http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/625.html
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安倍“再総理大臣”は、1月に訪米しオバマ大統領と会談するそうだが、そこで押し切られないようにして欲しい。
と、思っているが、いちばんの心配は、7月に参議院選挙があることから、そこまでTPP交渉参加決定を延ばし、TPP交渉の最終合意目標となっている来年10月に“駆け込み参加”することだ。
そうなれば、日本政府は、他の参加国の手で出来上がった協定文書にハンコを押すだけという不様(反乱罪とも言える反国益行為)をさらすことになる。
日本は既にTPP交渉に参加したい由表明しており、参議院選挙後の7月に米国などとの事前協議でOKがでれば、10月でぎりぎり交渉に参加できる。
これまでも、そのような戦術を意図的に使ってきたのだが・・・。
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米、TPPへの対応注視 国防総省「同盟揺るがず」
【ワシントン=吉野直也】米政府は、安倍晋三総裁が最初の外国訪問に米国を選ぶなど日米関係の強化を掲げていることを歓迎している。オバマ大統領も衆院選で自民党圧勝の流れが固まった17日未明(日本時間)という早い段階で声明を発表。祝意を示すとともに日米同盟を「アジア太平洋地域の平和と繁栄の土台」と明言し、改めて強化の必要性を訴えた。
米国防総省のリトル報道官は17日、「日米同盟は揺るがない。日米の防衛協力関係はこれまでも、これからも引き続き強固だ。新政権と協力していくことを楽しみにしている」とコメントした。
米政府が最も注視するのは日本の環太平洋経済連携協定(TPP)への参加問題だ。オバマ政権は「日本の参加は死活的に重要」との立場。来年10月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)での交渉妥結をめざす。安倍氏は政権発足後すぐに参加を決断しなければ、日本はルール作りに事実上、参加できなくなる。
米政府は来夏の参院選を理由に、参加問題が棚上げになったままの状況を警戒する。オバマ氏は声明で、アジア太平洋地域や地球規模の問題に対処するため「次期政権と緊密に取り組んでいくことを楽しみにしている」と強調した。これも日本のTPP参加を念頭に置いたものだ。安倍氏の日米関係強化が掛け声だけか、それとも実体を伴うものか。まずはTPPへの対応が試金石となる。
17日付米紙ニューヨーク・タイムズは安倍氏が最初の外国訪問に米国を検討していると紹介。理由として民主党政権で傷ついた日米関係の立て直しがあると指摘した。ウォール・ストリート・ジャーナルは「アジアで変化が起きる中、安倍氏ができるだけ長く政権の座にとどまることが重要だ。そうすれば日本は米国にとって頼りがいのある国になる」との米政府当局者の発言を引用した。
[日経新聞12月18日朝刊P.10]
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