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2012/12/25 20:47 かっちの言い分
先日このブログで、嘉田氏があくまで小沢氏を表に出すことを拒否するなら、小沢さんが未来にいる意義はないと述べた。昨日の両院総会では、嘉田氏は重ねて小沢氏の起用を拒否したという。その内容は以下のようである。
嘉田氏は24日夜、記者団に「小沢共同代表を受け入れたら、私の政治生命が終わる。(起用は)社会的な抵抗が大きすぎる」などと述べ、旧生活側の動きにも「小沢さんという首謀者がいないクーデターだ」と不快感を示していた。
小沢氏の起用は、社会的な抵抗が大きすぎるということらしい。この言葉は少なくと同じ選挙で一緒に訴えたことが嘘だったということである。またこの言葉は、小沢氏が圧倒的強さで当選した選挙区の有権者に対しての最大の侮辱である。小沢氏の選挙区で小沢氏に投票した人達は、社会抵抗があるはずなのに投票したのはバカだからだ、と言っているようなものである。
小沢氏を共同代表としたら自分の政治生命が終わるとも述べているが、これほどの自惚れをいう人物を見たことがない。嘉田氏が未来の代表になったとき、TVで嘉田氏の姉がインタビューに答えていた。その時、小沢氏との合流に対して吐き捨てるように、妹には小沢氏の傀儡にはなるなと言ったと述べた。
嘉田氏の姉も市会議員をやっているが、その時のきつい言い方は、まさに今回の嘉田氏の一連の発言のベースになっていると思われる。少なくとも妹が未来の代表になってこれから船出するときに、本来なら代表をやってもいい小沢氏をつかまえて、TVカメラの前で傀儡になるなと言ってやったなどと言えないはずである。この姉が居て妹が居るという思いである。
小沢氏を使い切るとか小沢氏を恐れているのかとか言っていたが、そこには姉から言われた「傀儡」という言葉に対して虚勢を張っているように見える。月とスッポンの実力の差があるのにである。
今まで多くの人物を見てきたが、これほど自惚れの強い人物は見たことがない。この手の人物は、絶対に弱みを見せたくないために自分の発言を撤回しない。一度言い出すと歯車の歯が噛んで、元に戻せなくなる。戻そうと強制するほど、意固地になり深く噛んでしまう。
小沢氏もここまで言われて、ただの数合わせの議員でいれば、今まで主張していたことが何であったのかということになる。また、そのまま裏にいることは、自分自身が嘉田氏が言う社会的反発の対象、つまり無罪にはなったが胡散臭いということを認めることになる。これは自身にとっても、陸山会事件以来ずっと小沢氏を支持してきた人達にも失礼なことである。
もっと言えば、まだ国家権力、利権勢力、マスコミ勢力に対して毅然と表に立って対抗して行かなければならないのだ。まだ、陸山会事件で小沢さんの元秘書の方々が裁判で闘っている。小沢さんが、反社会人物として隠れてしまったら、元秘書の方が宙に浮いてしまう。元秘書たちのためにも闘っていかなければならない。
あくまで毅然として戦わなければならない。そのためには表にいなければならない。冷静に見ると、小沢氏がまず未来の党を離れるべきだと思う。嘉田氏がこれだけ小沢さんを拒否しているのだから、離党することは十分理由になる。そこで小沢さんに付いてくる議員がいれば、一緒に出ればいいのだ。こんなゴタゴタを長くやっているだけ無駄である。イメージが悪くなるだけである。
党は小さくても良いではないか。また一からやればいいのだ。小沢さんがその気なら、また支持者は集る。今回は、明らかに判断ミス。よかれと思ってやったことが見事に外れてしまった。それは仕方がない。
多くの部下を路頭に迷わせたが、小沢さんのやるべき事は、小さい家かもしれないが、また同志が帰ってこられる家を用意しておくことではないか。
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