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憲法九条の広告戦略
2012-12-18 17:13:03
今朝(12/17)も某テレビのワイドーショーでコメンテターが喋っています。曰く「小沢さんの戦術の失敗だったー」曰く「小沢さんの求心力が衰えた」・・・。何で「日本の未来」なんて10議席にも満たない政党をそんなに話題にするのでしょうね。
今回の選挙は自民vs第三極というテレビが作ろうとした架空の対立構図に民主党が埋もれてしまうことを恐れた野田総理が、解散に打ってでたのではないかと私は思っています。本当の第三極の「日本未来の党」が力を付けない内に選挙に持ち込んでしまおうと。
事実私の周囲では、「何処に入れたらいいか分からない」「めんどくさいから行かない」という声も聞こえました。極めつきは「みんなの党」と「日本未来の党」を混同している人がいて…。
選挙前から「自民党圧勝」の空気がテレビ、新聞などで流れていましたね。民主党には皆、呆れ失望していたのでしょう。
でも、そんな空気の中でメディアの本当の役割とは、今の政治、年金、社会福祉、原発に関する問題や矛盾を長年に亘って作り上げて来たのは自民党政権ではなかったか?これからの自民党の政策「原発容認(きっとそちらにシフトして行くでしょう)」「消費税増税」「TPP」などが私達の生活にどんな影響を及ぼすのか、きちんと検証することではないでしょうか?
メディアの役割とは、石原&橋下新党を太鼓持ちみたいに持ち上げ、話題を作る事ではないはずです。出来れば、三年半、政権与党だった民主党が出来たこと、出来なかった事を冷静に、客観的に検証して欲しかったと思います。
私は今、数年前に、通販生活という雑誌の社長さんの斎藤俊さんが言っていた「テレビの毒はマムシの毒よりもよく効く」という言葉をかみしめています。どうやら今の状況は、テレビだけでなく新聞もマムシの毒より強い毒を振りまいているようです。そしてテレビ、新聞からの情報を主な情報源としている人が7割もいる、という日本の状況を見ると暗澹たる思いがします。
そろそろ護憲派の人達は、あそこがどうの、ここがどうのという足の引っ張り合いは止めて「憲法九条」の「広告戦略」を考える時に来ているのではないかと思います。
「郵政改革」の時のようなキャッチフレーズもないのに、自民党に290議席も与えてしまった「民意」をどうやって振り向かせるのか?どうしたらそれが可能なのか?皆で知恵を出し合って考える時が来ていると、私は思います。
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ
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