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2012/12/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
選挙が終わったばかりだというのに、2つの政党の分裂が秒読み段階になってきた。
ひとつは壊滅的に負けた「民主党」。もうひとつは、中途半端にしか勝てなかった「日本維新の会」だ。
まず、民主党は代表候補が決まらず、迷走している。
これは単に候補者がいないせいではない。これから先、どのような政党を目指すのか、党のアイデンティティーをどこに求めるのか。それがまったく決まっていないのだ。
党の方針が定まらなければ、党の顔も選べない。ひどい話だ。
こうなったのは、あれだけ負けたくせに、まだ執行部派が権力にしがみつこうとしているからだ。
これが党内をグチャグチャにしている。執行部と距離をおく議員はこう言った。
「今度の選挙結果は、野田執行部に退場を迫るものです。自民党に擦り寄り、増税を断行。官僚主導を許した罪は万死に値する。ふつうならば、野田グループはもちろん、前原グループや岡田副総理、安住幹事長代行など、みんな消えてもらわなければならない。そのうえで、本当にゼロからスタートし、自民党の悪政と対峙する。そういう姿勢を見せなければ、党の再生なんてありえないのに、いまだに執行部は自分たちの仲間で党を仕切ろうとしているのです」
実際、代表候補として名前が挙がった細野、前原、岡田なんて、み〜んな野田と一蓮托生組だ。コイツらが今月22日にドサクサ紛れで新代表を選ぼうとし、党内は大荒れになった。
「彼らの仲間から新代表が出た時点で、民主党はオシマイ。私は離党します」という議員は大勢いる。
「だからといって、反執行部で、手あかにまみれていない候補者がいるのかどうか。目下のところ、海江田元経産相、長妻元厚労相の名前が挙がっているが線が細い。彼らで参院選を戦えるのか。見切りをつける議員が出てくるでしょうね」(事情通)
かくて、民主の分裂は必至なのだ。
◆橋下VS.石原の亀裂は決定的
「維新の会もメチャクチャになっていますよ。橋下大阪市長と石原代表の亀裂はもう決定的です。選挙後、橋下さんも石原さんと同じ立場の共同代表になる方針になった。維新の会は代表に権限が集中している。石原主導になることを恐れた橋下氏が急ブレーキをかけたのです。それでなくても石原氏がやってきて、維新らしい政策を骨抜きにされて、党を乗っ取られた、と恨んでいる候補者は多い。揚げ句が第三極の候補者が乱立し、共倒れして、自民を利した。やっぱり、政策が似ているみんなの党ときっちり選挙協力すべきだったし、参院選は絶対にそうしなければいけない。しかし、その時に旧体制の代表みたいな石原氏は邪魔になる。橋下氏のいらだちは相当で、程なく石原氏を切ると思います」(政界関係者)
野党がどんどん分裂し、自民党は高笑いだろうが、こんな野党はもともといらないのであって、もう一からつくり直した方がいい。
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