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http://ameblo.jp/shimarny/entry-11438189622.html
2012-12-30 17:47:34
昨日の毎日新聞の「国民への詐欺的行為」の捏造は酷かったが事実は下記となる。
「嘉田代表が離党。日本未来の党が生活の党に名称変更。森副代表が代表に就任」
この結論に至る理由は、嘉田代表の両院議員総会の採決を無視した独裁にあった。
しかし、この事実から目を背け、民主主義のルールを否定し、「小沢氏が未来を乗っ取る」「生活系議員によるクーデター」「嘉田氏は選挙用」との捏造記事で国民を扇動した主犯格が毎日新聞の田中成之氏であった。
この人物には、真実や真相を突き止めるジャーナリストの使命感など皆無である。
ただ如何に注目されるか如何に関心されるか如何に話題となるかだけなのである。
もはや、読売新聞と朝日新聞に大差をつけられて存続意義を失われつつある毎日新聞が、奇をてらった見出しで注目を浴びようとする行為は解らなくもない。
しかし、事実の誤認や事実の捏造は報道機関として恥ずべき最後の一線であろう。
これにより、毎日新聞の田中成之氏という新聞記者は、報道機関の敏腕記者ではなく、間違いなく3流新聞のゴシップ記者で名を馳せることとなったのである。
田中成之氏のような事実誤認の捏造記事が主体となれば、過去の三大紙の栄光は完全に消え去り、毎日新聞は単なるゴシップ新聞の一紙に成り下がるだろう。
事実を取り上げて推論を述べることと、事実を捏造して空論を述べることは違う。
[29日 毎日新聞]クローズアップ2012:未来、党分裂 宙に浮いた卒原発 嘉田氏は「選挙用」 http://mainichi.jp/opinion/news/20121229ddn003010035000c.html
16日の衆院選の際、小選挙区で約299万票、比例で約342万票を獲得した「日本未来の党」が、投開票日から10日あまりで分裂した。342万人が投票用紙に記入した「未来」の党名も「生活の党」に変更され、国政政党としては消滅。小沢一郎氏が嘉田由紀子滋賀県知事を選挙用の看板として担ぎ出したあげく、選挙が終わるやいなや追い出した。嘉田氏が掲げた「卒原発」に寄せられた民意は宙に浮き、国民の政党政治への不信感を一層深めそうだ。
「嘉田代表には身軽になっていただいて、ただ大切な名前をどうしてもということだったので、それはどうぞ」。生活の森ゆうこ代表は28日の記者会見で、党の名称だけを嘉田氏に譲ったと強調した。「未来」は有権者に書いてもらった大事な名称だが、生活側にとっては嘉田氏とともに、もう用済みだった。
衆院選での未来の公認候補121人の約6割が生活系で「未来は生活の隠れみの」との指摘は当初からつきまとった。世論の批判が強い小沢氏の代わりに女性で自治体首長という嘉田氏の「清新さ」を利用したのが実態だ。
だが、未来は衆院選で惨敗。小沢氏は参院選に向け、民主党との連携を探り始めた。生活系議員は首相指名選挙で森氏に投票したが、参院の決選投票では民主党の海江田万里代表に投票した。未来の独自性にこだわる嘉田氏はこの戦略の障害になる。このため、代表の人事提案を拒否する「クーデター」で嘉田氏を追い込み、排除した。
28日の共同声明は「総選挙を戦った未来がなくなることは決してない」と円満な「分党」だと主張。小沢氏も記者会見で「同じ方向を目指して今後も頑張っていくことに変わりはない」と語った。しかし、分裂の経緯を問われると「横の話はまたの機会にしてほしい」と不快感をあらわにした。分党の発案者についても嘉田氏は小沢氏側としていたが、森氏は28日の会見で嘉田氏側と主張。嘉田氏は「せんさくしないことにしたい」と述べ、亀裂は隠せなかった。
「小沢さんを使いこなす」と豪語しながら失敗した嘉田氏の責任も重い。嘉田氏は27日に「少し休んで戦略を練り直す」と語ったが、分裂の結果「卒原発」を掲げた嘉田氏の主張を代弁する国政政党は消えた。選挙戦では全面的に小沢氏側に依存しており、事務局体制もカネ(政党交付金)もない。政策実現は容易ではない。
「嘉田新党」なのに自身が出馬しなかったことも、無役の小沢氏に介入を許した遠因。未来から出馬し落選した初鹿明博前衆院議員は28日、ツイッターで「落選議員に連絡も報告もなく党が瓦解(がかい)。ひどすぎる」としつつ、「国政政党の代表が国会議員にならないのは無理があった」と指摘した。【田中成之、加藤明子】
◇交付金 「生活」独り占め
日本未来の党の分裂で、未来が13年に受け取る予定だった政党交付金約8億6500万円のほぼ全額を、未来の名称を変更した「生活の党」が手にする。一方、嘉田由紀子滋賀県知事が設立する別の政治団体「日本未来の党」は政党要件を満たさず、交付金はゼロ。小沢氏は文字通り「名」より「実」を取った。
