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2012-12-23 07:14:52 生き生き箕面通信
おはようございます。 生き生き箕面通信1463(121223)をお届けします。
・「未来の党」を軸に「国民主権者連合」(オリーブの木)を育てよう
総選挙の結果は、自民党を中心とする既得権益勢力が衆院の圧倒的多数を占めました。期待した「未来の党」を中心とする「国民主権者連合」と呼ぶべき「オリーブの木」は、結集のエネルギーが失速したかのように見えます。
しかし、悲観する必要はまったくありません。国民の間には広範な運動のエネルギーが蓄えられていることが明確になりました。第一、自民党ですら実際の得票基盤は、全有権者の16%ほどと、前回、自民党が政権を失った時とほとんど変わりません。つまり、民主党の裏切りに対する有権者の白票投票を含む票の拡散が、自民党に相対的に有利に働き、漁夫の利を絵させたにすぎないのです。わずか16%で、あれだけの議席数を確保できるところに現在の小選挙区制の欠陥があります。
冷静に見れば、「原発はいらない」という声は選挙後の現在も依然、多数を占めています。消費税増税に対しても、「シロアリを退治し、さらに景気を良くしてからでなければ認められない」というコンセンサスがあると思います。自民党が多数を振り回して強引な政局運営をすれば、たちまち嵩転びに転げる事態を招くはずです。
主権者連合がまず取り組むべきは、ネットによる広範な連帯の構築です。さしあたり中核となる部分は「未来の党」に担っていただくことにしましょう。そして、日本がめざすべきこの国の形を提示し、賛同する人がグループに加わる。それが、当面は100万人のグループ結集をめざし、来春には1000万人をめざす。そして、来夏の参院選では、既得権益勢力に対抗する。そんな絵は描けないでしょうか。
すでに選挙前から、植草一秀氏が「国民主権者連合」を呼びかけています。
インターネットの時代です。日本でも国政選挙にネットを活用することが検討され始めました。ネットの活用が進めば、間接民主主義をより直接民主主義の方向へ近づかせる可能性があります。
100万人、いや1000万人のネットワークを構築できれば、直接民主主義の力強い息吹を吹き込んだオリーブの木を育てることができると期待しています。
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