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自民大勝 民主壊滅 この国の前途は明か暗か 万死に値する野田ペテン男の亡国度 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/443.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 12 月 19 日 00:10:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7680.html
2012/12/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


自公政権が325議席という圧倒的多数を抱えて帰ってくる。衆院の3分の2を超えるから、再可決も可能。やりたい放題で思い通りの政権運営がやれる。

果たしてそれで、この国の未来はどうなるのか。国民の多くは、野田政権よりもマシな政治が行われることを望んでいる。国民の将来不安を解消し、閉塞感を吹き飛ばす政治。それができなければ、再び政権がひっくり返った意味はない。バトンタッチのたびに絶望が広がる悪循環はゴメンだが、結論から言えば、庶民無視の悪政が再現される危険性は大だ。

法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。

「国民は今回、民主党への懲罰を選択しました。ただ、罰せられたのは自公政権の方が先です。官僚主導や利益誘導の政治が行き詰まり、新自由主義を取り入れた結果、貧困が広がり格差が拡大した。自公政権で日本の社会は痛めつけられたのです。だから、09年に政権交代が起きた。景気は停滞し、デフレは深化しています。でも、これは民主党政権の3年が悪かったのではない。日本の失われた20年は、自公政権のときからずっと続いているのです」

地域振興券や定額給付金といった愚策、公共事業のバラマキで、国の借金はどんどん膨らんだ。自公連立がスタートする直前の1999年9月末に465兆円だった国債と政府保証債の残高は、09年9月末に869兆円と、400兆円も増やしている。

それでいて国民の暮らしはちっとも上向かなかった。国税庁の調べによると、自公政権の10年間で、民間の平均給与は403万円から350万円に53万円も急落している。年金の100年安心プランなんてペテンもあった。周辺事態法や国旗国歌法も成立させている。悪政の限りが尽くされたのだ。

「当時の間違いを反省し、よりよい政策を選択する。それが自公政権に求められていることですが、現実にはさらに悪くなりそうです。なにしろトップに立つのは、途中で政権を投げ出した安倍さんだから絶望的。前回は、古い自民党政治を断ち切ることには失敗し、右翼的な政策は任期が短すぎて失敗しきれなかった。そのため今回は、右を向いて思い切りアクセルを踏み込む態勢です。国防軍の創設や集団的自衛権行使の容認、教育の国家統制強化などがメニューに上っている。しかも、共助よりも自助だとして、生活保護の見直しや社会保障の削減を断行する構え。自公政権は、さらに悪くなって戻ってくるのです」(五十嵐仁氏=前出)

野田に鉄槌を下した国民は、ババを掴まされるのだ。

◆引き際までペテンだったドジョウ男

野田は「嘘つき」批判に耐え切れず年内解散に踏み切ったらしいが、ちゃんちゃらおかしい。党首討論では幼少期の思い出を持ち出して「嘘つきじゃない」と強弁。自爆選挙に向かったが、そもそもとんでもないペテン師ではないか。嘘なんて数え切れないぐらいついている。

なにしろ首相になったこの1年ちょっとでやったことといえば、消費増税の強行だけ。「マニフェストに書いてないことはやらないんです」と言いながら、さっさと法案を成立させている。選挙前に掲げた2030年代の原発稼働ゼロもTPP推進も結論はウヤムヤだ。解散前にが、自ら退くように装うのも嫌らしい。黙っていても引きずり降ろされる運命だ。それなのに決断したかのようなパフォーマンスをエラソーにやってのける。さすがペテン師というほかない。

国民との約束を破り、功労者を追い出し、同志を死地に引っ張り出しておきながら、よくもまあ平然としていられるものである。民主党政権の最後の最後にこの国をグチャグチャにした罪は、万死に値するはずだ。

◆極右政権の誕生招いた民主党

許し難いのは野田だけじゃない。民主党の連中は、どいつもこいつも切腹モノの大罪人だ。
新代表にはさっそく、岡田克也、前原誠司、細野豪志といった名前が浮上しているが、この連中が一体、今まで何をやってきたというのか。

権力の座についた途端に舞い上がり、「国民の生活が第一」の初心を忘れて官僚や米国にベッタリだった。

ことごとくマニフェストを反(ほ)故(ご)にし、「原点回帰」を訴える小沢一派を霞が関や大マスコミと結託して追放。揚げ句が今回の選挙だ。結果は見えていたのに、トチ狂った野田を止めることもできずに総玉砕。とても正気の沙汰とは思えない。最大の問題はこの惨敗の後始末だ。

