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株式日記と経済展望
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日本維新の会代表の石原慎太郎は、日本国憲法は占領軍が押しつけたもの
であり無効であるから廃棄すると宣言しているのだ。 西村眞悟衆議院議員
2012年12月17日 月曜日
◆平成二十四年十二月総選挙の歴史的意義 12月3日 西村眞悟
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ところで、ある西洋人が言った。
「二十世紀は勇敢な戦士であった日本人が卑しい商人になり、
卑しい商人であったユダヤ人が勇敢な戦士になった世紀である」と。
確かに、非西洋世界の民族として、日本民族は孤軍奮闘して自力で明治維新を成し遂げ、二十世紀に入って国家の存続のために日露戦争を闘い、人種差別撤廃と東亜の独立を掲げて大東亜戦争を闘った勇敢な戦士であった。
しかし、昭和二十年(一九四五年)の敗戦によって、
自らの安全と生存を「平和を愛する諸国民の公正と信義」に委ねることになった(日本国憲法)。
従って、あの西洋人が語った事に反論のしようがなくなった。
彼がたとえた「勇敢な戦士」と「卑屈な商人」を、ローマ人が使った言葉に置き換えれば、「狼」と「羊」であろう。
つまり、戦後日本人は「羊」になることを奨励されたのだ。
ところが、我が国を取り巻く内外の情勢はまことに厳しく、もはや、「卑屈な商人」や「羊」では、国家を存続させることができなくなっている。
それを如実に我が国に教えてくれているのが、
中共の「尖閣侵攻作戦実施」であり、
北朝鮮の日本人拉致であり、
この十二月中にも発射される北朝鮮のミサイルである。
従って、我が国は、国家と民族の生存即ちサバイバルの為に、今こそ、本来の姿を取り戻さなければならないのだ。
(三)
そこで、この歴史的な時代の嵐のもとで行われるこの度の総選挙の目的は何か。
それは、国家を押しつぶそうとするこの危機を克服する為に、
政界に一刻も速く
「狼に率いられた集団」
を造ることなのだ。
それを早急に造らなければ国が亡ぶ。
では、その「狼」とは誰か。
それは、石原慎太郎と平沼赳夫だ。
一昨日発売された雑誌「正論」一月号で、石原慎太郎は、新党を結成して再び政界に挑む動機を、
「死に場所を探している」
と答えている。
そして、
「自らを破滅の隷属に導きかねぬ現憲法という手枷を自ら外して捨てる決心をしなくてはならぬ秋がきているのです」
と述べている。
即ち、日本維新の会代表の石原慎太郎は、日本人の本来の姿をゆがめて「卑しい商人」や「羊」にしている日本国憲法は占領軍が押しつけたものであり無効であるから廃棄すると宣言しているのだ。
その上で、石原代表は、この度の総選挙で、日本維新の会を率いて打って出る。
これが、我が国政界に
「狼に率いられた集団」
を造るということなのだ。
これが、この度の総選挙の歴史的意義である。
これが、即ち、戦後からの脱却であり、
具体的には、
尖閣を断固として防衛し、
北朝鮮に拉致された日本国民を救出すること、
即ち、
神武建国以来続いてきた誇りある独立自尊の日本の再興である。
そして、私も、「死に場所を探している者」として、国家の再興のため、この「狼に率いられた集団」を政界に造る作業に参加する。
諸兄姉、我々のいう大義とは、これなのです。
だから、我を捨てることができるのです。
どうか我々とともに闘ってください。
誇りある祖国日本の為に。
(十二月十六日まで、本通信に書き込みませんが、私たちの思いは、日に日に、全国津々浦々の同志に通じていくと信じています)
(私のコメント)
