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みんな・維新は偽装CHANGE=「毛ばり政党」だ (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/391.html
投稿者 笑坊 日時 2012 年 12 月 18 日 10:06:50: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-71d8.html
2012年12月18日 植草一秀の『知られざる真実』

今回の総選挙の投票率は59.32%で戦後最低記録を更新した。

自民党の比例選での得票率は27.62%だった。

全有権者のなかで、比例選で自民党の投票した人の比率は16.4%だった。

他方、衆議院議席数480のうち、自民党は294議席を占有した。占有率は61.3%だ。

自民党が日本政治を支配することになる。

全有権者のわずかに16.4%の意向が日本政治を支配することになる。

これが現行選挙制度の特性、怖さである。


逆に言えば、全有権者の2割の支持を獲得して、一致結束した行動を取れば、政権を奪取することが可能になる。

日本の政治の基本対立図式は「既得権益」対「主権者国民」だ。

今回総選挙では、「既得権益」が衆議院議席の大半を占有してしまった。

「主権者国民」勢力は著しく小さな勢力に追いやられてしまった。

今回総選挙で既得権益が狙った最大の目標は、主権者国民勢力のせん滅である。

具体的には主権者国民勢力を代表する「日本未来の党」をせん滅することだった。

既得権益はこの目的を達成するために、大がかりな情報工作を行った。

その情報工作が功を奏して、この目的がかなりの程度実現した。

しかし、勝負はこれで終わったわけではない。

今回の教訓を次の選挙に生かすべく、直ちに行動を開始しなければならない。

大事なことは主権者国民勢力が大同団結することだ。

そして、選挙までの期間をフルに活用することだ。

今回、自民党の多数議席確保を許してしまった理由のひとつに、主権者国民サイドの準備不足があった。

公示日直前に選挙区替えを行ったケースが多数存在したが、選挙区住民に対する浸透ができなかった。

選挙区の主権者にとっても、突然現れて、投票をお願いしますと言われても戸惑ってしまう面がある。

当該選挙区で前回選挙に敗北した候補者は、この3年間、まさにどぶ板を踏んで地域への浸透を図ってきた。

そこに、新党の候補者が公示日直前に訪ねてきて投票を求めても、人情として票を振り向けられないとの事情も影響したと思われる。

したがって、選挙で勝利を得るには、時間をかけて、どぶ板を踏んで、地域住民に候補者の人となりを十分に知ってもらうことが必要不可欠だ。


選挙まで時間をかけて準備を進めてきた候補者にとって、公示日直前の出馬取りやめや選挙区差し替えは非常に厳しいものがある。

したがって、「大同団結」して、全選挙区に統一戦線候補者を一人ずつ擁立するためには、早い段階での統一戦線構築が不可欠だ。

「既得権益の政治」とは、米国・官僚・大資本の利益を代表する政治を行うことだ。

民主は自民と同質化し、民主は自己崩壊の道を辿っている。

維新・みんなの位置付けが紛らわしい。

メディアは、維新とみんなを自公民大政翼賛勢力に対峙する勢力に位置づけようとするが、これは意図的であり、事実に反している。

TPPへの対応姿勢に象徴されるように、維新とみんなは、とりわけ米国に対する隷属勢力である。大資本の利益を代表する勢力だ。官僚機構の利益を壊すことをアピールしているが、完全に腰が引けている。

選挙民の人気を得るためだけの官僚機構批判である。

現に、維新もみんなも天下りとわたりの根絶を目標に掲げていない。

つまり、みんなと維新は、本当の主権者国民勢力に対抗するために、既得権益側が用意した、疑似餌、毛バリ政党なのだ。

この毛バリを主権者国民の前にぶら下げて、主権者国民を幻惑する。

小選挙区制度を基軸とする選挙制度で、反自公民勢力の一部を籠絡して、主権者国民勢力を分断して、本当の主権者国民勢力への投票を減少させれば、主権者国民勢力が多数議席を確保することは不可能になる。

