http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/215.html
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http://31634308.at.webry.info/201301/article_2.html
2013/01/01 22:08 かっちの言い分
安倍首相というか、自民党は、原発について、選挙前には一切述べていなかった。また公明党も原発について、印象に残っていないので、原発については曖昧な言い回しにしてきた。それが、大勝した途端、以下の記事に象徴されるように脱原発を、3年間の検討期間など全く嘘で、就任早々態度を豹変させた。
「希望を政策にしない」 安倍首相、原発ゼロ見直し表明 福島視察
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121229/plc12122918530009-n1.htm
安倍晋三首相は29日、就任後初の視察先として福島県を訪れ、東京電力福島第1原発などを視察した。首相は記者団に「希望を政策にするのではなく、責任あるエネルギー政策を進めていく」と述べ、民主党政権が掲げた「2030年代の原発稼働ゼロ」目標を見直す考えを示した。
安倍首相は、脱原発、ゼロ原発は「希望」と述べている。「希望」は政策に出来ないという。しかし、国民の希望を実現するのが「政治」ではないか?国民の60%が希望している脱原発を、高々国民の投票率が30%程度の自民党の党首が、脱原発は「希望」程度のものだから、それを実現しないと述べている。これは、もう驕り以外の何物でもない。国民が希望するものを政策にするのが政治である。
自民党が脱原発を希望として、それに投票した有権者が原発の一切合財の負担をするというなら、それはそれで構わないが、しかし、原発だけはその人達だけにクローズしない。一度事故が起これば、原発を望まない人たちまで巻き込んでしまう。また10万年単位で核汚染物質を管理する費用を原発推進者で出してもらうならそれでいい。しかし、実際は原発を望んでいない国民も税金で負担しなければならない。少なくとも国民が電力の種類を選べるように発送電分離をしなければならない。これとても、自公は積極的な公約はない。これも行わないつもりである。
首相、原発新設を容認 「福島第一とは違う」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012123102000099.html
安倍晋三首相は三十日、TBS番組で今後の原発政策をめぐり「新たにつくっていく原発は、事故を起こした東京電力福島第一原発とは全然違う。国民的理解を得ながら新規につくっていくということになる」と、新規の原発建設を容認する姿勢を示した。
また上記は新たに作っていく原発は福島の原発と違うという。こんな子供騙しの言い方で騙されない。これから作る原発の前に、まず54基の原発をどうするのかが問題なのである。この原発は逆説的に言えば、安倍首相が自ら「危険」だと言っているようなものである。ほとんどは、日立、東芝が作った福島原発と同じことはわかっている。こんな中学生でもわかる理屈に騙される国民は不幸である。
上記のような安倍首相の方針を真剣に心配し批判しているのは東京新聞だけである。読売新聞とは正反対である。東京新聞は以下の社説のように自公の政策を痛烈に批判した。むしろ、一般国民と同様に怒りをもって自民党の原発政策は間違っていると言う。ここまで言うマスメディアはジャーナリズムの鏡と言っていい。少なくとも東京、関東の新聞購読者は東京新聞を選べばいい。それは、国民がマスメディアを育てることになる。
原発維持方針 3・11をもう忘れたか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012122802000108.html
3・11は世界を変えた。ところが第二次安倍政権。発足早々、何の議論もないままに、原発の早期再稼働はおろか、新増設にも含みを持たすとは。福島の被害は続くのに、もうあの衝撃を忘れたか。
あまりにも乱暴すぎる転換だ。自民党は何ら変わってはいないのではないか、そう思われても仕方ない。
この自公の原発推進政策の自公を抑えるには参院選挙で過半数を取らさないことが必須である。これには、最早巨大な自民党の勢力を封じ込めるには小党がバラバラで運動していても損失が大きい。国民の利益を考えた大同が必要である。
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