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http://ameblo.jp/shimarny/entry-11437508197.html
2012-12-29 18:43:34NEW Shimarnyのブログ
ご都合主義から批判したりしなかったりする既存メディアの偏向報道が目に余る。
有権者への裏切り行為、詐欺的行為と断罪するのは公約違反をしたときであろう。
あれほど選挙では政局ではなく政策で選ぼうと国民を煽りながら、殊更小沢氏に関しては政策ではなく政局で扱い、権力闘争に見立て偏向報道するのである。
しかも、選挙公約が変わらなくても有権者に対する背信行為と断罪するのである。
政党で公約を違反することと党代表を交代することでどちらが裏切りとなるのか。
国民が絶対に忘れてはいけないのは、マニフェスト違反であり国民に嘘をついた消費税増税法案の成立における既存メディアの一斉擁護の報道である。
参考記事:遂に官僚機構のプロパガンダ化、不信任案と問責決議案で増税法案が廃案の可能性で怒り狂う既存メディア
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11322495213.html
完全なる国民への詐欺的行為なのに、既存メディアは批判せず擁護したのである。
むしろ、野田前総理に国民を裏切れ国民を欺け国民を騙せと脅迫したと言えよう。
このような倫理感が欠如した既存メディアが、国民との約束を守ろうと政権与党を離党して、政党が変わっても「消費税増税反対、10年後の原発ゼロ、TPP参加反対」の政策がブレない小沢氏を批判できるだろうか。
これまで度重なる偏向報道を繰り返してきた既存メディアこそ詐欺的行為である。
[29日 毎日新聞]社説:未来はや分裂 国民への詐欺的行為だ
http://mainichi.jp/opinion/news/20121229k0000m070115000c.html
これは1票を投じた有権者に対する詐欺的な行為である。結党からわずか1カ月。日本未来の党が衆院選が終わった途端に分裂した。
党は小沢一郎氏ら旧「国民の生活が第一」系議員が引き継ぐ形となり、党名を「生活の党」に変更する。一方、代表だった嘉田由紀子滋賀県知事は「未来」の名称を引き継ぐというが、国会議員は阿部知子氏のみで政党要件を満たさず政治団体扱いとなる。実態は嘉田氏らが追い出された格好だ。
しょせん小沢氏と嘉田氏は水と油だったといえばそれまでだ。だが、あまりにも醜悪な分裂劇だった。発端は嘉田氏が自身と阿部氏を共同代表とする意向を示したのに対し、小沢氏系議員が小沢氏の共同代表就任を求め猛反発したことだ。
民主党を離党し、旧生活を結成したものの支持率低迷が続いていた小沢氏らにとって、嘉田氏を代表とする新党への衣替えは、小沢氏のマイナスイメージを隠す狙いがあったはずだ。ところが衆院選で「嘉田効果」は乏しく、議席が激減すると一転して嘉田氏に不満が爆発する。要するに嘉田氏はお飾りに過ぎず、実態は「小沢党」だったことをあからさまに認めたようなものだ。
手続きを急いだのは、政党交付金の額が1月1日時点の国会議員数などに応じて決まる事情以外に考えられまい。8億円以上になるとみられる交付金は小沢氏側が手にする。
だが、惨敗とはいえ比例代表で未来が獲得したのは約340万票に上る。まさか選挙後、直ちに分裂すると思って投票した人はいないだろう。「水と油」と分かっていても、「卒原発」を掲げてきた嘉田氏が代表だから投票した人もいるだろう。にもかかわらず、なぜ大敗したのかの反省もなく、勝手に分裂した揚げ句に交付金=税金だけは手にするというのだ。いくらルールに基づいた手続きとはいえ、大きな疑問を抱く。
小沢氏らにとって「卒原発」の訴えも衆院選をしのぐための単なる道具だったのではないかとさえ疑う。一方、「小沢氏を使いこなす」と言っていた嘉田氏もまったく力不足だったということだ。自民党政権の復活で原発政策の見直しが急ピッチで進もうとしている中、今回の内輪もめは脱原発への機運もそぐ可能性がある。その責任も大きい。