今回、まさにこの戦略が取られたのである。


だからこそ、マスメディアは過去2年間にわたって、徹底して橋下維新大応援を続けた。このマスメディア大応援によって、橋下維新への投票が誘導された。

既得権益の目標は、反自公民票の受け皿をみんな・維新として、本当の主権者国民勢力をせん滅することだ。

この勢力さえ消してしまえば、日本に主権者国民政権が誕生する可能性を封殺することができる。

であるなら、私たち主権者国民は、絶対にこれを許してはならない。

本当の主権者国民勢力を結集して、次の総選挙、あるいは参院選に向けて、主権者国民の2割が支持する大政、大同団結を構築することが必要不可欠だ。

これは不可能な目標ではない。

この戦略、戦術を直ちに策定して、行動を開始しなければならない。


 

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コメント
 
01. 2012年12月18日 10:23:22 : V1WDGNFKLc
55年体制への復古である.
1強4弱でとなり、2大政党は儚い夢となる.

02. 目高見連邦共和国 2012年12月18日 10:24:01 : 13771HigTudpg : Od3zRGIrsM
毛ばりというより、逆張り、だろうか。

あえて国民に厳しいことを言って、マゾ系国民を悦ばす。

マゾ国民は、こういう厳しい政策を言う人の方がリアリストに思えるのか?



03. 2012年12月18日 10:32:08 : cWa9qOb91w
植草も嘘予想(夢想?)反省ゼロでまた馬鹿相手の出鱈目大安売り、テキヤ的小金稼ぎ再始動ですか。

反省なんかしてたら食いっぱぐれるから正業ない人はしかたないんだろうけど。


04. 2012年12月18日 10:36:07 : Fg0U0H9Iak
> 小選挙区制度を基軸とする選挙制度で、反自公民勢力の一部を籠絡して、主権者国民勢力を分断して、本当の主権者国民勢力への投票を減少させれば、主権者国民勢力が多数議席を確保することは不可能になる。

小選挙区制度を基軸とする選挙制度を導入したのは小沢一郎である。小沢一郎が主導した小選挙区制度で、小沢隠れ新党は壊滅し、朝鮮系民主党も小党へ転落した。その結果朝鮮系勢力は大打撃を受けた。

> 本当の主権者国民勢力を結集して、次の総選挙、あるいは参院選に向けて、主権者国民の2割が支持する大政、大同団結を構築することが必要不可欠だ。

偽の主権者国民勢力を結集して、次の総選挙、あるいは参院選に向けて、朝鮮系国民の支持する大政、大同団結を構築することが必要不可欠だ?

> この戦略、戦術を直ちに策定して、行動を開始しなければならない。

小沢の「新戦略、戦術を直ちに策定して、行動を開始」を国民は厳しく注視し、彼の売国政治、「韓国・北朝鮮国民の生活が第一」復活を阻止しなければならない。


05. 日高見連邦共和国 2012年12月18日 10:58:11 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A

>02 ID=Od3zRGIrsM

繰り返し“警告”する。人のハンネを無断使用するな。

しかも何、そのセンス悪い“意味不明”なコメント。

恥を知れ。


06. 2012年12月18日 10:59:51 : cWa9qOb91w
>>04
小選挙区系には「声の五月蠅い少数派」の実態を晒すという効果があるのか

07. 乃依 2012年12月18日 12:19:14 : YTmYN2QYOSlOI : 6NBcjbpkSY
小沢一郎氏は、核心を突いていた。
菅直人氏の不甲斐なさが悔やまれる。

