13. 2013年1月08日 21:31:52
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新ベンチャー革命2013年1月8日 No.707 タイトル:安倍総理の1月訪米延期:オバマ新政権が、日本を私物化してきた米国戦争屋と決別したことを安倍氏はわかっているのか 1.オバマ二期目政権:米国戦争屋ネオコンとの決別を鮮明にしている 2013年1月8日の報道によれば、米オバマ大統領は国防総省長官にチャック・ヘーゲル氏を、CIA長官にジョン・ブレナン氏を推薦すると発表したそうです(注1)。このオバマ人事の特徴、それはブッシュ米戦争屋政権に批判的で、ブッシュ共和党政権の時、冷や飯を食らっていた人たちを登用しているということです。 なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。 ヘーゲル氏もブレナン氏も共和党でありながら、ブッシュ政権を批判していた人物であるとするなら、相当の筋金入りということです。イラク戦争当時、破竹の勢いだったブッシュ政権を批判するのは相当、勇気が要ったと想像されます。 ちなみに、米国軍事覇権は共和党を根城にする米戦争屋のシマですから、ときの米民主党政権が国防長官やCIA長官に共和党人材を抜擢するのはよくある人事です。また米共和党は好戦派の米戦争屋と穏健な保守派の混成政党です。選挙のとき、共和党穏健派は凶暴な好戦派をカムフラージュして国民を欺いてきたと言えますが、ネットの普及で米国民はもうだまされなくなっています。 ところで、オバマはすでに国務長官を、これまた、ブッシュの宿敵・ジョン・ケリーにしようとしています(注2)。 これらの主要閣僚人事にてオバマ二期目政権の戦略がよく見えてきます。一言、それは、アンチ米戦争屋ネオコンということです。 2.オバマ再選の意味:デビッドRF系米戦争屋が苦境に立たされるということ これまで、米国の軍事覇権の牙城・国防総省とCIAの実権を握ってきたのはデビッドRF系の米戦争屋であり、とりわけ、ブッシュ政権時代は、米戦争屋の中の好戦派・ネオコン(親イスラエル)が実権を握ってきました。その米国覇権がオバマ二期目政権で大きく覆ったのです。 米国覇権の交代については、本ブログNo.687にて触れていますが、いよいよ、それが顕在化しています(注3)。 2013年、米共和党内のネオコン・シンパや親イスラエル勢力は逆境に置かれるでしょうが、彼らは元々好戦派であり、非常に凶暴ですから、窮鼠猫を噛む状態となり、何をしでかすか、非常に危険でもあります。 3.安倍総理の訪米が延期になったのはなぜ? 最近まで、安倍氏は1月中に訪米するとマスコミに言っていましたが、どうやらオバマから断られています。それでは何時、訪米するのか、まったく決まっていません。 悪徳ペンタゴン・マスコミは、自民党内にTPP反対者(農協系)がいて、安倍氏の訪米に手土産がないからだと解説(?)していました。しかしながら、日本の首相が訪米するのに手土産が要るという発想もおかしいわけです。マスコミ人の発想そのものが日米関係を冊封関係(注4)(宗主国と朝貢国の関係、ヤクザの親分子分関係と同じ)と見立てていることを意味します。マスコミ人はほんとうに卑屈な連中です。 それではマスコミの言うように、安倍氏の訪米の条件がTPPであり、自民の農林族がTPPに反対しているから、安倍氏の訪米ができないのでしょうか。 4.安倍氏を背後から操縦しているのは米戦争屋である 本ブログでは、野田総理を引き継ぐ安倍氏を闇からコントロールしているのは米戦争屋ジャパンハンドラー連中だと見ています。 ところが、上記のように、米オバマ二期目政権はアンチ米戦争屋を鮮明にしています。 アンチ米戦争屋のオバマは、米戦争屋の言いなりになっている安倍氏(少なくともオモテムキには・・・)をどう見ているでしょうか、言うまでもありません! オバマにとって、安倍氏との会見の重要度は極めて低いわけです。安倍氏が日本国民に向かって、日米同盟を深化させたいと言っても、それはオバマから見れば、米国内の宿敵・米戦争屋との同盟を深化させたいと言っているに等しいわけです。 安倍氏はこのことをわかっているのでしょうか。 5.米戦争屋にとって日本はラストリゾートになった 米国で窮鼠猫を噛む状態に追い込まれている米戦争屋(デビッドRF系)にとって、何でも言うことを聞く悪徳ペンタゴン日本人の天下となった日本が情けないことに、ラストリゾートとなったのです。 だから、米戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人勢力はオバマ系の米国寡頭勢力(欧州寡頭勢力とデビッドRFの宿敵・民主党ジェイRF)に近い小沢氏を、手段を選ばず攻撃してきたのです。 そして、あせる彼らは悪徳ペンタゴンの一味である検察を動かして強引極まる小沢氏訴訟攻撃を仕掛け、また、今回の12.16総選挙では、大掛かりな不正操作クサイ、小沢勢力に的を絞った不自然な弱体化工作までやらかしたのです。ここまで、米戦争屋が日本政治に露骨に介入しているのは、米戦争屋が米国で窮鼠猫を噛む状態に追い込まれているからです、彼らもそれなりに必死なのです。 6.的を外している安倍政権はオバマ政権とうまく行かない可能性がある 2010年の小沢・鳩山民主政権崩壊以降2012年暮れまで、悪徳ペンタゴン言いなりの菅政権、野田政権はアンチ戦争屋のオバマ政権と曲がりなりにも、日米外交ができていたのは、オバマ政権一期目では、米戦争屋エージェント・ヒラリー・クリントン一派がオバマ政権内に居たからにすぎません。ところがオバマ二期目では、悪徳ペンタゴン外務省が頼りにしてきたヒラリー一派も消えて、オバマ政権内に米戦争屋一派はいなくなったのです。その状態で、悪徳ペンタゴン言いなりの安倍政権はオバマ政権との日米外交がうまく行かない可能性が大です。 その兆候はすでに出ています、2013年1月3日付けのNYタイムズは、親米のはずの安倍総理を早速、厳しく批判し、訪米すると勇んでいた安倍氏に冷水を浴びせています(注5)。ネットウヨと同レベルの安倍氏はNYタイムズの記事にさぞかし戸惑っているでしょう。そして首をかしげていたら、今度はオバマから安倍氏訪米を延期されてしまったのです。 親米右翼やネットウヨはわけがわからないかもしれませんが・・・(笑)。 |