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2012/12/17 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ミス日本にグラドルに美魔女……今回の衆院選に立候補した女性は225人で、過去最多の09年(229人)に次ぐ2番目の多さだった。各地で“花”が咲き乱れたが、話題先行で投票すべき候補者はいなかった。案の定、美女候補はボロボロ落選。国会から“若い女”がいなくなりそうだ。
◆悪女イメージが強すぎて”ただの人に” 東京15区 田中美絵子(37歳・民主)
全身黒のスーツ姿で、「すべて私の力不足」と敗戦の弁。まあ、自業自得としか言いようがないだろう。みんな前職の柿沢未途(41)に約6万票差をつけられ、議員バッジを失った。
“不倫路チュー”に“裏切り者”と、「悪女のイメージがあまりに強すぎて、有権者に完全にソッポを向かれてしまっていた」(選対関係者)。
前回は石川2区で比例復活したものの、国交省官僚との駅ナカチューをスクープされ、地元で総スカンに。浮動票を狙って東京に鞍替えしたが、小沢側近の東祥三(61=未来)の刺客になったことで、「裏切り者」とコキ下ろされた。
「東に散々世話になっておきながら、上昇志向が強すぎる女にありがちな手のひら返し。辻立ちを繰り返しても、ほとんど素通りされていた」(選対関係者=前出)
OL→ツアコンン→議員秘書から小沢ガールズ。その間、風俗ライターもやり、素肌までさらして必死にはい上がってきたが、もはやこれまでか。
◆借金までした美魔女は大惨敗 茨城1区 海老沢由紀(38歳・維新)
地元の有権者は、まるで「美魔女」に興味がなかったようだ。
海老沢が「国民的美魔女コンテストのファイナリスト」で、未来新人の武藤優子(48)が「元ミス・ユニバース関東甲信越地区代表」。“美熟女対決”とマスコミの熱い視線を集めたものの、ただそれだけ。自民新人の田所嘉徳(58)の3分の1も票を集められず、大惨敗に終わった。
海老沢は昨年3月に維新塾に入塾したばかり。もともと大阪出身で、現在は東京・杉並区に住む10歳、7歳、5歳、1歳の計4児の母。
夫の実家が水戸という理由だけで選挙区を割り振られた。借金をしてまで立候補したが、“美ストーリィ”とはならなかった。
◆TバックNGの元グラビアアイドルは泡沫の域を超えられず 東京21区 佐々木理江(30歳・維新)
“橋下ベイビーズ”として出馬した元グラドルアイドルも、防衛副大臣の長島昭久(50=民主)に5万票近く差をつけられて、あっさり負けた。
公示前から「政治に興味があったので、水着撮影ではTバックNGにしてました」なんて“そそる発言”で世間の関心を引いたが、所属事務所のホームページで1歳サバを読んでいたとか、取り上げられたのは政治以外の話題ばかり。
「女生徒がクラスで3人という松江高専から島根大総合理工学部という理系。なかなか頭は切れるんですが、グラドルといってもB級で、泡沫の域を越えられなかった。本人は〈政治家になるためにタレントになった〉とアピールしていましたが、どこまで本気やら。売り方を間違ったような気もしますね。年齢的に芸能界復帰は難しいし、もしかしたら来年の参院選に出るつもりかもしれませんが……」(選対関係者)
次はTバック解禁しかないか。
◆美人すぎる弁護士も勝負にならず 愛知7区 正木裕美(31歳・未来)
百花繚乱の中でも「めちゃくちゃカワイイ」と評判に。「ナンバーワン美女」の呼び声も高かったが、自民元職と民主前職にはじき飛ばされ、勝負にならず。
弁護士の傍ら、河村たかし名古屋市長が主宰する政治塾に通っていたことで白羽の矢が立った。ところが、選挙ポスターを張り出した途端に盗難騒動が起き、「手伝えることはないか」「どこで会えるのか」という問い合わせが殺到。
男性有権者はトリコにしたが、美貌ばかりが話題になり、自民元職の鈴木淳司(54)に7万票もの大差で涙……。
◆共産のメガネっ子は”善戦”も… 東京12区 池内沙織(30歳・共産)
「共産党の候補にはアラサー美女が多い」とネット上で話題に。同党広報部も「内面の美しさが外面に表れているのでしょう」と胸を張っていた。
中でも、もてはやされていたのが、黒縁眼鏡がトレードマークの彼女。
中大在学中にロックバンドでボーカルを務めていたこともあり、「元アイドル?」と書き込まれるほどだった。
最近、格差社会に怒る若者の支持を集めている同党。公明の太田昭宏(67)には到底かなわなかったが、未来の青木愛(47=比例復活)に迫る“善戦”だった。
