http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/430.html
Tweet |
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7683.html
2012/12/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
いまどきの高校生は小泉純一郎が好き――。こんな調査結果が発表された。大学受験予備校「東進ハイスクール」を運営するナガセ(東京・武蔵野市)が高1〜高3の生徒3535人に「理想のリーダー」を聞いたところ、1位のスティーブ・ジョブズ(250票)に続いて、2位に小泉純一郎(226票)がランクインした。
3位以下は坂本龍馬(180票)、バラク・オバマ(102票)、エーブラハム・リンカーン(96票)の順である。
それにしても釈然としない結果だ。小泉は01年に、「自民党をぶっ壊す」と言って総理になり、新自由主義や市場原理主義、規制緩和を国民に押し付けた人物。現在のようにワーキングプアが増えたのは国民が小泉のプロパガンダに乗せられたからだ。
なのになぜ、10代の若者が小泉を評価するのか。
「彼らの親が批判精神を欠いているからです」と指摘するのは社会学者で作家の岳真也氏だ。
「郵政解散選挙で小泉政権が大勝したのが7年前。いま17歳の高校生はまだ10歳でした。当時、彼らの親は物事を深く考えもせず小泉をホメたたえ、熱狂的に支持した。その子供たちは、親の言いなりで小泉を信奉するようになった。“無批判”という負の遺産を受け継いでしまい、小泉の欺瞞に気づかないのです。実際、最近の大学生は批判精神が希薄になっています」
くしくも衆院選で自民党が大勝した。安倍晋三総裁は憲法9条を改定し、自衛隊を「国防軍」に改めようと画策している。それなのに多くの国民は危機感を抱いていない。
「親も子供も物事を結びつけて考えられないからです。小泉のせいで大学生の就職が厳しくなったこと。安倍が暴走すれば徴兵制が取られるかもしれないこと。そうした因果関係を想像できないのです。時の為政者にとっては支配しやすい国民。親子の“幼稚化”で日本はますます危険な方向に突っ走りそうです」(岳真也氏)
戦前の暗黒時代が復活しそうだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK141掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。