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落選が決まり、支持者に頭を下げる衆院岩手1区の達増陽子氏。左は夫の達増拓也岩手県知事=16日午後10時45分ごろ、盛岡市の選挙事務所
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121216t31030.htm
2012年12月17日 河北新報
「剛腕」だけがたった一人残った。日本未来の党の前議員小沢一郎さん(70)が築き上げた小沢王国・岩手。民主党時代の前回衆院選の全4選挙区制覇から一転して、未来で当選したのは4区の小沢さんだけ。ほかの3選挙区は敗北を喫した。「選挙の小沢」の神通力は衰えを見せ、王国の崩壊を印象付けた。
公示直前に参戦を決めた1区の新人達増陽子さん(47)。1996年の小選挙区制導入以来、小沢さん系列が守ってきた県都の議席を失った。
民主党に残った前議員との同門対決で支持基盤は分断。かつて1区の衆院議員だった夫の達増拓也岩手県知事とともにつくり上げた後援会を引き締めたが、出遅れが響いた。達増さんは「私の力が及ばなかった」と仲間をかばい、肩を落とした。
2区では再選を目指した前議員畑浩治さん(49)が涙をのんだ。消費税増税に反対し小沢さんと行動を共にしたが、自民党の勢いを止められなかった。「申し訳ない」と久慈市の事務所で深々と頭を下げた畑さん。「結果を真摯(しんし)に受け止めたい」と言葉少なに語った。
3区の新人佐藤奈保美さん(46)も落選が決まると、一関市の事務所で支持者を前に「私の力が足りず、申し訳ありません」と話した。
民主党に残った前議員への「刺客」として11月に立候補を表明。陣営幹部は「東日本大震災の被害が深刻な三陸を抱える選挙区で条件が悪すぎた」と唇をかんだ。
奥州市の小沢さんの事務所でも、未来候補の落選に支持者が複雑な表情を見せた。小沢さん自身、自民党新人らに追い上げられ、選挙戦最終日に地元で三十数年ぶりという街頭演説を行い、本丸だけは守った。
「仲間が減ってしまった」と悔しさをにじませた陣営幹部。それでも「小沢先生には国会でもうひと踏ん張りしてほしい」と期待を込めた。
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