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2012/12/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
格差拡大の張本人
自民圧勝が“とんでも人事”を実現させるかもしれない。来年4月に任期満了となる日銀の白川方明総裁の後任人事だ。
「安倍総裁は金融緩和を推し進めることで、円安に誘導し、デフレ脱却を目指すとしています。金融緩和に後ろ向きな日銀総裁はダメだということです。だから次期総裁は、安倍総裁と同じく金融緩和に積極的な人物が選ばれるのは間違いありません」(市場関係者)
下馬評には、安倍の経済ブレーンで内閣官房参与(経済担当)での起用が固まったエール大学教授の浜田宏一氏や、日本経済研究センター理事長の岩田一政氏、大和総研理事長の武藤敏郎氏(元日銀副総裁)らが挙がる。そして、もうひとり。小泉政権で金融担当大臣などを務めた竹中平蔵氏だ。
「安倍政権の目玉人事として竹中総裁が誕生するかもしれません。ただし、中央銀行の総裁としての力量は未知数。何をしでかすか分からないし、非常に不安です」(株式アナリストの黒岩泰氏)
竹中は、93年から数年間、住民票を日米間で移動させ「住民税逃れ」をしていたと指摘された。未公開株での大儲けや、年金未納も問題になった。しかも小泉に取り入って米国かぶれの経済政策を断行し、格差を拡大させた張本人。そんな悪名高い人物が日銀総裁とは悪夢だ。
「金融緩和を一段と進めるため禁じ手も辞さない恐れがある。ヘッジファンドやノンバンクに対しても資金供給をするのではないかと市場関係者は囁いています。何がなんでも金融緩和を推し進めたい安倍―竹中ラインならやりかねません」(黒岩泰氏)
安倍が金融緩和にこだわるウラには、14年4月の消費税増税が絡んでいる。
「増税を実施するには、少なくともその半年前に景気が回復していなければなりません。だからそれまでに金融緩和で円安を継続させ、経済成長率を高めておく必要があるのです」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
日銀総裁人事は、自公で過半数に届かない参院の同意も必要だ。法案と違って、衆院3分の2以上での再可決も通用しない。だが大勝した安倍が「竹中総裁」で押し切る危険性はある。安倍―竹中の暴走が始まろうとしている。
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