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2012/12/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
入閣待望組が膨張
26日の安倍政権発足前から“新閣僚”の名前が次々に飛び交っている。谷垣前総裁の入閣も“内定”したが、衆参380人に膨れ上がった自民党には“入閣待望組”があふれている。早くも内部は大混乱になっている。
◆女性を閣僚にするかしかないか
すでに安倍周辺は、入閣候補者の“身体検査”を開始。リストには大臣ポストの4〜5倍の人数が載っているという。やっと政権に復帰するだけに、「大臣にしてくれ」という希望者が殺到しているのだ。
「猟官運動は選挙戦の時からはじまっていました。安倍総裁の携帯電話には、自薦他薦を問わず、売り込みが殺到し、着信音が鳴り続けた。選挙中から“組閣名簿”が流布され、ある議員は“そのポストは辞退したい”と、もっと格上のポストを要求したといいます」(政界関係者)
ここまで入閣待望組が膨れ上がったのは、安倍本人の責任が大きい。応援演説で「〇〇候補には、私の側で腕をふるってもらいたい」と入閣をにおわすような発言を連発したため、その気になっている議員が相当数いる。
もし、入閣できなかったら不満が噴出するのは確実だ。
「組閣を難しくしているのは、派閥が復活したからです。衆院だけで300人になったから、派閥の人数も増え、力を持った。安倍側近の菅さんが『派閥推薦を受け入れることは百パーセントない』と宣言したのは、それほど派閥の要求が強いからです。さっそく額賀派の額賀会長を総務会長に就けた。安倍さんは押されはじめているのでしょう」(自民党事情通)
派閥順送りの組閣をしたら「自民党は変わっていない」と批判されるのは確実。かといって、気心の知れた議員を登用したら「お友達内閣」と言われる。はたして優柔不断の安倍総裁はどうするのか。
「来年夏の参院選までは、安全運転で行くつもりです。閣僚の大半を大臣経験者で固めるつもりでしょう。でも、それではあまりに地味だから、支持率もアップしない。そこで女性議員を片っ端から入閣させるとみられています。小渕優子、野田聖子、高市早苗、橋本聖子、丸川珠代、稲田朋美……など、戦後最大の6人を入閣させる。選挙で掲げた〈指導的地位の3割を女性が占めるようにする〉という公約を実現することにもなる。なにより、女性大臣なら“派閥順送り”とも“お友達”とも批判されない。入閣待望組にも『今回は女性を優遇したから』と釈明できますからね」(政界事情通)
しかし、大臣ポストを欲しがっている連中を納得させられるのか。ボンボンの安倍総裁がどう調整するのか、これは見モノだ。
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