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日本未来の党の分党について会見する、嘉田由紀子滋賀県知事(左)と小沢一郎氏=28日、滋賀県大津市のピアザ淡海(門井聡撮影)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121228/stt12122823500017-n1.htm
2012.12.28 23:48 産経新聞
日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は28日、旧「国民の生活が第一」の小沢一郎代表らと大津市内で記者会見し、日本未来の分党を正式発表した。日本未来は「生活の党」(代表・森裕子参院議員)に党名変更し、小沢氏と同氏に近い議員の計15人で活動を続ける。嘉田氏は離党し、新たな政治団体「日本未来の党」を立ち上げる。日本未来は結党からわずか1カ月で分裂した。
この日の会見には嘉田、森両氏の新旧代表と、小沢氏が出席。最後は3氏で握手するなど“円満離婚”をアピールした。
嘉田氏は冒頭「小選挙区約300万票、比例代表約340万票の支持を寄せてくださった国民の皆さまに申し訳なく、心よりおわび申し上げる」と陳謝した。
嘉田氏は「(衆院選で)掲げた理念と政策はふたつの団体、多くの同志に引き継がれる。今後も手を携えていく」としながらも、分党する理由について「『家風』が違った。意思決定の仕方も違った」と語った。今後は新生日本未来で、ともに離党する阿部知子衆院議員らと行動する見通し。
小沢氏は「嘉田、森両氏の新旧代表の記者会見だ」と発言を拒んでいたが「再び籍を入れるか入れないかは別にして、お互いの目標を達成するためにやっていけばいい」と語り“復縁”がないことを示唆した。
各政党に支払われる政党交付金が決まる1月1日を目前にした「駆け込み」分党。旧日本未来が受け取るはずだった平成25年分の約8億6千万円(産経新聞試算)の大半は生活の党が受け取ることができ、新たな日本未来は交付金を受け取ることはできない。
嘉田氏は周囲に「(政党助成金は)手切れ金みたいなもの」と、納得済みの分党であると語っているが、しこりが残るのは必至。
小沢氏に対しては民主党や日本維新の会も距離を置いており、今後、衆院で3分の2の議席を持つ巨大与党に対抗するための野党共闘に暗い影を落とすことになった。
これまでの日本未来は「卒原発」を掲げて11月28日に結党。先の衆院選で公示前の62議席から9議席に大きく後退した。また、所属国会議員17人のうち15人が旧生活議員。嘉田氏が24日の両院議員総会で、阿部氏を共同代表とする党執行部の人事案を示したが、旧生活議員が小沢氏を共同代表にするよう求め、内紛が激化していた。(松本学)
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