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2013.01.05 ZAKZAK
安倍晋三首相が新年を迎え、本格的に始動した。4日に伊勢神宮を参拝し、年頭の記者会見に臨んだのだ。最優先課題である「デフレ脱却」「経済再生」に向けた取り組みを急ぎ、今年夏の参院選で、日本の政治を停滞させている「衆参ねじれ」の解消に挑む。安倍首相を待ち受けるのは野党各党だけでなく、「永田町のジンクス」という面もありそうだ。
「新年を迎え、この重たい使命に身の引き締まる思いだ。経済再生に向けてロケットスタートを切りたい。空疎な百の言葉より、意味ある1つの結果を大切にしていきたい」
安倍首相は4日、三重県伊勢市での記者会見でこう述べ、日本経済の再生への意欲をあらためて示した。雇用を奪い、社会保障を危機に陥れているデフレを克服し、日本企業の競争力を失わせている円高を是正することこそ喫緊の課題のためだ。「決意」という言葉を何度も口にした。
強く意識するのは経済再生へ向けたスピード感だ。安倍首相は元日早々、都内の私邸に、盟友の麻生太郎副総理兼財務相を呼び、政権運営をめぐり1時間半にわたり意見交換した。側近の塩崎恭久自民党政調会長代理には「地域経済の活性化策を党の方でも考えてほしい」と指示した。
東京株式市場の平均株価は4日、東日本大震災前の水準を回復し、幸先良いスタートを切ったが、永田町には数々のジンクスがあり、中には不吉なものもある。
まず、「衆院選で大勝した政党は、次の参院選で惨敗する」や、「ひらがなで2文字の首相は短命」というジンクスは、安倍首相を直撃しかねない。このため、悲願と位置付ける憲法改正といった保守色の強い政策実現はあえて封印している。
「短命閣僚を出した内閣は短命に終わる」は、前回政権担当時に、事務所費問題などで閣僚が次々に辞職した苦い経験がある。昨年末の閣僚・党役員人事では「老かい」「巧妙」といわれるほど、慎重を喫した。
安倍首相は経済再生に向けて、来週8日、経済政策の司令塔と位置づける「日本経済再生本部」の初会合を開き、翌9日には、民主党政権では開かれなかった「経済財政諮問会議」を再開するなど、矢継ぎ早に緊急経済対策の調整を本格化させる方針だ。
戦後では吉田茂元首相以来、64年ぶりに再登板した安倍首相。吉田氏は1度目は約1年で退陣したが、復帰後には約6年という長期政権を維持し、戦後日本の礎を築いた。安倍首相は国難を突破できるのか。
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