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(回答先: 「小沢ファンと嘉田ファンが分極化」 未来の嘉田代表が敗因分析 投稿者 オロンテーア 日時 2012 年 12 月 18 日 15:44:14)
「未来」代表就任以降の出演TV番組をいろいろ見てきたが、嘉田さんってヒトは、思考回路がワヤのようだ。
脈絡や全体の話がわからないので決めつけになるが、「小沢ファンと嘉田ファンが分極化」という表現は、ただ、事実を述べているにすぎない。
11月末に「未来」が結党されるまで、小沢ファンの多くは、ほとんど嘉田さんという政治家を知らなかっただろうし、嘉田ファンの多くは、小沢氏をあまり好ましい政治家だと思っていなっただろう。
だからこそ、二人が一つの政党をつくることで、ばらばらに政党を率いているより幅広い有権者の票を獲得できると考えたはずだ。しかし、「未来」が何者かという基本レベルさえ、ろくに浸透しないまま投票日を迎えた。
元々そうなることがわかった上での合流だったはずだが、「小沢ファンと嘉田ファンが分極化」は投票日まで続いた。
嘉田さんは、それを敗因のように考えているようだが、トンチンカンだと思う。
[「未来」結党の狙い]
小沢ファンは、代表の嘉田さんは知らないが、小沢氏が属する政党だからと投票する。
嘉田ファンは、小沢は悪党らしいが、いい人で好きな嘉田さんが代表だから投票する。
小沢・嘉田がそれぞれ別の政党で選挙を戦えば、小選挙区でも絶対的に不利、ドント方式の比例区でも不利になるから、一つの政党に結集した。
[推測した嘉田説]
小沢ファンは、代表の嘉田さんが嫌いだから、小沢氏が属していても投票はしない。
嘉田ファンは、隠れている小沢が悪党だから、いい人で好きな嘉田さんが代表でも投票しない。
小沢・嘉田がそれぞれ別の政党で選挙を戦えば、ファン分布の地域特性で、小選挙区も比例区ももっと獲得票数が増え、獲得議席数も、二つの政党を合計すれば、今回の獲得議席数より多くなった。
「未来」の敗因は、「小沢ファンと嘉田ファンが分極化」といった問題ではなく、国民に浸透している“脱原発”を避けて、わざわざ曖昧な(わけのわからない)“卒原発”なるスローガンを出したり、その曖昧さの背景が透けて見えるような“再稼働容認”をさらしてしまったり、主要公約を共通にする他の政治勢力と選挙協力さえできなかったことに求めるほうが生産的であろう。
(今風の電力会社庇護政策である「電力自由化」や「発送電分離」を持ち出したり、“女性は外で働くべき”論を語ったりと、橋下氏とは違い、限られた期間で有権者の気持ちをつかみ「未来」に惹き付ける能力にも欠けていた。)
それも所与の条件だからなんとか突破しなければならないのだが、62名もの前職代議士を抱えていながら、メディアからは、無視されるか、「小沢絡み」でしか扱われないのだから、いずれにしても、勝利にたどり着く道は極端に狭かったのである。
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