政治評論家の森田実氏がこう憤慨する。

「これでまた自民党政治に逆戻りと言いますが、とんでもない。憲法を改正しろ、集団的自衛権を行使しろと、顔色も変えずに公言する極右勢力が“英雄”に祭り上げられてしまったのです。かつての自民党でもここまでデタラメではなかった。そんな史上最悪の右翼政権誕生の“功労者”は、ほかでもない民主党です。本来ならば、野田内閣は総辞職が当たり前で、そうしていたら、対応策を練る時間はまだあった。それなのに、どう転んでも自民圧勝という最悪の状況下、集団自決のような解散・総選挙に突き進んだのです。おまけに、選挙で生き残った連中は、民主党を破壊し尽くした“A級戦犯”ばかり。同志250人が討ち死にしたのに、平気の平左でいる度し難い連中です」

3年半前、国民は政権交代可能な2大政党制の誕生に夢と希望を抱いた。だが、その夢は民主党によって木っ端みじんに砕かれ、代わりに誕生するのは、戦争も辞さない極右政権。キツネにつままれたみたいだ。

野田は「解党的出直しを」とか言っていたが、冗談じゃない。解党してから出直せ! である。

◆浮かれ自民 果たして国の再生は可能か

開票から一夜明けたきのう(17日)、メディアが自民党本部に殺到した。大勢の記者に囲まれた安倍総裁や石破幹事長は、3年3カ月ぶりに与党として取材される喜びを、さぞ噛み締めていたことだろう。

安倍は記者会見を開き、石破の幹事長留任を正式表明。さらに閣僚人事については、「危機を突破するための職責を担えるメンバーの起用」が基本方針だと宣言していた。だが、すでに名前が挙がっている閣僚候補のメンメンが、危機突破にふさわしい顔ぶれなのか。

まず笑っちゃうのは、麻生太郎元首相の副総理兼財務相という人事案だ。麻生といえば首相在任中は「おバカ」「無能」が定着した政治家である。「未曽有」を「みぞゆう」と言い間違え、「漢字が読めない首相」と子どもからもバカにされたことを日本中が覚えている。経済だって、てんで分かっちゃいない。リーマン・ショック後に75兆円の景気対策を打ったが、場当たり的な内容ばかりで、新たな事業や雇用を生み出すような抜本的な成長戦略は描けなかったではないか。

官房長官に内定と報じられている菅義偉だって大丈夫? という人選だ。菅は党人派で“仕事師”といわれるが、「麻生政権でも側近として暗躍したものの、解散のタイミングなどことごとく失敗。麻生さんの評価を下げたA級戦犯」(自民党関係者)と散々だ。

経済閣僚での起用が浮上している甘利明なんて、さらに悪い。電力会社や役所ベッタリ。自公政権復活が決まり、さっそく電事連が「原子力ゼロ政策の見直しを」とコメントを出したが、こんな男が閣僚になれば、古い自民党よろしく、国民よりも霞が関と業界団体の方に顔を向けて仕事をするのは間違いない。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。

「民主党の敵失もあり、自民党は結局、野党の3年半の間に党内改革ができませんでした。『老・壮・青』の掛け声で派閥推薦の人事が復活しているし、官僚との距離の近さも昔のままです。公募の名の下に世襲議員が大勢当選してきたのを見ても、自民党に国の再生など期待できません」

この国は、ますます沈み行くことになる。

◆公明党小選挙区制覇の不気味

公明党は今回、小選挙区で全勝した。列島が政権交代の熱気に包まれた前回は、太田代表や北側幹事長(ともに当時)ら小選挙区に出馬した8人全員が落選。ところが、盛り上がりに欠ける選挙となった今回は、9人全員が当選だ。

山口代表は「小選挙区で最高の議席を取れた」とニンマリだったが、政策や主張が支持されたわけではない。


 

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コメント
 
01. 2012年12月19日 00:38:50 : 0CFldzpvPk
3年前と今回の選挙後の日刊ゲンダイ
http://blog-imgs-43-origin.fc2.com/c/h/e/cherio199/xxtmr_convert_20121218195736.jpg