それにしても小沢氏は一体、何度、政党を作っては壊すのだろう。政党は自らの権力闘争の道具であっていいはずがない。政治家が生き残るための選挙互助会であっていいはずもない。衆院選での未来の敗北は有権者の多くがとっくにそれに愛想を尽かしている証明でもある。まずそれに気づいた方がいい。
結果論でいえば解党的出直しができず党名も代表も新たにゼロから出発となった。
嘉田代表の記者会見で述べた下記の言葉で、小選挙区約300万人と比例代表約340万人の支持者並びに関係者の全ての人が納得するしかないのだろう。
「小選挙区約300万票、比例代表約340万票の支持を寄せてくださった国民の皆さまに申し訳なく心よりお詫び申し上げる。衆院選で掲げた理念と政策は二つの団体、多くの同志に引き継がれる。今後も手を携えていく」
日本未来の党はゴタゴタ劇に「ノーサイド」を宣言して2つの団体で再出発する。
これまでの経緯は下記が全てであろうが、もはやグダグダ言ってもしょうがない。
参考記事:「日本未来の党」から「生活の党」へ名称変更、真相は嘉田代表のワガママ通した離党劇
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11436805599.html
重要なのは、「日本未来の党」のゴタゴタ劇で340万人の支持者から、党名「生活の党」に変更して森代表が就任して、それでも「生活の党」に残る支持者は少なく見積もっても半減以上となるという現実であろう。
600万人とも言われた小沢支持者がもはや100万人前後しかいないだろう。
この状況で支持者を半年という短期で爆増させるためにはどうすれば良いのか。
少なくとも現在の状態のまま、巨大与党となった自民・公明両党に対抗するため、政策そっちのけで他の野党と共闘を目指していけば、支持者が現状維持のままか支持者がもっと減って消滅するかの2つの選択しか残らない。
たとえ他の野党で共闘体制ができたとしても、衆院選での得票議席から言って立場的に非常に弱く、参院選で現状議席の確保が精一杯という結果となるだろう。
つまり、自公連立政権との対立軸となるべく民主党、日本維新の会、みんなの党など野党と共闘していくというよりも、一線を画して活動したほうが良い。
これは、選挙結果を分析して勝った理由と負けた理由を比べれば明らかである。
参考記事:小沢氏は中道左派で第二の日本改造計画を示すべき、国民は民主党政権の失敗で左派政党にNO
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11431126931.html
参考記事:小沢氏は「国家20年の計」の執筆を、バラマキと新自由主義に続く国家ビジョンを切望
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11431809691.html
何よりも行うべきは小沢氏が新しい国家ビジョンを国民に提示することである。
今回「消費税増税反対、10年後の原発ゼロ、TPP参加反対」で大惨敗したのに、次回「10年後の原発ゼロ、TPP参加反対」だけで戦えるだろうか。
消費税増税法案成立から衆院選まで、民主党を嘘つき政党、日本維新の会を野合、みんなの党を新自由主義と散々な批判してきて一緒に戦えるだろうか。
それこそ既存メディアと何ら変わらぬ既得権の争奪戦に加担することに等しい。
まずは、小沢氏が新しい国家ビジョンである第二の日本改造計画を示して、応援してくれた支持者に勇気を与えて、去っていった支持者を呼び戻して、新しい支持者を掘り起こして、小沢氏による風を起こすべきである。
日本の政治は、バラマキに対峙できる政策、新自由主義に対峙できる政策、米国化政策に対峙できる政策など主要な方向性に選択肢がないことが問題だろう。
つまり、国民に明確な選択肢を示すため第二の日本改造計画が必要なのである。
おそらく第二の日本改造計画が出れば「社会自由主義」がキーワードとなろう。
小沢氏には、「日本改造計画」によって「新自由主義」を浸透させたように、第二の「日本改造計画」によって「社会自由主義」を浸透させてもらいたい。
明確な国家ビジョンが示されれば自公政権との決定的な対立勢力になりえよう。
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