http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/315.html
Tweet |
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-853.html
2013-01-05 陽光堂主人の読書日記
福島第一原発付近での「手抜き除染」については、昨年夏から苦情が殺到していたそうです。環境省は真面目に対応せず、マスコミも見て見ぬふりをしていたようで、この国のいい加減さがまたしても明らかとなりました。
朝日新聞は、昨日に続けてこう報じています。(http://www.asahi.com/national/update/0105/TKY201301040463.html)
手抜き除染、夏から苦情殺到 環境省、対応おざなり
東京電力福島第一原発周辺で「手抜き除染」が横行している問題で、住民から環境省に除染作業への苦情が殺到していたことが分かった。ところが、環境省は苦情内容や件数を記録・分析して業者の指導に活用することをしていなかったという。住民からの苦情に場当たり的な対応を重ねたことが、手抜き除染を見逃す一因になった可能性がある。
除染事業の現地本部である環境省福島環境再生事務所によると、建物や道路から20メートル以内の本格除染を始めた昨夏以降、住民から「草がきちんと刈り取られていない」「洗浄に使った水が漏れている」といった苦情が多数寄せられるようになった。これらは環境省が定めた作業ルールに違反する可能性があるが、担当者の一人は「ひっきりなしに電話がかかってきて、いちいち記録をとっていられなかった」と打ち明ける。
同事務所は朝日新聞の取材に「苦情があるたびに契約に基づいてきちんとやるよう作業現場に注意してきた」と説明。一方で具体的な内容や業者名、件数などは記録せず、苦情の多い業者を厳しく指導するなど効果的な対応をしていなかったことを明らかにした。個別の苦情にどう対応したのかは検証できないという。
周辺住民はしっかりと監視したわけで、東電や業者はもちろん、行政も信用していないのです。この失態は民主党政権時代のものですが、役所の人間はそのままですから、安倍内閣の責任で後始末しなければなりません。
今後こうした実態が次々と明らかとなって、石原伸晃環境大臣は追い込まれてゆくことでしょう。安倍の嫌がらせ人事の故ですが、総理の任命責任も問われますから、安倍も安閑とはしていられません。
自公は政権を奪還して喜んでいますが、今後自分たちが以前に蒔いた種を刈り取り、民主党政権の失政も尻拭いすることになります。不正選挙疑惑は払拭されておらず、ひたすら権力を求めた代償は大きいものとなるはずです。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK142掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。