46. 母系社会 2012年12月22日 20:30:00
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●あの3年前の謀略的冤罪攻撃が起こるまで、9条支持のリベラル派・左派の 世界で、小沢氏に好意的な評価をする人は、ほとんどいなかったと思います。というのは、小沢氏は「金権政治」の田中派系政治家としか思われていません でしたし、小選挙区制を導入して9条支持の社・共を壊滅的状態に追い込んだ からです。 しかも、自衛隊から国連の指揮下で行動する部隊を設立し、この部隊は「国際 平和活動」の一環として、アフガンで米軍と共にタリバンと戦闘を行っている 「国際治安支援部隊」のような戦闘であれば認めるという立場=自衛隊の海外 派兵を認める立場=だからです。 もちろん、小沢氏の構想は国連が決めれば、自動的に日本も参加するという ような案ではなく、国連が決めても、日本は独自の判断で参加しない場合も あるという構想ですが、それでも、自衛のための戦闘しか認められないPKO なら良いという人はいるかもしれませんが、治安維持活動であれ、戦闘を任務 とした海外派兵を認める9条支持のリベラル派・左派はいないでしょう。 ですから、この「小選挙区制」と「国連中心主義」(そのための最小限の憲法 改正)が、9条支持派との違いで、公表されている案の中では小沢氏の案は 最も穏健な改憲案ですが、小沢氏も改憲派の一人であることは間違いないので、 ほとんど支持されていませんでした。 それで、あの3年前の冤罪攻撃が起きた時、ロッキード事件以来の「特捜神話」 に侵されたほとんどのリベラル派・9条支持左派は、事件を冤罪とは考えずに 静観するか、または、小沢氏に批判的なスタンスをとりました。 私自身、所属するある左派の9条支持派団体で、大久保氏が逮捕された時に、 権力の謀略であり、冤罪だと主張しても全く無反応で、同様なことは他の団体 でも起きました。 その後、「特捜神話」が自滅し、リベラル派・9条支持左派内部でも、冤罪と 考える人が増えたと思いますが、それでも、一般の国民はマスゴミのネガティブ ・プロパガンダを信じている人が多いのが現状ですから、嘉田氏らが小沢氏 と手を結んだのは非常に勇気がいることでした。 まだまだ不十分とはいえ、嘉田氏の決断で、9条支持派内でも小沢氏のイメージ は改善したし、小沢派の反原発政策への転換も、本物と判断されたと思います。 一方で、反原発派は小沢氏が保守派でありながら、自己の支持者の一部(連合) を切り捨てて、反原発に転じたことを勇気ある決断と評価し感謝すべきです。 両者の提携で、反原発派は保守層に、小沢派はリベラル・左派支持層に浸透する ことができました。ですから、小沢派と嘉田さんらの反原発派は、相互に感謝 すべき関係なのです。 つまり、小沢氏の「オリーブの木」構想は正しいのであり、今後、ますます 発展させるべきであって、「未来」はその<核>となる可能性を秘めています。 両者は、自民党・維新の会の支持層も含めて、ありとあらゆる立場の人々を、 反原発運動に結集させるべきです。 極右だろうが、極左だろうが、ヤクザ・在日・海外の人々も、あの事故で被曝 したのですから、放射能=原発との戦いには、右も左も、国境もありません。 あらゆる人々を結集させて、日本の「原発ムラ」と、その背後で蠢動している 世界の「原発ムラ」と戦うべきです。 ●小沢氏や嘉田氏らは、マスゴミのネガティブ・プロパガンダを信じている 「一般国民」がまだ多い現状を前提に言動しているのであって、嘉田氏の言動 は、小沢氏とは調整済みだと思います。 しかし、こうしたやり方は、一般の国民からは「小沢隠し」と見なされて しまい、誤りだと思います。 報道によれば、今回、小沢氏は「未来」の顧問になるらしいのですが、どの ような形であれ、小沢氏も表で戦うべきです。 小沢氏は、私も他の人も既に述べているように、あの冤罪事件は、単なる 検察のミスではないということ、つまり、あの事件は日本を米国の支配から 独立させようとする小沢派への政治弾圧であって、日本には、マスゴミ・検察 ・司法も含めた「従米派のネットワーク」が存在し、その組織が企てた謀略 という真相を、もっと明確に暴露して、従米派と正面から戦うべきです。 単なる検察の勇み足=ミスではなく、マスゴミも含めた謀略的冤罪事件である ことを、小沢氏本人が主張すれば、マスゴミは、これまでの報道を弁明しなけ ればならなくなります。 最悪なのは、何となくグレーなイメージが残ることですから、徹底的に戦う べきですし、多くの国民が疑惑を抱いていることをマスゴミに知らしめ、牽制 すべきです。 これまでの報道の検証・総括を求めれば、少なくとも、今後、別件のプロパ ガンダで、小沢氏を攻撃しにくくさせる効果はあります。 もちろん、それでも、直ちに一般国民の疑惑が解けることは無いでしょうが、 原発報道でマスゴミへの信頼性が薄れた現在なら、「もしかしたら・・・」 と疑問を抱く国民も多いはずで、これが第一歩です。 「従米派ネットワーク」を生き残らせている限り、第二、第三の小沢氏が叩き 潰され、現在の「棄民政策」が続くことになりますし、日本は属国のままです。 更に巨大な地震が日本を襲う予想もあるのですから、最悪の場合、日本の国土 は放射能に汚染され、多くの日本人は第二のユダヤとなって世界を放浪する ことになるかもしれませんし・・・ とにかく、一刻も早く、予防的に、福島市などの強汚染地域から、避難希望者 を移住させなければ、万一の場合、日本はとんでもない事態に陥るかもしれま せん。
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