25. JohnMung 2013年1月05日 02:25:09
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*阿修羅閲覧者、国民有権者のみなさん 関係団体の方々が懸念されていること、そして、国民のいのちと暮らしにどのような危惧されることがあるかを確認しておきましょう。 そして、ご自身で情報検索し、しっかり自主的に判断しましょう。 さらに、しっかり意思表示し、身近な人々、友人知人らと話し合いましょう。 TPPは、気づいたら、なんとなく、事が運んでいたではいけないと思います。 私は、反対の立場から、ネット内外で精一杯、行動を開始する所存です。 2012年08月30日(木) 第37回TPP即時撤回を求める会総会の開催 8月30日(水)の8時から、自民党本部701会議室において、 第37回総会を開催致しました 今回会合では、関係団体(JA全中、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会)から団体要請を受けるとともに、関係省庁から現在のTPPをめぐる状況についてヒアリングし、出席議員からの意見・要望をいただきました。 今回は、約50名の国会議員が参集しました。また、農業関係団体および医療関係団体にお越しいただいたとともに、前日に全国農政連主催のTPP反対集会が開催されていたことから、大勢の傍聴者が会場に溢れました。 ≪挨拶≫ 【加藤紘一 総合農政・貿易調査会長】 ・ 民主党のやり方はあまりに怖い時がある。そんな段取りあり得ないということを平気でやる。TPPもそれをやられたら怖い。しっかり警戒しないといけない。 【森山裕 TPP参加の即時撤回を求める会会長】 ・ 米韓FTAが発効して6ヶ月経ち、農業や医療でも問題が出始めている。 ・ 今の政権にやらせていてはあまりにも不安だ。 最後まで断固として闘い抜く必要がある。 ≪団体要請≫ 【全国農業協同組合中央会】 (出席:萬歳会長、村上副会長、飛田副会長、冨士専務理事) ・ 7月上旬に産経新聞が8月末に「野田首相が参加表明する方針を固めた」と報道されてから、官邸に対する要請運動を全力で展開してきた。しかし、9月APEC・国連総会で、野田首相が踏み込んだ発言をする懸念はぬぐえない。 ・ 国民合意がされていない中で、なし崩し的に手続きをすすめることは絶対に許されない。連携の輪を広め、一致団結してTPP参加を断固阻止するため頑張る。 【日本医師会】 (出席:羽生田副会長、中川副会長) ・ 総論的に公的医療保険はTPPの俎上にのぼらないとの議論があるが、金融サービスで公的医療保険に対する民間保険の参入、投資分野で株式会社の参入、知的財産分野で薬価や医療技術が対象になる懸念があり、これまでのアメリカの日本への要求を考えれば、TPP参加はあまりにも危険である。 【日本歯科医師会】 (出席:歯科医医師会 宮村副会長、柳川常務理事 歯科医師連盟 村田副理事長、砂川常任理事) ・ 非関税障壁を撤廃するということは、日本自身のきまりをなくすことであり、国が溶けるということだ。 ・ 日本の国民皆保険制度という素晴らしい制度は、お互いを支えるためにお互いがある程度の我慢をするという日本人の慣習・伝統文化があってこその制度であるため、アメリカのような個人・自由主義の精神が深く入り込めば、制度全体が壊されるという懸念は、杞憂ではなく、リアルな危惧である。 【日本薬剤師会】 (出席:小田副会長、寺山専務理事) ・ アメリカは、知的財産権を強め、ジェネリック薬品の抑制を図ったり、アメリカの薬品を高く売ったりすることが予測される。 ・ 医薬品への圧力は、国民皆保険の一部である公的薬価制度が壊されることにつながる。安易なTPP参加は認められない。 ≪外務省からの状況説明≫ ・ 第13回交渉会合は、7月2〜10日に米国・サンディエゴで開催。第14回は、9月6〜15日に米国・リーズバーグで開催予定。さらに、年内にもう1回開催される見込み。 ・ 8月中旬にボーカス米国上院財政委員長が来日し、8月23日に野田首相および玄葉大臣と、それぞれ会談した。 会談では、米国からのシェールガスの輸入について、TPPについて、米国産牛肉の輸入について、意見交換をした模様。 ≪出席議員からの主な意見・要望≫ ○ 今の現状では、国民的議論が喚起されているとは到底思えない。 ○ いくら議論しても政府は結論ありきでやっているにすぎない。アメリカ保護の内容について役人は受け入れている。マスコミもねじがまかれている。反対意見を業界エゴとしか報道しない。自民党は紳士的すぎる。怒り狂うべき。 仮に条約締結されても、政権奪還時に国会で破棄するぐらいのことを、この場で確認すべき。 ○ 米韓FTAで薬価は大変なことになっている。TPPに入れば、間違いなく国民皆保険は崩されていく。日本がこれまで作ってきた暮らし方が変えられてしまうという危機感が、国民に伝わっていないのではないか。 ○ 自民党政権となっても心配なのは、安全保障と引き換えにTPP参加を売ってしまうのではないか。また、経団連は参加に賛成だ。最終的にはこういった要素でねじまかれる可能性がある。そういったことへの歯止めが党内で必要だ。 ○ 例えばがん治療などで、日本で200万円の治療が、アメリカでは2000万円かかる。国民は、日本の医療制度の素晴らしさが、当たり前になっていて分かっていないのではないか。マスコミに国民の大半が賛成だと言わせてはダメだ。本会としても心してPRしていくべきだ。 ○ ボーカス財政上院委員長と野田首相・玄葉外務大臣との対談の中で、アメリカからシェールガスの輸入を認めてもらうのかどうか話が出ていたようだが、シェールガスは、カナダの方が持っているし、アメリカのように輸入規制もしていない。そこに乗っては高い買い物になる。 今の政権は交渉の仕方がなっていない。アメリカが本当に何を狙っているのか見極めないと大変なことになる。 ○ これから、党内の総裁選がある。TPPを明確に争点の一つとして扱わせるべきだ。反対という党内決定をしたのだから、これを無視したり、何となくで流そうとしている人は、総裁にしないということだ。 ○ 推進派は早く入って、ルールメーキングすべきといっていたが、もう既にルールメーキングに参加などできないはずだ。 ※ 先生方からの議論をいただいた後に、森山会長より「団体及び先生方から貴重な意見をいただいた。 特に総裁選への対応は極めて大事なので、適時適切な対応をしていきたい」旨の挨拶があり、閉会しました。
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