選挙中も大概だったが、偏向報道の鑑だよな。


02. 2012年12月19日 03:25:37 : Ya0mDfZ1PM
日刊ヒュンダイ・五十嵐某・森田某らの
卒倒寸前の醜態ぶりが、何故か心地好い

03. 2012年12月19日 06:05:17 : 5lt9gebmrY
>>01,02

事実を指摘して反論しろよ、ネトウヨ

アメリカ・官僚・財界・マスゴミのタイコモチなんて、論ずる意味ないんだよ。

出てくるな、阿修羅は、おまえらがやたらはびこると、たぶん閉鎖になるぜ。


04. 2012年12月19日 06:40:23 : zXAicIyNDA
しかし、豚を当選させた千葉4区有権者の知能を疑う。

余程豚の嘘に懲りていないのか?16万余りもの

馬鹿がまだ生息しているとは

そちらの方が驚き


05. 2012年12月19日 07:13:16 : 98QGPFdy7r
野田は確信犯。民主党にいながら、民主党を壊滅する事がアメリカ様からの御命令で

それに従ったまでの事でしょ。野田は確信犯、自民党野田派、トロイの木馬。

アメリカ様からおほめの言葉をさずかったみたいだし。

それと、民主党も自公の政権に入れてなんてみっともない言葉も発しているのだから、

こいつは、本当にロクデナシだ。みかけだけの。

お天道様は天罰を下すんだろうね!


06. 2012年12月19日 07:13:32 : v0eoMv7FXs
千葉4区有権者の知能指数マイナス50

07. 2012年12月19日 07:14:13 : IOzibbQO0w
【第261回】 2012年12月19日 山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]
「維新」と「みんな」に合併の知恵はないか?
「嘘つき」は惨敗のはじまり
民主党の敗北は致命傷になる

 12月16日に総選挙が行われ、自民党294議席、公明党31議席と自公合わせて325議席の圧勝となった。

 他方、民主党は57議席と惨敗した。彼らの敗因を一言で言うなら、「嘘つきは嫌われる」ということに尽きよう。

 3年3ヵ月の民主党政権が、「やろうとしたことを頑張ったが、及ばなかった」のではなく、消費税率引き上げをはじめとして「やらないと言っていたことをやった」という裏切り行為を犯したのだから、仕方がない。

 一般に、リーダーシップにあって最大の資源は、「リーダーが言っていることは、彼(彼女)の本心だ」とフォロワーが確信することだ。民主党が政権に返り咲くことは、少なくとも近い将来は難しいのではないか。筆者は今回の民主党の敗北は、単なる「重傷」ではなく、「致命傷」になる可能性があると思っている。

 前回の総選挙で民主党に敗れる前の自民党は、利権まみれで、官僚の言いなりで、首相まで含めて大臣の辞任が相次ぐなど、政治的力量に疑問があったが、党として民主党のように明白な「嘘をついた」わけではない。

 3年前の自民党の場合はやり直しが効く敗戦だったが、今回の民主党の敗戦は質が違うのではないか。

 野田首相は、消費税率引き上げを公約に掲げて、もっと早く解散総選挙に打って出たら良かったのだ。この場合も選挙は負けた公算が大きいが、今回ほどには負けなかったのではないか。

 そして、選挙に負けても、消費税率は自公政権が引き上げてくれただろうから、野田氏の政策目的は達成できたはずだし、その後に「嘘つき」呼ばわりされることもなかったはずだ。こうした経緯なら、民主党の出直しもずっとスムーズだろう。

 今回の選挙で勝ち残った議員たちは、個人として政治家的実力のある方たちだろうし、相次ぐ「純化」によって結束が固いのかも知れない。また、現実的な問題として、金庫に多額の資金がある間は、党を出るのは現実的に「もったいない」のかも知れないが、「民主党」という看板を二大政党の一方の選択肢として磨き直すことに、現実的希望があるようには思えない。

「維新」は潜在的第二党に
比例選の得票率は民主を上回る

 得票率で選挙結果を見ると、比例選で日本維新の会は20.38%の得票率を得て、40人が当選した。これは民主党の16.00%、30人を大きく上回る。有権者の支持の上では、潜在的に第二党だと言っていいのではないか。しかし、小選挙区では当選者が維新14人に対して、民主27人と逆転する。

 ちなみに、維新と政策が近いみんなの党の比例選得票率を合計すると、29.10%と自民党の27.62%を上回る。また、自民党の比例得票率は、前回が26.73%だったから、そう大きく伸びたわけではない。

 維新にとって、今回の結果は、維新が有権者から見て魅力のある候補者を十分揃えられなかったことと、個々の候補者にとって選挙の実質的活動期間が足りなかったことが大きく影響したものだろう。加えて、みんなの党との選挙協力が成立しなかったことが小選挙区選に響いている。

