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2012/12/17 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
馬脚を現す」とはこのことだ。投開票から一夜も明けないうちに、維新の会は安倍自民との連携にカジを切った。
橋下代表代行はきのう夜、テレビの選挙特番で「自公でこれだけの議席を獲得された。それに従うのが民主主義だ」と、首相指名選挙では1回目から自民党の安倍総裁に投票する意向を表明した。ヒドイ話だ。自、民に次ぐ議席数を得ながら、結局、自民党の補完勢力になるというのである。民主主義だとか何とか言って、維新の正体見たり、だ。
「橋下氏は54議席しか取れなかったから安倍総裁に入れる。そして、自民党と一緒に憲法改正をやるという。国民をバカにするにも程があります。選挙後に自民と組むなんて、第三極に期待して維新に1票を託した有権者は浮かばれない。これでは、改革勢力のフリをして、国民をだまして54議席を手に入れたも同然です。自民と一緒にやるというなら、明日にでも解党するべきですよ。議員バッジをつける資格はありません」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
だが、当選した顔ぶれを見ると、この裏切りもナットクだ。維新は小選挙区で14議席を獲得。橋下市長のお膝元である大阪の12議席、あとは平沼赳夫(岡山3区)と園田博之(熊本4区)の前職2人だ。残りは比例で、代表の石原慎太郎はじめ、藤井孝男や中山成彬ら旧たちあがれ系の老人たちが続々と当選を果たした。東国原前宮崎県知事や中田前横浜市長、山田前杉並区長といった“改革”と程遠い連中も晴れて議員バッジを手にした。
このメンメンを見て分かるように、権力志向、与党志向の連中ばかりである。割に合わない野党暮らしなんて、まっぴらゴメン。それで、橋下も当然のごとく、安倍との連携を打ち出した。今回、公示前勢力11から54議席に躍進したことを山田厚俊氏(前出)は、こう分析する。
「民主はダメ、自民もイヤという人が、比例代表で第三極に投票した。死票にならないことを願って、第三極の中でも、中心勢力とされる維新に入れた有権者は多いはずです。この国を変えて欲しいという期待が比例票の上積みになり、54議席という勢力を得たのです」
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