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2012年12月22日 政経徒然草
自民党が今後どうなるのか?
勝ち過ぎの弊害が出てくることだけは間違いないだろう。
では、どんなことが起きてくるのか?
派閥政治が復活する可能性が高い。
党内抗争が勃発する可能性が出てくる。(参議院選挙が終わるまでは静かかもしれないが・・・)
結局は、以前の自民党と同じように党内での権力闘争に明け暮れることになるだろう。
民主党で起こったことと同様なことが繰り返されることになるだろう。
「首相になりたい。」という欲望にとりつかれた議員たちの権力争いは、どんな時代でも無くなることはない。それは数が多くなればなるほどエスカレートしていく。
対する民主党は今後どうなるのか?
負けすぎの弊害が出てくることだけは間違いないだろう。
では、どんなことが起きるのか?
こちらは自民党と違いかなり深刻だ。
自民党は与党から野党に転落しても、地方組織は残った。
しかし、民主党は今回の選挙で地方組織も壊滅に近い状況になった。
支援団体の多くも離れ、自民党に戻った。
押さえつけられていた連合内部の批判の声にも晒されることになりそうだ。
未だ党内は分裂した状況だ。
野田首相を支えた主流派の面々には、反省の意識も薄いようだ。
これでは、党内が挙党一致で再生に取り組むことは不可能だろう。
結論を言えば、一度解体するくらいの覚悟がないと再生はできないだろう。
さて、本題に入ろう。
次期首相候補である安倍自民党総裁の顔色が悪い。
もともとプレッシャーに弱い人である。
だから、自分の使いやすい、気がおける仲間を近くに置きたがる傾向が強い。
更に今回は、経済界や支援団体に対し大きな借りを作ったので、そちらにも配慮しなければならない。
色々なプレッシャーが心にのしかかっているに違いない。
最初に書いたように勝ちすぎたことで、党内を纏めるには今まで以上の配慮とバランスが求められることになる。
安倍新首相が自身へのプレッシャーに耐えられることができるのか?
自民党の不安要因の第一がこれだろう。
人間は、そんなに簡単に変われるものではない。
勝ちすぎたことで、今までの謙虚な姿勢(あったかどうかは定かではないが・・・)が吹き飛ばされ、以前のような放漫な姿勢に戻る可能性は高い。
そういう視点で党役員人事や閣僚候補の顔を見ていると「多分、何も変わらないのだろうな〜」と諦めの気持ちになってしまう。
期待感が湧き上がってこない。
いつ安倍氏の腹が痛くなるのか?
関心が、ついそちらにいってしまうのは私だけであろうか・・・。
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