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滋賀県議会から代表と知事のどちらかの辞任を迫られた嘉田由紀子知事=19日
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121223/plt1212232124004-n1.htm
2012.12.23 ZAKZAK
衆院選で当選9人と惨敗した日本未来の党が漂流を続けている。嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は県議会から代表と知事のどちらかの辞任を迫られ、阿部知子前社民党政審会長との「共同代表」案を打ち出したが、小沢一郎氏に近い議員らは反発。ただ、衆院選で多くの子分を失った小沢氏にも往時の勢いはなく、まとめ役不在の中、26日に行われる国会での首相指名選挙の候補者を一本化できるかどうかすら不透明だ。
嘉田氏は23日までに「阿部氏が共同代表就任を受け入れる考えを示した」と明らかにし、同氏を首相候補にすべきだとの考えも示した。共同代表案は、20日に京都市内で会談した小沢氏にも伝えたという。
嘉田氏は19、20両日の定例県議会で自民党などの会派から「衆院選遊説を優先し公務をおろそかにした」として知事か代表のいずれかを辞めるよう迫られた。嘉田氏は「任期満了まで知事を全うしたい。軸足は滋賀県だ」と釈明し、知事を辞職しない方を選んだ。
しかし、代表ポストを手放すと、数で勝る小沢氏側に党の実権を奪われる。
未来は、衆院選比例代表の名簿順位をめぐり、嘉田氏に近い飯田哲也代表代行と小沢系が主導権争いを繰り広げ、届け出の締め切り間際まで名簿提出が遅れる醜態をさらした。そのしこりは残ったままだ。
嘉田氏は22日、小沢氏を役職に就けない意向を改めて示した。嘉田氏は「小沢さんと私の約束だ」と訴えて党内の理解を得ようとしているが、小沢系が反発を強めている。
ただ小沢氏は、落選した前議員から「小沢さんが前面に出るべきだった」などの苦情を受け、「何とかして救済するから」と頭を下げる日々。面会した一人は「元気がなくなっていた」と小沢氏の表情から覇気が感じられなくなっていたことに驚きを隠さない。
党のリーダーが誰なのか明確ではない中で、共同代表案には県議会も「二足のわらじ」と納得せずに知事の辞職勧告決議案などを提出する動きもあり、今後の党運営に関する落としどころは見えてこない。
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