政党交付金は年間約320億円で、直近の国政選挙得票数や1月1日現在の所属議員数に応じ配分が決まる。未来は得票分だけで約4億7000万円の交付が確定していた。嘉田氏と阿部知子副代表が未来に残り、小沢氏らが離党して新党を作れば、得票分の交付金を嘉田氏らが受け取り、議員分を小沢氏らが取る決着も可能だった。しかし結果は、離党した亀井静香、阿部両氏の議員分が減額されるだけで、小沢氏側がほぼ独り占めする。未来で落選した前衆院議員も「資金が欲しいんだろう」と冷ややかだ。
これまでも政党が分裂する際は、交付金の配分が問題になってきた。小沢氏主導で結党された旧自由党の解党の際は、党に残った資金の大半が小沢氏系の政治団体に移された。また、00年4月に旧自由党の離党者が旧保守党を結成した際は、旧保守側が「分党」による交付金分割を要求したが、小沢氏が拒否。交付金を受け取れない「分派」の扱いとなり、同年6月の衆院選後まで交付金が支給されなかった。【笈田直樹】
上記の記事といい、昨日の社説といい、大元となるのは田中成之氏の下記記事だ。
毎日新聞:未来:小沢氏また「壊党」 「母屋」乗っ取る形に
http://mainichi.jp/select/news/20121228k0000m010097000c.html
新聞記者が事実をおもしろおかしく書きたてることに対して誰も文句は言わない。
しかし事実を逸脱して事実を捏造して事実でないことまで組み込んではいけない。
おそらく、田中成之氏は公正、公平、中立の大原則を無視して、小沢氏を極悪人にすれば読者が注目する、小沢氏を極悪人にすれば発行部数が伸びる、小沢氏を極悪人にすれば給与が上がるという安易な考えだったのだろう。
つまり、嘉田代表VS小沢氏の対決を公正、公平、中立に解説するべき田中成之氏が、嘉田代表のセコンドに付いて反則スレスレの凶器を渡していたに等しい。
その結果、対決の背景は問わず、対決の理由は問わず、対決の事実は問わず、嘉田代表が正しい、小沢氏が悪いとの歪んだ固定観念が捏造記事を生んだのだ。
しかし事実を逸脱して事実を捏造して事実でないことまで組み込んではいけない。
第一に、話し合いで「日本未来の党」の存続政党は「生活の党」であると決定したのに、政党交付金を取り上げて小沢氏の乗っ取りと言うのは筋違いだろう。
本来なら田中成之氏は法律にある「政党助成法」に疑問を投げかけるべきである。
この主張は「政党助成法」を無視して小沢氏にいちゃもんをつけているに等しい。
第二に、「日本未来の党」の意思決定機関である両院議員総会で決定した事実を隠蔽して、嘉田代表は小沢氏に用済みで排除されたと言うのは筋違いだろう。
本来なら田中成之氏は各政党の「両院議員総会」に疑問を投げかけるべきである。
この主張は「両院議員総会」を無視し小沢氏にいちゃもんをつけているに等しい。
第三に、小沢氏は「民主党」から「生活の党」に至るまで、政党は変われど政策は2009年民主党マニフェストと変わらない事実を隠蔽して、「権力闘争」「選挙互助会」「壊し屋」「純化」と決め付けるのは筋違いだろう。
本来なら田中成之氏は他党のマニフェストの変質に疑問を投げかけるべきである。
この主張は「マニフェスト」を無視し小沢氏にいちゃもんをつけているに等しい。
これらが3つが示すのは、毎日新聞の田中成之氏が、法律を無視してでも、民主主義を無視してでも、選挙公約を無視してでも、もっと言えばジャーナリストを放棄してでも「小沢氏=悪」と書きたいだけなのである。
この結果、記事内容はワイドショーやゴシップ誌と遜色ない出来栄えなのである。
そして、偏向報道の問題はこの事象だけに止まらず既存メディアに蔓延している。
既存メディアは、事実を伝え真相を解明する本来あるべき姿は消え失せ、既得権に胡座を掻き読者を減らさない事、視聴率を落とさない事が最優先なのである。
全てがワイドショー化、コシップ化となり報道機関の質が圧倒的に低下している。
これらを変えるには真実報道を伝えようとする新興メディアの結集が鍵となろう。
新興メディアが、既存メディアの偏向報道を徹底的に断罪しなければ変わらない。
この状態が変わらず継続していけば、最終的に事実を捏造されたまま国民が扇動されることに繋がり、大本営発表と何ら変わらぬ事態も想定されるのである。
福島原発事故で、既存メディアの隠蔽や捏造を思い知った国民は多いはずである。
既得権に胡座を掻いて真実報道をしない既存メディアを解体しなければならない。
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