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2012/12/29 22:19 かっちの言い分
各社の社説を見ていたが、今回の未来の党の分党に、一番酷い言い方をしているのは毎日新聞である。毎日新聞、読売新聞、朝日新聞は、小沢氏のやることなすこと批判するが、今日時点でわざわざ惨敗して取るに足らない政党を捕まえて、さらに小沢氏を悪者に書いている。
ここまでくれば、公の新聞を使って、「小沢氏」を「いじめ」しているようなものである。特に、今回の分党を「詐欺的行為」とまで述べている。こんなことは、ここまで書けるものである。ここまで書いても、小沢氏は何も言わないと思っているからである。
記事によれば、嘉田氏と小沢氏を「水」と「油」と表現している。これも、度を超した言い方である。これは、嘉田氏が、「家風が違う」ということを別な言い方をしているのだろう。嘉田氏は成田離婚と言ったが、このの強烈な負の言い方も嘉田氏から発せられている。まるで小沢氏が追い出したと書かれているが、そのまま嘉田氏が代表なら、選挙費用の負債を全て負わなければならない。森氏側から言えば、お金の借金は残して去って行ったと思っているだろう。毎日は全ての原因は、小沢氏一人にあるいう論理であるが、もし書くなら代表である嘉田氏についても書くべきである。
嘉田氏の旗の下で、今回落選した候補者の中には、一度も声を掛けてもらっていない人もいる。その責任も本来全て代表の責任である。全て悪者は小沢氏という論調である。これを書いた論説委員の顔が浮かぶが、これほど個人攻撃の酷い記事を書く新聞は、公平さに極度に欠ける。ここまで書かれても小沢氏は沈黙するだろうが、名誉棄損で訴えてもよいレベルである。
社説:未来はや分裂 国民への詐欺的行為だ
毎日新聞 2012年12月29日 02時31分
これは1票を投じた有権者に対する詐欺的な行為である。結党からわずか1カ月。日本未来の党が衆院選が終わった途端に分裂した。
党は小沢一郎氏ら旧「国民の生活が第一」系議員が引き継ぐ形となり、党名を「生活の党」に変更する。一方、代表だった嘉田由紀子滋賀県知事は「未来」の名称を引き継ぐというが、国会議員は阿部知子氏のみで政党要件を満たさず政治団体扱いとなる。実態は嘉田氏らが追い出された格好だ。
しょせん小沢氏と嘉田氏は水と油だったといえばそれまでだ。だが、あまりにも醜悪な分裂劇だった。
手続きを急いだのは、政党交付金の額が1月1日時点の国会議員数などに応じて決まる事情以外に考えられまい。8億円以上になるとみられる交付金は小沢氏側が手にする。
だが、惨敗とはいえ比例代表で未来が獲得したのは約340万票に上る。まさか選挙後、直ちに分裂すると思って投票した人はいないだろう。「水と油」と分かっていても、「卒原発」を掲げてきた嘉田氏が代表だから投票した人もいるだろう。にもかかわらず、なぜ大敗したのかの反省もなく、勝手に分裂した揚げ句に交付金=税金だけは手にするというのだ。いくらルールに基づいた手続きとはいえ、大きな疑問を抱く。
小沢氏らにとって「卒原発」の訴えも衆院選をしのぐための単なる道具だったのではないかとさえ疑う。一方、「小沢氏を使いこなす」と言っていた嘉田氏もまったく力不足だったということだ。自民党政権の復活で原発政策の見直しが急ピッチで進もうとしている中、今回の内輪もめは脱原発への機運もそぐ可能性がある。その責任も大きい。
それにしても小沢氏は一体、何度、政党を作っては壊すのだろう。
政党は自らの権力闘争の道具であっていいはずがない。政治家が生き残るための選挙互助会であっていいはずもない。衆院選での未来の敗北は有権者の多くがとっくにそれに愛想を尽かしている証明でもある。まずそれに気づいた方がいい。
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