 これらの点を見ると、維新の選挙準備が整う前に、また都知事選で猪瀬直樹候補を中心に「第三極」が結束した成果が出る前に総選挙を持って来た、野田首相の「第三極封じ解散」は、一定の効果を挙げたと見ていいだろう。

 もともと、3年ごとに半分ずつが改選され、来年夏が選挙となる参議院の仕組みを考えると、政治的な天下を獲って「日本の統治機構を変える」力を得ることができるのは、早くて4年後だと考えるべきだろう。

 そう考えると、今回の総選挙で橋下徹氏が大阪市長のポストを捨てて立候補しなかったことは、選択肢として正解だったのではないだろうか。大阪で行政上の実績をつくってから、国政に出ても十分間に合う。

 次の大きな課題は、来年の参議院選挙だ。これは、スケジュールがわかっているのでもっと準備ができるが、もう準備を開始しなければなるまい。よい候補者たり得る人材の発掘と、育成、さらに選挙区への浸透は、いずれも手間のかかる難事業だが、4年の月日をかけるなら、現在の民主党を上回る程度に持ってくることは十分可能ではないだろうか。

 加えて、この間、既存政党をベースとした選挙運動よりも、そのときの人気と候補者の個人的魅力が有効な、地方の首長選を積極的に勝ちに行くべきだろう。

この状況で参院選を迎えるのは不幸
第二党の選択肢になるべきは「維新」

 小選挙区制で選挙を戦うと、得票率と獲得議席の比率の間に大きな差ができ、「勝者の1人勝ち」的状況が起こりやすい。今回の自民党は、43.01%の得票率で小選挙区議員数の79%を獲得した。

 このゲームのルールでは、どの党も「天下」を獲るためには、絶対とは言わないまでも、ほぼ最低限、二大政党の一方になる必要がある。

 また、国民の側から見ても、政治を大きく変えるためには、二大政党の一方に有力な選択肢が欲しい。

 この制度には、政策として選びたいポイントが複数ある中で、実質的に二択を強いる側面がある。これを使いこなすには、政党の側にも国民の側にも、もっと慣れが必要だと思われるが、二大政党が体系的な政策メニューを示し、2つのメニューのいずれかを大まかに選択するという形に持ち込めないと、国民は与党を十分牽制することができないし、政治と行政のあり方を大きく変えることができない。

 日本の政治にとって大きな問題は、自公両党に対して、二択の一方の選択肢となり得る勢力をどう形にするかということだろう。このままでは、「一強対その他大勢」の構図となり、選挙が有効に機能しなくなる可能性がある。

 前述のように「人材」の問題を考えると、現実的には、現在ただ今の状況では、自公以外の選択肢は民主党とならざるを得ない。しかし、民主党は党として嘘をついてしまったので、約束を信じて国民に選んで貰う選択肢となることが困難だ。

 この状況で次の国政選挙である参議院選挙を迎えるのは、国民にとって不幸なことだと言わざるを得ない。

 端的に言って、日本維新の会が名実共に二大政党の一方に名乗り出る方策を考えるべきではないか。

小党の集まりで大党をつくる方法も
「維新」と「みんな」に合併の知恵はないか

 今回の衆院選の比例選得票率を見ると、日本維新の会とみんなの党を合わせると、自民党に十分対抗し得る勢力であることを先に見た。

 1つの選択肢は、両党が改めて合併できないかを考えるということだが、旧「維新」に旧「たちあがれ日本」が合併し、さらに、政策的にも全てが一致するわけではない現「維新」と「みんな」が1つの党にまとまるのは難しいかも知れない。

 ここで、1つ頭の体操をしてみたい。たとえば全ての議員が党内で所属「小党」を明確にして、「小党」同士が契約を結び、「小党」の集まりで「大党」をつくって、この「大党」を公の制度上の政党として登録するのはどうか。

 ビジネスの世界では「○○ホールディングス」に子会社がぶら下がる形、金融商品の世界では「ファンド・オブ・ファンズ」に近い。これらにあって持ち株会社やファンドマネジャーが必要であるように、「小党」を公平に代表すると共に、事務局的な機能を果たす小集団が必要になるかも知れないが、不可能ではあるまい。

 バラバラに選挙を戦って、後で政策協議し、政策単位で是々非々で寄ったり離れたりを繰り返すやり方と比べると、制度的には「党」の単位で候補者調整を行うので、「死に票」が少なくなり、支持率を無駄なく議席数に変えることができる点が、まずは大きなメリットだ。

