http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/799.html
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小沢氏がどこまで理解している(かんでいる)かわからないが、地方自治体首長の政治経験しかない嘉田代表に、初めから現在に至るまで引きずり回されてきた小沢Gは哀れとも言える。
政党助成金絡みで言えば、年明け1月1日現在が基準になるので、小沢Gは、さっさと嘉田代表+飯田代表代行+阿部副代表ラインと分かれ、森ゆうこさんを代表に据えた新党を立ち上げる選択をしたほうが賢明だろう。
(ざっと見渡した限り、森さんの他にこれはというヒトがいない。残念なヒトが多いかも知れないが、現在の情況で、小沢氏が代表になる政党に未来はないと思う)
選挙運動期間中にも触れたが、嘉田代表+飯田代表代行の「卒原発」政策は、「維新」がかつて掲げ、石原氏との合流で捨て去った原発政策と基本的に同じである。
嘉田代表は、のちに軌道修正はしたが、一定の条件で原発再稼働を容認する発言を行い、「電力自由化」や「発送電分離」という既存電力会社に対する“勝手気まま優遇政策”を持ち出した。
原発をやめようと本気で思っているヒトなら、再稼働問題で、安全であればとか、安全基準をしっかり確立してといった用語法をするだけでアウトである。
過酷事故が再び起きる可能性を認めた上で、危険性が低ければとか、よりリスクを低減するとかと言わなければならない。
「維新」が石原氏よりの原発政策を掲げたために、「未来」の原発政策がラジカルに見えようになった。
橋下氏は、「未来」や飯田哲也氏の原発政策を批判したが、それもポーズで、飯田氏は“トロイの木馬”として送り込まれたと考えたほうがすっきりする。
どこから差配を受けているかはわからないが、嘉田代表+飯田代表代行ラインは、小沢Gを潰すために「未来」を利用してきたとも言えるだろう。
小沢外しも、嘉田代表+飯田代表代行ラインが小沢Gを排除するかたちにはしたくないので、意図的に小沢Gに反感・反発を煽って出て行くように仕向ける策である。
小沢Gに残って貰いたいという気があるのなら、あのような人事案を持ち出すようなことはしない。出て行ってもらいたいからこそ、持ち出した人事案なのである。
小沢Gは、相手もそれを望んでいるのだから、嘉田代表+飯田代表代行ラインに三行半を突きつけて新党を立ち上げるしかない。
嘉田代表+飯田代表代行は、分かれた後も、比例区は「未来」の名で当選したのだから云々と嫌みな言動を続ける可能性もあるが、シカトすればいい。
※ 参考資料
「12月24日嘉田由紀子代表の談話について」
http://www.arigato.net/mirai/miraifax-2012-12-26.pdf
※ 関連投稿
「冷静に考えきちんと消化することなく「自由化」論や「発送電分離」論を語る嘉田代表への危惧」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/587.html
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