08. 2012年12月18日 13:39:37 : mMq1V6esx2
未来の党は植草氏をブレーンとして

しっかり経済面でも理論武装をして次に供えよ。

自民は又必ず行き詰る。



09. 2012年12月18日 17:39:08 : YxpFguEt7k
つじ恵氏
「菅直人から始まった民主党政権の裏切りは、野田佳彦によって民主党への嫌悪を増幅させ、更に私利私欲だけの解散の結果、極右の安倍晋三に3分の2の権力を与え、維新なる54議席を有する挑発者を産み出した。
 この危険極まりない最悪の政治状況に正面から立ち向かう政党を全力を挙げて作る決意だ。」
https://twitter.com/tsuji_megumu/status/280903741002092544

日本未来の党を大きく育てていただければと思います。

【参考】ナチス・ドイツの経済 「公益は私益に優先する」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AE%E7%B5%8C%E6%B8%88

参議院選までは安全運転の安倍内閣は、猛烈な公共事業の拡大で経済が上向いたという数字をつくるでしょう。そして改憲です。
しかしそんな小役人カンフル剤政策では本当の景気向上とはならないでしょう。
長期ビジョンをもった政策を打ち出してくれる政党がほしいものです。

植草氏、がんばってください。応援しております。


10. 2012年12月18日 20:44:11 : LRoIIXcxcM
まったく同感。
ところで、「目高」のハンネには、不謹慎の極みながら、失笑。内容は「メダカ」に失礼なほどチンケに感じるけど。

11. 2012年12月18日 23:29:43 : no31X615y2
>>05 日高見連邦共和国 さん

これ↓よく見ると「目高」ですね。
>>02. 目高見連邦共和国 2012年12月18日 10:24:01 : 13771HigTudpg : Od3zRGIrsM

>>10 さんの指摘で理解できましたが、悪質はハンネは管理人さんに通報して善処してもらった方が良いです。


12. 2012年12月18日 23:55:18 : no31X615y2
↑m(_ _)m 訂正:悪質はハンネは → 悪質なハンネは

13. 2012年12月19日 07:26:42 : Ya0mDfZ1PM
ジャパンハンドラーズは、米のエージェント政権である自民政権を保守するうえで、さまざまな措置をとっている。
マスゴミもその一環である。
自民政権に対抗するリベラル勢力や主権者勢力の結集阻止ならびに分断を図るために、リベラル仮面をかぶった勢力も置いた。
このリベラル仮面をかぶった政党は、言わずと知れた「日本○○党」である。
かつては、この党だけでこと足りていたが、小沢氏の台頭で、さらなる補完勢力を配備したわけである。
植草氏が説明されているように、補完勢力の本質を主権者国民はしっかり認識すべきである。

14. 2012年12月19日 14:36:44 : cWa9qOb91w
要するにみんなと維新は 自民の「ミラー党」だと言いたいんですね

15. 2012年12月19日 23:38:33 : no31X615y2
>>13 このリベラル仮面をかぶった政党は、言わずと知れた「日本○○党」である。
答え:日本共産党。
小沢氏の行こうとする先々で尽く邪魔をしますね。かつての小沢民主党への攻撃や、小沢裁判での攻撃(無罪判決でも謝罪なく説明責任を吹聴)、そして今回また小沢氏が合流した先の未来の党への攻撃(テレビの党首討論会のビデオ見ました)。もうここまで証拠が揃えば確信犯でない筈がない。私もいい加減に幻想から目を覚まさねばならない。今回も選挙区で狂惨頭に入れてしまいました(福岡7区)。w
小沢氏への敵意丸出しの阿修羅に粘着する工作員のうち何名かはこれかもしれない。

>>13 さらなる補完勢力を配備したわけである。
答え:日本維新の会(みんなの党も?)
共産党が消滅しそうなほど国民から無視されるようになったので補完勢力として弱々しく不十分になった。維新に石原が合流した事でここで云う補完勢力としての意味合いが明瞭になった。

気付いていないのは私も含めた大勢のB層の国民である。こりゃエライコッチャ。どうにかしてこの勘違いから開放させて覚醒させねばならない。

・・・という事ですか。


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