 また、反与党票を1つのラベルに統合して集めることができることの、マーケティング的な効果も大きいのではないだろうか。

 問題は、比例代表候補の配分と順位及び、国会での採決の際の投票行動だが、これは機械的なルールを「小党」同士が事前に合意すればいい。

 政策的には、現在の「維新」と「みんな」にあって、たとえば、「公務員制度改革」と「地方分権」では合意ができよう。また、公式の「党」として、首班指名の合意くらいは可能だろう(「選挙後の最大小党のボス」と決めるのが簡単だ)。選挙戦に入る以前の段階の「維新ブーム」を見ると、国民の間には、中央集権的な官僚機構の改革と、官僚の人事制度改革に対する強い期待があったように思える。

 他方、「TPP」や「消費税」にあっては、議員間・候補者間で意見の違いがあってもおかしくない。これらについては、たとえば、旧「たちあがれ」の方々は「TPPには反対」として旧「維新」、「みんな」は「TPP賛成」を明確にして、実際に国会で「そのように投票してもいい」という権利を確認し合えばいい。

 ただし、国会での議論によって意見が変わるということはあってもいいはずだから(そうでなければ、そもそも議論する意味がない)、たとえば「小選挙区選出の議員については、採決にあって意見変更を認める」といったサブ・ルールを「小党」の中でつくってもいいだろう。もちろん、意見変更が有権者との約束と異なるものになる場合の処理方法も、考えておくべきだろう。

橋下派、平沼派、渡辺派で活動する?
「政治家内レバレッジ」には歯止めが必要

 考えてみると、この運営方法は、政治の世界では意見の異なる派閥が同居していたかつての自民党や「純化」前の民主党に近い。彼らは、少しよく言えば小異を捨てて大同についた集団であり、悪く言うなら野合的な選挙互助会組織なのだが、一方の大政党がこの方式の場合、他方もこれに近い形で対抗しないと、政治ゲームを戦う上で大きく不利だ。

 日本維新の会とみんなの党も、とりあえず一緒になって、「維新の会・橋下派」「維新の会・平沼派」「維新の会・渡辺派」のように活動する方法もある。ただ、これでは運営が不公平になりやすいし、有権者から見て不潔だろう。

 ついでに指摘すると、「党議拘束」あるいは主要政党による「三党合意」のような、実質的には少人数の談合で、大人数の議員を均一に動かしてしまおうとする、「政治家内レバレッジ」がかかるやり方には、何らかの歯止めが必要ではないだろうか。少数の政治家、あるいは官僚が、多数の国会議員を動かしてしまう危険性がある。

 たとえば、比例代表議員には党議拘束をかけることができるとしても、小選挙区選出の議員は個々の判断でいい、というルールも一案だし、選挙前にどの案件について党議拘束を使うのか否かを明示する方法もある。また、議論は国会の公開の場で行うのが常識であり、原則だろう。

3つの基準で有権者の選択肢も増加
小党の集まりは自民党の派閥と違う

 今回考えている方法は、政治家・候補者個人と「小党」、「小党」と「小党」が明確に契約した上で制度上の「(大)党」としてまとまり、政治家個人が、所属する党だけでなく、党内の小党と支持する政策を有権者に明示した上で選挙に臨み、政治活動を行う点が、これまでの自民党とは異なっている。

 有権者は、「大党の公約」「小党の公約」「候補者の人物」の3点を見なければならないし、比例票の投票にあたってはルールに基づくある程度の不確実性を受け入れなければならないが、この方式は政治家にとっても有権者にとっても、有効な選択肢を増やすのではないだろうか。

 今回考えたような方法が、ただちに実現可能だとは筆者も思っていないが、これからできる自公政権に対して、民主党ではない対抗勢力をまとめて、有権者に「有効な二択の一方の選択肢」を提供することは急務だろう。


08. 2012年12月19日 08:25:37 : uVuEeOmu42
>>03
私は02ですが、この阿修羅ではコメントするときは、
反論しないといけないルールでも有るのでしょうか?
私は、ただ単に感想を述べさせて頂いただけなのですが・・・
まぁそういう事がいけないようなら閉鎖もやむを得ませんね

09. 2012年12月19日 09:15:34 : pxTFeBo8YI
04さん、

>しかし、豚を当選させた千葉4区有権者の知能を疑う。

同感ですね。
考える頭がないのだろうか?


