について、自民党の石破茂幹事長は「政党交付金目当て」と一刀両断。みんなの党の江田憲司幹事長も「選挙に勝つためだけの互助会。何より国民をだましたのがあるまじき行為だ。生活は政党交付金を返上してから、政治活動を続けてほしい」と批判した。
メディアも「卒原発、打算の1カ月」(朝日新聞、同月29日)、「国民への詐欺的行為だ」(毎日新聞社説、同)と報じるなど、悪いイメージが広まっている。
未来分裂について、生活の森代表は、嘉田氏と連名で「今回2つの政治団体になるのは、お互いの違いを強みとして活かしていくことで、国民の皆さまの期待に応えたいと考えたからです」との共同声明を発表した。
このためか、参院選を見据えた野党結集について、民主党の海江田万里代表は「私が小沢氏と連携を図ると言ったことは一度もない」と発言。維新も、石原慎太郎代表が小沢氏とは犬猿の仲で、「小沢氏とは組まない」と公言している。
逆風を意識してか、生活は最近、メディアの報道に敏感になっているようで、一部テレビ局の報道に「事実に基づかない」と抗議したという。
また、小沢一郎事務所は年明けから、小沢氏が自宅で飼っている犬やカナリアの写真をツイッターで公開し始めた。それまで、小沢氏のテレビやネットメディアへの出演予告が多かったため、永田町では「小沢氏がイメージチェンジを狙っているのでは」(自民党ベテラン秘書)などとささやかれている。
今後、小沢氏や生活はどうなりそうか。
小沢氏の妻、和子さんの「離縁状」をスクープし、昨年末、小沢氏のおひざ元・岩手県内を徹底的に取材したジャーナリストの松田賢弥氏は「地元でも『(小沢氏は)もう次はない』とあきれる声がある。嘉田氏との別れ方を見たうえで、小沢氏らと組もうと考える政党が現れるとは考えにくい」と話した。
果たして、剛腕がうなる場面は来るのか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK142掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。