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2012/12/30 【稗史(はいし)倭人伝】
8億円余りの政党助成金が目当てで、小沢一郎が嘉田・飯田・阿部の3人を追い出して、未来の党を乗っ取ったのだとか。
もっぱらマスコミの非難は小沢の助成金の独り占めと嘉田使い捨てということに集中している。
8億円という額が正しいのかどうかはひとまず措いておこう。
ところで、分党でなく、生活グループ15人が離党したとするとどうなるか?
8億円の半分の4億円は生活グループにいく。
議員数割りの分である。
やっかいなのは得票数割りの計算である。
衆議院選挙ばかりでなく、直近の参議院選挙の得票数も加味されるようだ。
すると”未来”の得票300万余りを嘉田・飯田・阿部の3人でとったとして、”生活グループ”を追い出した後の金額を独り占めしたとしても2億円〜4億円の間か。
だが嘉田・飯田・阿部で取った票など微々たるものに過ぎない。
得票割りの分を嘉田が独り占めすることなど許されない。
国会議員が一人の政党に2億円〜4億円の助成金!
生活グループの得票をすべて”未来”の得票だと強弁したとしてその分を独占しても、どうせそのうちマスコミが嘉田一派を非難する。
ところで、今度の選挙費用についてはは誰も言わない。
ほとんどは小沢一郎が集めたお金だと思われる。
没収された供託金が3億円とか。
120人の候補者にも選挙資金を渡しているだろう。
民主党は一人2000万円以上渡している。
幹部連中にはいくら渡ったのか見当も付かない。
事務所を借りたり、選挙カーやポスター代等、馬鹿にならないお金がかかっているはずだ。
法定選挙費用は平均して1500万円〜2000万円程度らしい。
選挙区の有権者数によって差があるが。
党から一人当たり500万渡したとしても6億円。
一千万円渡せば12億円。
すべて”未来の党”の借金である。
こんなのを残されたままで”生活グループ”に出て行かれたら嘉田トリオは自己破産だろう。
小沢一郎は借金まみれの”未来”をそっくり引き受けたのである。
2〜4億円の助成金を四年間受け取ったとしても、10〜20億円の借金があっては差し引きマイナスである。
嘉田トリオとしては、分党提案は”渡りに船”であったろう。
嘉田は、”マイナスからの出発”ではなく”ゼロからの出発”ができたのだ。
例によって小沢一郎は弁明はしていない。
しかし、事情説明は必要なのだ。
小沢一郎には落選した前議員、落選した候補者、応援している有権者、そして全国民に対する責任があるのだ。
”お天道様は見ている”というのは間違いである。
それは余りにも人が良すぎる。
お天道様は何も見ていない。
ただ光を投げかけているだけである。
善人にも悪人にも平等に。
お天道様は見ていない。
見ているのは人なのだ。
人は話さなければ分からない。
政治家はそれを前提に行動しなければならない。
個人の美徳と政治家の美徳とは異なる。
”政治家”小沢一郎には、せめて”お天道様は見ている”から、”話せば分かる”への転換を求めたい。
『生活の党』の来年の飛躍を願ってやまない。
今年も当ブログにお運びいただきました皆様に、謹んでお礼を申し上げます。
皆様が良い年をお迎えくださるように願っております。
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