http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/904.html
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「産経新聞が勝ち誇ったように米官業トライアングルの本音を語る!!
産経の論調は、良い意味でも悪い意味でも、とても分かりやすい。2012年12月28日の産経ニュース「さあ、孫崎氏を国会に呼ぼう」というコラムは、米官業既得権益勢力を代弁する御用新聞の一つとして、彼らエスタブリッシュメントの本音を余すところなく示した記事である。
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さあ、孫崎氏を国会に呼ぼう 2012.12.28 (MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121228/plc12122807250010-n2.htm
(前段省略)
さてあの人、元外務省国際情報局長、孫崎享(うける)氏は、この結果をどう評するだろうか。
「日本の戦後指導者の多くが米国に操られてきた」。そう断じた元外交官に、政権交代を機に弁明を求めたい、と考える政界人は少なくない。私も、孫崎氏をぜひ国会に呼び、論議の場をつくってほしい、と思う。鳩山由紀夫氏について出馬断念する前に、この欄で、「その無定見を拒否したのは日本の国民」と書いたが、結局、その通りになった。彼の政治家としての失敗は本人の資質に起因しており、孫崎氏のように、“対米自主”路線への米国の圧力にからめても意味がないのだ。
孫崎氏は首相当時の鳩山氏に何度も会い、沖縄の米軍普天間飛行場の県外移設を進言した。最近では、小沢一郎氏の旧「国民の生活が第一」とほぼ同じ主張を述べて、「修羅場から逃げない。失うことを恐れない」を、政治家の条件と言っていた(著書『アメリカに潰された政治家たち』)。
だったら率先垂範、自ら出馬した方が早いだろうが、そうならなかったのは残念だ。
新政権には、麻生氏と安倍晋三氏という“対米追随”の両雄が返り咲いた。残念というのは、外務省で局長までつとめ、防衛大学校でも教えた孫崎氏が野党議員の一人に列していたら、さぞや立派な土俵下の審判になっただろう、と思うからである。「追随」と並べれば「自主」が心地よく響く。だが鳩山氏を出すまでもなく、それが現実の国際舞台で有効かどうかは別問題で、よく吟味する必要がある。(編集委員 平山一城)
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二昔くらい前、愛国保守新聞を気取り一世を風靡した産経新聞が、今や対米隷属や韓半島隷属の王道を行くマスコミとなってしまった。フジサンケイグループのフジTVは、フィギュアスケートのキム・ヨナを氷上の妖精のように祭り上げ、控えめで質素な美を持つ大和撫子の浅田真央ちゃんを貶めた事実は、産経グループ堕落の一例である。
上記の孫崎享氏に対する八つ当たりを見ると、何を血迷ったことを言っているのかと思えて、産経の幼稚な世界観が丸見えになるが、そういう感情論はさておき、産経が米官業のトライアングルで構成される既得権益構造体の正直な本音を述べていることは確かだ。この記事から言えることは、孫崎氏が展開した基本的な日本戦後史が、対米隷属派と対米面従腹背派の拮抗関係で進んできたという、日米史の裏側を端的に暴いたことが悔しくてたまらないというところだろう。
平山一城氏は、「『日本の戦後指導者の多くが米国に操られてきた。』そう断じた元外交官(孫崎氏のこと)に、政権交代を機に弁明を求めたい、と考える政界人は少なくない。」と書いているが、ここに米官財トライアングルの孫崎氏に対するいら立ちが強く表れている。孫崎氏の著書『アメリカに潰された政治家たち』の10ページにはこう書いている。
「国民の与(あずか)り知らぬところで何かが起き、いつのまにか総理の首がすげ替えられることはよくあります。しかも政権が変わるたびにアメリカのプレゼンスが増大しているのです。日本の戦後史はその繰り返しだったと言ってもいいでしょう。」
孫崎氏は「国民の与り知らぬところで何かが起き」とさりげなく触れているが、田中角栄元首相のロッキード疑獄を見ても分かるが、アメリカの逆鱗に触れた首相は失脚している。中には、国民の見えないところで、CIAや横田幕府の強い脅しを受けて首相が失脚している可能性がある。鳩山由紀夫元首相もその類の強い圧力を受けたと思う。『泥棒国家日本と闇の権力構造』(中丸薫&ベンジャミン・フルフォード/徳間書店)には、「東京にあるアメリカの横田基地が、日本の政府を見張る“幕府”のような存在になっている」と書かれてあり、米国の言うことを聞かなかった竹下元首相が、横田のMPに連れ去られ、太平洋上でヘリコプターで吊るされたとかいうことが書かれてある。
15年ほど前になるが、神州の泉は横田幕府が首都東京を睥睨している事実を、横田基地の将校と親しかった人物から、生々しい体験談として聞いたことがある。だから、中丸薫女史の語る「ヘリコプター逆さ吊りの件」は、かなりのリアリティを感じるのである。戦後宰相のほとんどは米国に操られてきた。この事実をずばっと指摘した孫崎氏を、米国と日本のエスタブリッシュメントが苦々しく思っていることは事実であろう。この産経記事は、その思いを正直に代弁している。
産経のこの記事一つを見ても、安倍新政権が完全な対米隷属政権であることを如実に示しているが、その事実を指摘されたくないという、既得権益勢力の焦りが垣間見える。」
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2012/12/post-a4bc.html
孫崎氏は元外務官僚ですが、現在は一介の私人です。その私人をメディアが名指しで批判するなど、そうそうある事ではありません。むしろ、よほど痛い所を突かれている、という事ではないでしょうか。それから、鳩山氏への恨みも相当なもののようですね。
関連
鳩山-小沢ラインによる第一次民主党は、“年次改革要望書”を廃止した救国政権だった!(神州の泉)
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/914.html
投稿者 JAXVN 日時 2012 年 12 月 13 日 23:43:18: fSuEJ1ZfVg3Og
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