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都民をなめるな!維新の会 都議選を利用し参院選対策
http://gendai.net/articles/view/syakai/140458
2013年1月12日 日刊ゲンダイ
「60人超擁立し過半数目指す」だって
「日本維新の会」が都政進出を決めた。夏の都議選(定数127)で過半数の議席獲得を目指し、60人超の候補者を擁立するという。維新幹事長の松井一郎大阪府知事は11日、「地域の課題を解決するため、志のある人をそろえたい」と強調。公募などを通じて候補者を選ぶ考えだ。
昨年の衆院選は東京の25小選挙区で1つも議席を取れなかった。比例での3議席がやっとである。勝ち目があるように思えないが、比例の獲得票数は129万票あまりと悪くない。民主党の100万票を上回り、162万票の自民党に次ぐ“第2党”である。
「衆院選の小選挙区は当選者が1人ですが、都議選は大半が定数2以上の中選挙区。1位になる必要はありません。十分に勝ち目があると踏んでいるのでしょう。実際、非自民、反民主の受け皿として、かなりの議席を獲得する可能性はあります。現在都議会は民主党が第1党ですが、前回選挙は麻生自民への批判票だけで当選した風任せの連中が多い。今度は維新が追い風を受けるチャンスはあるし、民主や自民からの鞍替えも続出しそうです」(都政事情通)
ま、過半数はムリとしても、それなりの議席は確保しそうである。それで都政が良くなるのなら結構なこと。都民も文句はないが、そんな甘い期待はできない。
維新の狙いはあくまで参院選。都議選は踏み台に過ぎないのだ。政治評論家の有馬晴海氏は「維新の命運は次の参院選で決まります。20議席ぐらい取れれば、自民党に対抗できる。その次の衆院選で頂点も見えてくるかも知れません」と言う。そのための都議選なのである。
「都議選は国政選挙の前哨戦と位置づけられることが多い。実際、01年、05年、09年は、直後に参院選や衆院選が実施され、結果に影響を与えたと考えられています。09年の自民惨敗が衆院選での政権交代につながったのは記憶に新しいところ。今年は6月末〜7月初旬に都議選で、7月後半に参院選というスケジュールが濃厚です。都議選で旋風を起こせれば、参院選も上げ潮。そんな計算でしょう」(政界関係者)
東京に暮らす生活者のことなど眼中にない。頭にあるのは参院選の戦略だけだ。代表が、都知事を放り出した石原慎太郎衆院議員と大阪の橋下市長だから、それも当然か。まったく都民はなめられたものである。
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