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2012-12-31 陽光堂主人の読書日記
安倍は昨日、TBSの番組に出演し、原発について「新たに作っていく原発は事故を起こした(東京電力福島)第一原発のものとは全然違う。国民的な理解を得ながら新規に作っていくことになるだろうと思う」と述べ、新規建設に前向きな姿勢を示しました。
福島原発事故はまだ収束していないのに懲りずに原発を作り続けようというのですから、呆れたものです。核武装の目的と兵器用ブルトニウムを委託生産していることから、原発廃止など到底できないのです。
使用済み核燃料の保管施設がほぼ満杯の状態なのに、どうするつもりなのでしょうか? 茂木経産大臣が示唆しているように、危険で見通しの立っていない核燃料サイクルを続行するつもりなのでしょうが、正気の沙汰とは思えません。
新規建設を正当化するに当たり、安倍は事故を起こした福島第一原発は古く、最新のものは安全だという論を展開しています。昨年の震災当時、福島第二原発も、女川原発も大丈夫だったじゃないかというわけです。
しかしこれは事実と相違していて、福島第二原発も危機的な状況に陥っており、紙一重の状態であったことが今では明らかになっています。昨年5月に現地視察した国際原子力機関(IAEA)調査団も、大事故に繋がらなかったのは奇跡だと述べています。
女川原発では、原発を守る最後の砦とも言われる「緊急炉心冷却システム(ECCS)」の一部が浸水で使えなくなりました。日本原電の東海第二原発も同様でした。安倍の説明は噴飯物です。原発の安全性が保証できるような技術水準には達しておらず、今後も無理でしょう。
たとえ地震や津波などに耐えられるようにしたとしても、原発施設はテロ攻撃には極めて脆弱です。安倍は集団的自衛権行使を可能にして米軍と共に戦うことができるよう画策していますが、そうなると我国はテロ攻撃を受けやすくなりますから、余りにも無責任な方策と言わざるを得ません。
そして昨年の福島第一原発事故はテロの疑いが濃厚で、米国とイスラエルによる日本破壊工作が行なわれた見られていますから、安倍政権の原発推進政策は真に異様で、下手をするとこの国は地上から消えてしまうかも知れません。(元NSA技術者のジムストーン氏は、福島原発事故はテロであったとしています。
「破産国家米国と福島原発事故の真実」参照)
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震災で避難所暮らしを強いられている人たちはまだ32万人もいて、除染が進んでいない(できない)ために自宅に帰れない人も大勢います。それなのに既存原発の再稼働どころか、新規建設を始めるというのですから絶句するしかありません。
活断層の存在があちこちで指摘されており、廃炉にせざるを得ない原発が出て来るので、その代わりとなるものを作るつもりなのでしょう。廃炉と新規建設を巡って、今後激しい利権争いが行われることでしょう。欲に釣られる人間ほど愚かで危険な存在はありません。
東電は被災者に対して碌な補償をしていませんが、「トモダチ」作戦に従事した米兵らから訴訟を起こされ、巨額の損害賠償金を請求されています。放射能被害について知らされていなかったというのですが、米軍は我国政府よりも原発事故の情報を掴んでいますから、訴訟なら米国政府に対して行うべきです。
それでも、自国民に対して碌な補償もしない政府・東電が世界からどのように見られているか、この一事から推測することができます。都合の悪い事柄は隠蔽して人権を無視している非道の国と見られているはずです。
それなのに原発を海外へ輸出しようとしています。リトアニアでは日立が原発建設を受注しましたが、この間の国民投票で6割が反対しています。当然の話で、昨年の大事故を放置したままの国の原発など、御免被りたいはずです。
このように我国の迷走ぶりは目に余ります。不正選挙で民意が無視されているが故で、外国勢力と結託した売国奴たちが好きなように国政を壟断しているためにこうなってしまったのです。
暗い年末で展望が開けてきませんが、国民はそれでも生活してゆかなければなりません。来年は少しでも良い年になるよう祈念せずにはいられません。本年はこれで最後となります。ご愛読有難うございました。
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