10. 2012年12月19日 09:39:18 : jXaTmXcG3s
不正選挙が大々的に行われた!
【衆議院選挙と都知事選挙、投票数に異常なくいちがい。】
 東京都の同日選挙において、有権者の120万人が投票所で都知事選だけに投票!
5人に一人が、衆議院選挙への投票をせず、都知事選にだけ投票?
いくらなんでも不自然!
猪瀬 直樹:4,338,936 得票率65.27%
都知事選投票者数:6,447,744 投票率62.60% 
衆議院選投票者数:5,256,655 投票率53.27%

※尚、私が行った投票所も行列があり、今までで一番関心の深さを感じた。
最低投票率はマスコミの「捏造」!
 東京都のあるタクシーの運転手は、「投票用紙を開票場までタクシーで運んだが、その時、投票箱を運ぶ人間は一人・・」という証言。
開票場に着くまで、いくらでも「結果を摺り替えることが可能」!
なぜ、公用車で運ばないのか?
投票は、ほとんど町の小学校で行われる。投票場の傍らの体育館で開票作業をしないのか?
「国民の意思が込められた投票箱」の扱いが、これほどいい加減だとは誰も思っていない!


11. nnnnhls 2012年12月19日 12:10:12 : tZ38gMRCXhh.Y : eLGi7g35LY
1票格差訴訟でまた違憲判決が予想されます。それを回避できるように法律改正と施行の準備さえ総理はしなかった。事情判決が見込まれるから、弁護団は国賠請求訴訟を同時に提起して、野田議員個人に対して損害賠償を請求するとよいのではないかとおもいます.

そのあとは、違憲訴訟と併合されることになるのでしょうか。

1票格差是正をしないままですから、解散権の濫用です。


12. 2012年12月19日 13:58:45 : UTZT0vRahY
千葉4区の16万という数字は民主党、お得意の不正選管の仕業である。未来に入れた票が上積みされている。自民の票まで上乗せしたきらいがある。政府が買収し、特に千葉4区で野田が落ちるようなことになっては、歴史に汚名を残す醜態。これだけは避けねばならぬと必死の工作の証である。最高裁が判決を出し、千葉4区の再投票が行われたならば、間違いなく、野田は3位の数字になる。1位は自民藤田、2位は未来の三宅、そして野田となるはずである。最高裁の違憲勧告と、選挙の再投票を願う。

13. 2012年12月19日 15:57:43 : Kse53zYp5s
【速報】 米国CIA 「日本の右傾化とか言ってる連中のは極左や左翼プロ市民だ。9条改正はアジアの希望」


1 名前: マーブルキャット(愛知県) 2012/12/18(火) 10:39:51.63 ID:uuObQrve0● PLT(12051) ポイント特典

「右傾化」批判の誤り―ワシントンDC

「安倍政権誕生で、一部論客たちはあらゆる機会をとらえて『日本は右傾化』と非難し続けるでしょう。
しかし『右傾化』というのが集団的自衛権禁止のような旧態の規制を排することを意味するのなら、私たちは大賛成です」
国家安全保障会議でアジア上級部長のマイケル・グリーン氏が語った。
日本の衆院選の5日ほど前、ワシントンの大手研究機関、ヘリテージ財団が開いた日韓両国の選挙を評価する討論会だった。
CIAブルース・クリングナー氏も「右傾」の虚構を指摘した。
「日本が右に動くとすれば、徹底した消極的平和主義、安全保障への無関心や不関与という極左の立場を離れ、
真ん中へ向かおうとしているだけです。日本の毅然(きぜん)とした対応は米側としてなんの心配もありません」

一部から、いま自民党の安倍晋三総裁にぶつけられる「右傾」という言葉は、
中国や朝鮮筋から発せられるものだが、両国とも最左翼である。
グリーン氏はフィリピン外相が最近、日本が消極平和主義憲法を捨てて、
「再軍備」を進めてほしいと言明したことを指摘して語った。

「日本がアジア全体への軍事的脅威になるという報道は、東南アジア諸国では誰も信じないでしょう。
東南アジア諸国はむしろ日本の軍事力増強を望んでいます」

「安倍叩きは日本で同氏をとにかく憎む朝日新聞の手法です。」

詳細 MSN産経 2012/12/18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121218/amr12121803080002-n1.htm


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


14. 2012年12月20日 11:07:56 : s4yXlZGKgY
千葉一番の有名人・神の野田総理を馬鹿にするな。

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