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投票が終わった途端、“自公連立は既定方針”というスタンスで開票速報番組が進められたのには笑ったが、
現段階の連立与党:自民党294+公明党31:計325(67.7%:2/3超)
これに、
「社会保障と税の一体改革」で既に一体:民主党57
自民党の別働隊:維新の会54
最終的には自民党サポート:みんなの党18
を加えると、454議席(94.6%)に達する。
一方、[原発稼働ゼロ+消費税増税反対+TPP参加反対]派:26議席(5.4%)である。
総選挙の結果は考えていた範囲だったので驚きはしない。しかし、3.11を経験した国民の意思に近いものと考えられる比例獲得票数状況を見聞きして、やっぱりがっかりした。
橋下氏じゃないが、選挙は戦(いくさ)だから、負けた責任は、他の誰でもなく、負けた政党にある。が、メディアの報道姿勢はあまりにひどすぎると思う。言っても詮ないことだが・・・。
尖閣(竹島)問題は、本来、係争を棚上げにしたり放置したりしてきた自民党や火付けに走った「維新の会」代表石原氏にとって大きなデメリットを与える事柄であるはずなのに、“やっぱり、毅然と軍備で対抗”という武張った主張が正当であるかのように見えるように情報操作を行った。
短期では済まず長期にわたってとんでもない損害を日本に与える、とんでもないことを意図的に行った石原氏や彼が率いる政党が第3党になったのだから笑うしかない。
あやしげな「北朝鮮“ミサイル騒動”」も、その路線の政治勢力を後押ししたに違いない。(半分冗談だが、本当にロケットを打ち上げたのかな?と思っている)
今回の総選挙が、しらけムードや“何がなんだかわからない状況”で行われたことは、投票率(59%前後)の低さに象徴されていると思う。投票率の低さは、公明党・自民党・共産党を利したであろう。
来年7月に行われる参議院選挙の結果がどうであれ、政治状況が変わることはないであろう。
大惨敗の民主党は、自民党にすり寄る政党に成り下がることで生き残りを果たそうとするだろう。
橋下氏は、かつての民主党のポジション=先見交代可能の第2党を目指すだろうし、今回の総選挙の論功行賞として、それに対するサポートもなされるだろう。
民主党も、「維新の会」も、参議院選挙後になるかもしれないが、分裂騒動を起こすような気がする。
ことここに至れば、実質的に日本を統治している官僚機構の“良心”と“知性”に期待するしかないと思っている。(他に手がないから、本気で・・・)
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