◆”普通の女”に戻りたかった日本のジャンヌ・ダルク 比例近畿ブロック 福田衣里子(32歳・未来)
比例単独2位で優遇されるはずだったが、本人の意向で最下位に。最初から当選は絶望的とみられていた。
かつて薬害肝炎の九州訴訟原告団代表を務め、「日本のジャンヌ・ダルク」といわれたが、“普通の女性”に戻りたかったようだ。
法務省の官僚と5月に入籍し、7月に夫が大阪市に出向。議員を目指すきっかけになった肝炎患者の救済も、すでに対策基本法が成立している。議員を続けるかどうか、悩んでいたという。
民主を離党し、地盤の長崎2区を捨て、「最後に仲間のために比例票を稼ごうとした。大した女性です」(関係者)。
◆まるで歯が立たなかった京都の釈由美子 京都1区 祐野恵(33歳・民主)
「京都の釈由美子」なんて持ち上げるメディアもあった。奈良女子大卒の元フリーアナウンサー。才色兼備を武器に自民の大物、伊吹文明(74)に挑んだが、ほぼトリプルスコアとまるで歯が立たなかった。
「元長岡京市議で、地盤は京都3区にあるんですが、平智之(53=みんな)の離党で、急きょ擁立された。それも、ほぼ〈若い女性候補だから〉というだけの理由です。本人は生真面目な性格で、熱心に辻立ちもこなしましたが、圧倒的な組織力を誇る伊吹に勝てるわけもなかった」(民主党関係者)
自分の結婚披露宴のために予約していたホテルの会場で、慌てて決起集会を開いたという急ごしらえぶり。逆風に吹き飛ばされるしかなかった。
◆知事の妻は返り討ち 岩手1区 達増陽子(47歳・未来)
民主前職の階猛(46)の刺客として小沢一郎が送り込んだ岩手県・達増拓也知事の妻。接戦の末に、返り討ちに。
「元スッチーの美人で人柄もいいんですが、さすがに支持者の間でも〈知事本人は応援するけど、奥さんでは……〉なんて否定的な声があったんです」(地元事情通)
知事の後援組織は階と二分され、1区で初めて小沢系候補が議席を得られないという「小沢王国最悪の事態」(関係者)を招いてしまった。
◆ムネオの娘は2万票差 北海道7区 鈴木貴子(26歳・大地)
“ムネオの娘”も、自民前職の伊東良孝(64)に敗れた。
新党大地代表の鈴木宗男の長女で、後援会の要請でNHKディレクターを辞めて立候補。松山千春の応援を受け、選対本部長には大票田の釧路市長の妻が就くなど、盤石の態勢で集票を図ったものの、2万票差をつけられた。
「05年総選挙で父親譲りの迫力満点の演説を披露し、話題になりました。宗男さん自身も、親しい人には〈2人の息子より貴子の方が政治家向き〉と漏らしていましたが、出馬を決めたのが公示の1週間前。それも響いたのでは」(関係者)
まだ26歳。次がある。
◆元女子アナは美貌がアダに 青森1区 波多野里奈(39歳・民主)
元青森朝日放送アナウンサーは、自民新人の津島淳(46)に6万票近くも差をつけられて大敗。10年参院選から2度目の国政挑戦も、リベンジはかなわなかった。
明大在学中にミス東京に選ばれた美貌の持ち主で、とても1児の母には見えない美魔女。
「遊説中も化粧直しに余念がない。美貌が逆にアダになり、女性票が伸び悩んだようです」(地元事情通)
最後まで自民と第三極の争いに食い込めなかった。見た目だけじゃなかった当選組
◆元ミス日本はタマが違った 新潟4区 金子恵美(34歳・自民)
「自民の数少ない美女候補のひとり」(永田町関係者)は見事、初当選を決めた。
“民主の美魔女”菊田真紀子(43)との一騎打ちといわれたが、約1万4000票差で完勝。
元ミス日本関東代表、身長168センチと抜群のスタイルを誇るが、売りはそれだけじゃない。
2000年に早大を卒業後、新潟放送に入社。
「退社後に新潟市議、県議と着々と地歩を固めてきたキャリアも評価されたようです。追い風もありましたが、美人なのに気さくな性格で、有権者のウケも良かった」(地元関係者)
政治経験もないポッと出の美女候補とは、タマが違った。
◆浪速の沢尻エリカは比例復活 大阪7区 上西小百合(29歳・維新)
藤村修官房長官(63)の“刺客”として立ち、「浪速の沢尻エリカ」と呼ばれる気の強さで評判になったものの、自民元職の渡嘉敷奈緒美(50)に約7000票差で敗れた。
神戸女学院大卒の元OL。ミスコンの受賞歴もキャンギャルの経験もあるが、政治経験はゼロ。演説でも声を震わせながら、ほとんど「維新の会が日本を変える」のワンフレーズを連呼するだけだったが、維新の“お膝元”から立候補できたおかげで、比例復活を果たせた。
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