http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/536.html
Tweet |
いじめに続いて、今度は教師の体罰である。学校現場での体罰は、学校教育法で禁止されている。なぜ、学校現場で悲惨な事件が続くのか。
このような時、学校では真っ先にアンケートが行われる。今回も、バスケ部員にアンケートが行われた。それによると、体罰を受けたり、目撃していた者が多く、体罰が日常的だったことは間違いない。
アンケートを取らなければ、学校は実態を把握できないのか。学校も市教委も、組織防衛や自己保身の意識から、事態を穏便に済ませようとするための手立てとなっている気がする。そして、隠蔽体質に対する説明責任としか思えない。
スポーツの強豪校では、結果を求めて体罰を容認してしまう学校が多いのかもしれない。熱意という言葉で、周りが口出しできない閉鎖的な環境が出来てしまっているのではないだろうか。
だが体罰がなければ指導できないのは、戦前の軍隊教育である。相撲界の事件も遠い昔ではない。特殊な社会に行われた体罰が、何故一般人を育てる教育の場で行われるのか。熱意という言葉ですり替えたとしても、子どもとの信頼関係は築けない。
いじめと同様に原因は、戦後競争原理の導入により、学級崩壊と呼ばれる教育現場の荒廃が引き起こしたものである。文科省は、その責任を感じ、教育行政の基本的な在り方を問い直さねばならない。問題をすり替え、ムラ社会的な隠蔽体質の解明に力を注いでいては、何が教育の本質かわからないだろう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK142掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。