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嘉田代表の「日本未来の党」が人事問題で分裂含みで混迷していますね。
「未来の党」のゴタゴタを傍観していると、嘉田代表の女性特有の「一途で割り切り」は、飯田哲也氏には自分の政治生命をかけた「一途」な思いがあり、小沢一郎氏には自分の政治生命が終わるので「割り切り」の思いが邪推されますね。
「日本未来の党」のゴタゴタは、嘉田代表が総選挙大惨敗の総括し次期参議院選に飛躍を目指すとし、小沢一郎氏を「要職に起用しないのは小沢氏と私との約束」の公言を環境が変化したと清濁合わせ飲む打算的な智恵があれば終息出来ると思いますが、自分の政治生命が云々とか、代表人事案の反対意見をクーデターと不快感を表すのは「未来の党」の自壊を促進させるだけですね。
「日本未来の党」のゴタゴタについては、ブログ「Shimarnyのブログ」様のエントリー『小沢氏の沈黙の真意を考えろ、嘉田代表は敗戦の総括無く旧生活議員も人事案に批判だけ 』、ブログ「世相を斬る あいば達也」様のエントリー『政党助成金が絡む“未来の党”の人事 年内分裂なら阿部、助成金受け取れず 』で苦言を書いていますね。
当方は、「未来の党」のコンセプトメーキングのミスや人事のゴタゴタには、自然エネルギーの先導者といわれる未来の党の飯田哲也代表代行の存在が大きいと思っています。
飯田哲也代行については、TV番組で視聴した程度で、知見や人物像を評価できる情報は持ち合わせておらず、他人の意見の受け入れでの印象になります。
当方とは波長の合わない池田信夫氏のコラム『「小沢傀儡政党」日本未来の党に未来はあるか日本経済の本当の問題から逃げる政治家たち』では、
”「飯田氏は「脱原発」を売り込んで政治家に食い込むロビイストだ。ソフトバンクの孫正義社長の設立した「自然エネルギー財団」の資金も握っていると言われる。その「脱原発利権」を守るために、維新の会から未来の党に鞍替えする商魂はたくましい。」”
と飯田哲也氏を酷評していました。
また、当方が触発されるブログ「社会科学者の時評」様のエントリー『■ メタンハイドレート資源の可能性と実現性 ■』(◎ 広瀬 隆が飯田哲也など自然・再生可能エネルギー「論者」を批判する理由 ◎)を接しており、飯田哲夫氏の自然エネルギーでの原発代替ストリーは知っていたが、実現には現社会を破壊する政治力が不可欠で政治的手腕には疑問視していました。
本ブログ「解散総選挙:自民大勝、民主大敗は予想できたが?維新は思惑通りで未来は戦略ミス(雑感)」で、「未来の党」の大敗について、
”「誰が入れ智恵したか知りませんが、「小沢傀儡」の風潮を恐れ、意図的に小沢隠しが逆効果だったのです。」”
と、「誰かの入れ智恵」の「誰」を飯田哲也代行を想定していました。
また、本ブログ「「未来の党」の混乱は小沢事件の後遺症が起因であるが、主因は国家権力の暴走」で、ブログ「Sekilala&Zowie」様のエントリー『【月刊「マスコミ市民」】「小沢一郎事件〜今様政治家暗殺事件」〜編集代表大治浩之輔氏』、を紹介した際、「Sekilala&Zowie」様のコメント
”「問題は、嘉田代表に誰が耳打ちしているかが気になるが、マスコミにわざわざ餌をばら撒くことも、彼らを喜ばすだけだ。」”
を同感と書いたのは、”「嘉田代表に誰が耳打ちしているかが気になるが」”の「誰」を飯田哲也代行と推察したからです。
「未来の党」のゴタゴタに、小沢一郎氏も飯田哲也氏の意見がなく、嘉田代表がメディアにコメントしていますが、何か、嘉田代表の女性特質の「一途で割り切り」は、飯田哲也氏には「一途さ」を、小沢一郎氏には「割り切りさ」を連想させますね。
マアー、ゴタゴタの結論はどうなるかわかりませんが、成り行き次第では、未来の党は分裂し、小沢一郎氏は「未来の党」の顧問のままで、生活グループ議員らは「みどりの風」に合流もありかなと邪推しますね。
「世相を斬る あいば達也」様の言う政党助成金をも鑑みすれば打算であろうが現実解ですから。
明日には安倍内閣がスタートし、曲がりなりにも民主党は海江田新代表でスタートするのに、未来の党のゴタゴタで未来が無くなるのが現実的と思うこの頃ですね。
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