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滋賀県議会の本会議で厳しい表情を浮かべる嘉田由紀子知事
結党1か月・未来の党、もう分裂 嘉田代表「小沢系」排除し分党へ
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121226-OHT1T00203.htm
2012年12月27日06時03分 スポーツ報知
安倍首相誕生の裏で、生まれたばかりの日本未来の党の分裂が決定的になった。同党の代表・嘉田由紀子滋賀県知事(62)は26日、年内にも小沢一郎元民主党代表(70)のグループと決別し、分党に踏み切る考えを示した。県庁で記者会見し、明らかにした。同党の阿部知子氏(64)も「修復は難しい。成田離婚ですね」と同調。嘉田氏は「小沢氏を使いこなす」と意気込んでいたが、結党1か月で分裂する異例の事態となった。
「修復は難しい。もう、成田離婚ですね」―。安倍首相誕生に沸くこの日の衆院本会議後。阿部氏は苦笑いしながら、日本未来の党の分裂を明言した。
嘉田氏も小沢系議員を排除し、分党する考えを示した。今後の党運営については「阿部氏との共同代表で日本未来は継続させる」と強調したが、国会議員は阿部氏1人だけになる見通しだ。
「人事案が認められなかったことが最大の原因」。嘉田氏は自身と社民党の政審会長を務めた阿部氏を共同代表とする人事案を提案したが、小沢氏周辺議員が猛反発。24日の両院議員総会では、小沢氏の共同代表就任を求める動議が可決されるなど、崩壊寸前だった。嘉田氏は「水と油の異質性が力を発揮できると思ったが、うまくいかず寂しい」とこぼした。
これに対し小沢氏側近は「こちらから働き掛けたことはないが、嘉田氏が分党と言うなら、年内に決着させてもいい」と話した。この日は、小沢系の衆参計15議員らが連名で「12月24日の嘉田由紀子代表の談話について」と題するファクスをマスコミ各社に送付。嘉田氏に対して謝罪と撤回を求める趣旨の内容のファクスを3枚にわたって延々と書き連ねた。衆院選直前の結成以来、国会ではほぼ何もしていないまま、分裂が表面化してしまった。
この日の特別国会での首相指名選挙でもバラバラだった。嘉田氏は自主投票の方針を示したが、小沢系議員は森裕子参院議員(56)に投票した。そんな状態に嫌気が差したのか、亀井静香元国民新党代表(76)は嘉田氏と小沢氏の双方に離党を伝達。「この党に未来はない」と吐き捨てるように話し、三下り半を突きつけた。亀井氏は今後の進路について明言しなかったが、嘉田氏は慰留する方針。
もはや関係修復は絶望的な状況。「壊し屋」「剛腕」の異名で、次々に政党を離合集散させてきた小沢氏だが、今度は“結婚”したての未来をブチ壊そうとしている。
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