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別に、記事の内容に賛同して転載したわけではない。(50歳を過ぎても成長する人はすると思うからね)
主要メディアの一つ日経新聞が、安倍“再首相”を揶揄するような記事を掲載したことが面白かったので転載した。
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[遠みち近みち]安倍さんは「成長」したか
特別編集委員 森一夫
自民党総裁の安倍晋三さんが再び首相の座に就く。5年前に持病を理由に政権を途中で投げ出し、ひ弱な印象を残したが成長したのだろうか。
ある経済団体の首脳はこう見る。「50歳を過ぎた人が、成長するわけがないでしょう。経験は積めますがね」。安倍さんは58歳である。
政界に精通する、ある経済人は「安倍さんはやっぱり3代目なんですよ」と言う。祖父は岸信介元首相、父は安倍晋太郎元外相と、自民党の大物政治家だ。名門の出身だけに「小さい時から真綿でくるまれるようにして育っている」点を危惧する。
「僕は、性格をみて人事を決めるんだ。人によって向き不向きがあるからね」。住友銀行(現三井住友銀行)の実力者だった故磯田一郎さんの弁である。磯田さんは人事の巧者として知られた。
経営不振に陥った取引先の再建に、適材適所で部下を起用した。例えば、ネアカで気配りのできる村井勉さんを、マツダの再建のために副社長として派遣し、住銀への警戒感を解くために使った。
実際に立て直す戦略は、後に頭取になる巽外夫専務に本部で練らせた。巽さんを、実務にたけた「職人バンカー」と見ていたためである。村井さんを前線に送り込んだのは「バランスの取れた万能選手」と評価していたからだ。
ところが「向こう傷を恐れるな」の名文句を残した大胆な性格は、暴走する原因にもなった。最後は当時、住銀最大の不祥事といわれたイトマン事件で失脚した。
しかし性格的な欠点も努力すれば改められる。ただし中国明代の呂新吾の「呻吟語」という書によれば、「五十を過ぎると、修行どころか、ますます使いものにならなくなる」(守屋洋訳)と厳しい。
今の50歳代は呂新吾の時代より、ずっと若々しいだろう。とはいえ、いい年をした人間が生き方を改めるのは、並大抵のことではない。
[日経新聞12月22日夕刊P.10]
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