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2012/12/18 晴耕雨読
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日本未来の党の敗因は、
@新党から選挙まで時間がなかったこと。
A新党名に、せっかく浸透した「国民の生活が第一」を完全に捨てたこと。(「生活党」がよかった)
B選挙直前の飯田のドタバタ劇
C新党での小沢隠し(これは敗北のセオリーだ)
D御用メディアの日本未来の党隠し(「維新」大宣伝)。
E御用メディアの消費税増税、原発、TPPのテーマ隠し
F御用メディアの自民党圧勝の予測報道(選挙妨害)と、無党派層への棄権の誘導
GFの結果、実現した最低の投票率、等である。
ただ、この敗北は局面であり、これしきのこと、へこたれるわけにはゆかない。
日本未来の党の政治家たちは、もう民主党の残滓を引きずるべきでない。
まだ未練があるのか、と思うことがある。
選挙で、「民主党の出来なかったことをわたしたちが」と訴えるのは、国民の怒りの強さを知らないからだ。
過去のつながりでも怒りを買うのだ。
民主党は打倒すべき敵なのである。
投票率は59.32%で、戦後最低を記録した。
これは冷ややかな、突き放した政権交代だ。
09年が69.28%だったから、10ポイント近く下落している。
09年に投票した人々が、民主党に幻滅して棄権したのである。
菅、野田のやった悪政の罪深さが、この低投票率に表れている。
戦後最低の投票率は、日本未来の党には救いだ。
なぜなら、政策さえ浸透できれば、09年選挙に参加した国民が復帰してくるからだ。
政策は間違っていない。
浸透の時間が足りなかっただけだ。
消費税増税反対、反原発、TPP反対の国民が投票していない。
負けても王道を突き進むべきだ。
日本未来の党は、民主党への未練を断ち切るべきだ。
国民の、民主党への怒りの強さがわかっただろう。
近付けば同じ穴の狢と見られる。
民主党に代わって謝罪するなどする必要はない。
民主党は国民の敵であり、打倒の対象である。
野田は、日本政界の疫病神である。
この認識がなければ参議院でまた負ける。
小沢一郎は早くから、選挙をすれば民主党が50名余に激減すると広言していた。
その意見をまったく聞かずに、野田は財務省と自民党、公明党との関係だけを重視し、党を潰した。
生き残った者にはA級戦犯が多く、これでは党改革も再生もできないだろう。
優雅な無駄飯を税金で食わせ続けるようなものだ。
自民党が単独で半数を超える294議席(小選挙区237、比例代表57)をとった。
ただこれは背筋の凍る勝利である。
なぜなら119議席で大敗した09年の比例55議席をわずかに2議席上回っているだけだからだ。
全国の比例得票数も、自民党は1662万票で09年の1881万票にも及ばなかった。
今度の選挙で多くの人が気付いたと思うが、わが国では「記者クラブ」メディアの改革なくして、国民主権の政権はできないのだ。
メディア自体が既得権益支配層であり、その利害に沿って多くの国民が洗脳され、誘導される。
メディアの問題はすぐれて政治の問題であり、国家の問題なのである。
選挙の棄権者の多くは09年の政権交代を成し遂げた層である。
民主党に幻滅し、怒り、政治から去った。
その意味で、菅、野田の罪は非常に重い。
この層が再び投票に向かえば日本未来の党の躍進も可能だ。
自民党の勝利に熱狂はない。
民主党のオウンゴールで拾った勝ちだ。
どこにもたいした敵はいない。
日本未来の党で、小沢一郎は表に出て、党再建の重要なハレ(晴れ)の役職に就くべきだ。
それでないと、民主党と同じケ(褻)の存在になる。
まわりも、今の日本は小沢でなければ救えない、とはっきりいうべきだ。
あまりも当たり前すぎて、相手は引き下がるだろう。
橋下は終わった。
日本維新の会は慎太郎にとられる。
そして自民党に身売りされる。
橋下の間違いは、みんなの党の渡辺よりも、太陽の党の慎太郎を選んだこと。
橋下の人間蔑視(ポピュリズム)と限界が露出した瞬間だった。
既得権益支配層の究極のからくり。
自民党に自分たちへ奉仕させる。
悪政に国民が怒って政権交代。
今度は民主党に奉仕させる。
国民が怒って自民党へ。
結局、同一のカメレオン政党が、3、4年ごとに色を変えているのと同じ。
うまく作ったものだ。
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