http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/143.html
Tweet |
甘利経財相は、安倍首相ともどもこれまでも同様の発言をしているが、消費税増税先送りの可能性に再び言及している。先般も書いたが、財務省の意向を汲んだ発言と忖度する。
また、TPPについて、「「例外なき関税撤廃」という前提条件が変わらない限りは、交渉参加に入れないと改めて主張した。そのうえで「米国はTPPを東アジアに入ってくるための懸け橋にしようとしているが、経済大国である日本が入らないと懸け橋にならない」と述べ、米国側に理解を求めた」というのも、どういう背景があるにしろ、TPP交渉への参加を決めた野田政権には見られなかった姿勢である。
============================================================================================================================
甘利経財相「日銀との目標共有が重要」 総裁後任、財務省OB排除せず
甘利明経済財政・再生相は28日、デフレ脱却に向けて「政府と日銀の連携と意志の強さを市場に明示することが大事」と述べ、日銀と政策協定(アコード)を結ぶことの意義を強調した。日銀の次期総裁については「財務省OBでも適任の方と不適任の方がいる」と話し、財務省OBを排除しない考えを示した。
政府と日銀のアコードは安倍晋三首相が求める2%の物価上昇率目標を念頭に議論する見通し。甘利氏は目標実現までの期限を区切る案には消極的な考えを示したうえで、「政府と日銀が政策目標をどれくらい強固に共有しているか、それを達成する強い意志を市場が受け止めているか」が重要と強調した。
2014年4月に予定する消費税率上げの是非を来年秋に最終判断する際は「デフレ状況が改善していることなどを総合的に判断する」とした。
環太平洋経済連携協定(TPP)は「例外なき関税撤廃」という前提条件が変わらない限りは、交渉参加に入れないと改めて主張した。そのうえで「米国はTPPを東アジアに入ってくるための懸け橋にしようとしているが、経済大国である日本が入らないと懸け橋にならない」と述べ、米国側に理解を求めた。
[日経新聞12月29日朝刊P.5]
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK142掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。