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2012/12/19 11:23 日々雑感
検察官僚とマスメディアによる嵐のような基本的人権無視のリンチを3年有余も受け続けて、総選挙告示の僅か一月足らず以前にやっと「無罪」が確定した小沢氏に今度の選挙で一体なにが出来たというのだろうか。
テレビに登場するコメンテータと称する電波芸者たちは「小沢さんまだいたの」と揶揄して見せているが、お前たちこそマスメディアの幇間に成り下がって少しは恥ずかしくないのか。小沢氏の政治理念も何も知らないばかりか理解しようとすらしないで、公器を使って人を貶める言辞を弄すとは品性も見識も何もない連中だ。
民主党が壊滅的な敗北を期したのは政党として背骨を失ったからだ。筋を通さない鵺のような官僚抱きつき、自公抱きつき政党にどんな魅力があるというのだろうか。今になって自民党幹事長の石破氏は「普天間基地の最終移転先は県外だ」と掌を返したかのような発言をしている。
最初から分かっていたではないか、沖縄県民は以前の自公政権時代に交わされた日米合意を心底歓迎していたわけではない。彼らは自公政権による懐柔策に愚弄され黙ったに過ぎない。米軍に踏みつけられる沖縄県民の怒りは当時からずっと鎮まることなく渦巻いていたのだ。鳩山氏が「最低でも県外」と発言したのに怒っているのではなく、簡単に主張を取り下げたから怒っているのだ。そのことをマスメディアは故意に曲解して「最低でも県外」発言した鳩山氏に沖縄県民が怒っていると報道し続けて鳩山氏を政権から追い落とした。
小沢氏も在日米軍は第七艦隊だけでよいのではないか、と発言して米国の逆鱗に触れたという。小沢氏の発言は間違っていない。彼は常々日本は日本国民が守るのが本筋だと至極真っ当な主張をしている。何も軍備を放棄して中国への貢物にしようとしているのではない。
彼の言う「国連中心主義」も様々な異論はあるものの米国偏重主義からの脱却という意味では外交上の重心移動の大きな旗印になりうるものであることに間違いない。日本は戦争大好きな米国のバシリでいつまでいるつもりだろうか。
安倍氏は早速オバマ氏に電話して「いつ会えるか」と問い合わせたようだ。彼が早急にすべきことは米国のご機嫌取りではないはずだ。
道半ばで反故にされた2009民主党マニフェストの精神は決して間違っていない。子供手当ては2万6千円程度ではまだまだ少ないほどで、欧州諸国と比較して半分にも満たない。この国の未来を支える子供たちを宝として遇しない日本に未来はあるのだろうか。
高校無償化に安倍政権は所得制限を設けるという。高校無償化を骨抜きにする第一歩が始まるようだ。既に「消費増税」はスケジュールに上がったし、TPPは参加に前のめりだ。原発は再稼動へ向けておざなりのインチキ安全基準が作られるだろう。それもこれも国民が選択した選挙結果だ。それを今一度洗濯し直すには小沢氏が必要だ。この国が小沢氏を本当に必要とする時が近付いている。
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