衆議院選挙の結果が出ましたが、マスコミも自民の大勝を予想していた。出口調査などでのアンケートを元に予想していたから、あらかじめ結果は分かっていた。しかし阿修羅などのネットなどでは一生懸命「未来の党」や小沢一郎を応援していましたが、壊滅的な大敗北を喫してしまった。安部晋三総裁に対するネガキャンを一生懸命しているブログもありましたが効果は無かったようだ。
テレビなどの世論調査でも、一番の関心は「景気対策」であり「脱原発」はほとんど票にはならなかったようだ。テレビなどの討論会では「脱原発」をほとんどの党が主張していましたが、自民党だけが現実的な対応をしていた。「脱原発」を一番主張していた菅元首相は選挙区で落選した。国民は意外と冷静であり脱原発運動家の山本太郎氏は2分で落選が決まってしまった。
多くのマスコミが「脱原発」で記事を書き続けましたが、「株式日記」は条件付原発に賛成して来た。むしろ国際情勢における日本は危機的な状況にあり、ロシアや韓国や中国に領土を実効支配され尖閣を我が物としようとしている。このような危機感のほうに国民は関心を向けていた。安部総裁も自民党時代にはこのような事は無かったと言っていましたが、ロシアや韓国や中国に民主党政権は舐められていたのだろう。
安部総理は、来年夏の参議院選挙までに憲法改正規定の96条の改定をしなければならない。しかし参議院ではねじれが生じているから民主などとの三党合意で改正に踏み切るべきだろう。大敗した民主党がどのような立て直しを図るか分かりませんが、細野氏あたりが新代表になって世代交代が進むのだろうか? 安部総理が参議院での民主党取り込みに成功すれば憲法改正も視野に入ってくる。
衆議院では「維新の会」が憲法改正を主張しているから公明党が反対しても三分の二は確保できるだろう。問題は公明党の出方ですが、9条はともかく96条の改正は賛成してくれるのでは無いだろうか? 来年夏の参院選挙では揺り戻しがきて民主党が勝って衆参のねじれが酷くなる可能性がある。だから夏の参院選までが安部内閣の勝負であり、鳩山内閣でマニフェストを直ぐに実行しなかった事が参院選挙で大敗してねじれを産んで動きが取れなくなってしまった。
西村眞悟氏は今回の選挙で比例で当選しましたが、11月22日の「株式日記」でも西村氏のブログを紹介しましたが、「戦後体制からの脱却」や、「デフレからの脱却」と「国防」と「東日本大震災からの復興」を訴えていた。安部総理と政策的には全く同じであり「維新の会」は政局の目になるだろう。問題なのは橋下大阪市長と石原慎太郎氏の関係であり、橋下氏は社民よりも左派的なことを言ったりしているので分裂含みだ。
今回の自民の大勝は、民主党の自滅がもたらしたものであり、「維新の会」も橋下氏の発言の迷走が水をかけた面があり、仕方が無いから自民に入れた人も多いことだろう。自民が野田内閣のようなシロアリ官僚任せの政治をすれば再び国民の批判を浴びて自滅するだろう。「みんなの党」も善戦しましたが、シロアリ官僚退治では「みんなの党」と組む事で何とかなるかもしれない。
政治の停滞は。東日本大震災の復旧対策でも停滞が見られましたが、決められない政治に対する批判でもあったのだろう。民主党政権の閣僚達は東北の被災地の人に話しを聞かずに20分ほど来て帰ってしまう。福島第一原発にもなかなか民主党の閣僚は近寄ろうとはしなかった。むしろマスコミを統制して放射能被曝を広めてしまった。原発は自民党政権の政策でありましたが、民主党は政権を取ったら安全対策に手を打つべきであった。民主党はしがらみが無いから出来たはずだ。
安部内閣の課題はどれだけ自民党の改革が出来たかを示す事であり、森元総理の引退や加藤紘一氏の落選でも分かるように世代交代が進んできた。政権の交代は世代の交代を促す作用があり、高齢議員が落選すると引退に繋がりやすい。若い議員なら落選しても次があると4年くらいは頑張れますが、高齢議員には落選はきついものがあるだろう。
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