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石破氏の指揮のもと、自民党は参院選で勝利し安定政権を築けるのか
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130104/plt1301041826010-n1.htm
2013.01.04 ZAKZAK
2013年の幕が開けた。政界では、安倍晋三首相(58)率いる「危機突破内閣」が日本経済を立て直せるのか、夏の参院選で、自公与党が衆参ねじれを解消して安定政権を築けるのかが2大関心事といえる。そのキーマンである自民党の石破茂幹事長(55)が、夕刊フジのインタビューに応じた。日本再生にかける思いから、参院選勝利の秘策、「微妙」「不仲」と報じられる安倍首相との本当の関係まで、存分に語り尽くした。
──安倍内閣の支持率が比較的高くスタートした
「3年3カ月の民主党政権で、日本は『もうダメかもしれない』という絶望寸前のところまできていた。そこからの政権交代は、逆に言えばまだ『期待票』をいただいているに過ぎない。今年は、期待を実績に変える『答えを出す年』にする」
──具体的には
「デフレ脱却だ。『金融緩和』や『財政出動』『規制緩和』といった政策を総動員して、ビジネス・フレンドリーな環境をつくる。実体経済が動き出すことが重要で、為替のバランスも大切だ。今月召集の通常国会では、大型の補正予算案を通す。すぐに成果は出なくても、しっかりとした方向性を示す」
──夏には参院選がある
「ここで与党過半数を取り、ねじれ国会を解消するのが私に課せられた使命だ。安定政権ができて初めて、日本再生のためにやるべきこと、やりたいことができる。衆院選で294議席をいただいたからこそ、参院選は追い風ではなくアゲンストだと思っている。それでも勝てる態勢をつくらねばならない」
──秘策はあるのか
「会った人、握手した人の数しか票は得られない。現職であれば、この5年間何をしていたのか点検して対策を取っていくということだろう。ただ、自民党は(今回改選を迎える)2007年の参院選で大きく負けたので、新人や元職がほとんどだ。そこで、今回の衆院選当選者の4分の1を占める1回生が重要になる。1回生には『自分の選挙だと思って戦え。他人の選挙をやれない人は、自分の選挙も弱い』と言っている」
──女性閣僚や党役員が増えた。自民党は変わったか
「09年衆院選で自民党が下野したのは、国民から遠い自民党になっていたからだ。来客には『いらっしゃいませ』と『ありがとうございます』を言う、民間なら当たり前のことができる自民党に変えていく。昨年12月には、党本部の受付のガラス壁が撤去された。小さなことの積み重ねで、少しずつ変わっている」
──一部報道には、安倍首相と石破氏が「微妙」「不仲」で、人事に「不満」ともいわれる
「夕刊フジにも『安倍・石破暗闘』とか書いてあったね。確かに、今まで接点はあまりなかった。出身派閥が違うし(安倍首相は福田赳夫元首相を源流とする町村派、石破氏は福田氏と“角福戦争”を演じた田中角栄元首相に連なる額賀派出身)、歩んできた道のりも違う。いわゆる、毎日電話やメールをするような関係ではない」
──やはり不仲なんじゃ…
「安倍首相は、リーダーとしての明確な理念がある方だ。昨年9月に幹事長を拝命してから、やりにくいと感じたことは1度もないし、お支えしがいがある。大体、私も安倍首相も、そんなつまらないことを考える暇はない。誰がそんなことを喧伝するのか、と考えれば話は簡単で、敵対勢力は2人を不仲ということにして弱体化させたい、マスコミはその方が面白い、ということなんだろうね」
──昨年12月21日、安倍首相とともに、山岡鉄舟が明治維新に殉じた人々の菩提を弔った「全生庵」(東京・谷中)で座禅をしたと聞いた
「安倍首相は、5年前くらいから座禅を続けておられるようだ。11年の暮れに誘っていただき、今まで数回、一緒に座禅を組んだ。生臭い話などはせず、静かに『無』の心境になり、同じ時間を過ごさせていただく。無の境地は難しいけどね」
──田中派の先輩に当たる小沢一郎氏が昨年末、日本未来の党を分党した
「政党交付金をもらうためだけのような政党が、できては消える。交付金は政党の実績に対して支払われるべきで、こんなやり方は政治不信を深めるだけだ。小沢氏は子ども手当など、できもしない政策を掲げ、国民をペテンにかけて政権を取り、今度は『脱原発』に飛びついた。こうした小沢氏のいつものやり方に、国民は飽き飽きしていると思う。野田佳彦前首相の大きな功績の1つは、小沢氏の政治生命を事実上、終わらせたことにあるのではないか」
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