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2012/12/17 00:56 世に噛む日日
ある程度は予想し、覚悟はしていた。しかし、結果は、想像し得る最悪のレベルだった。
落胆のあまり、思わず「今夜は民主主義の葬式」とツイ。すかさず、「民主主義が行われた結果としての、民主党と未来の敗北だ」と横槍が入る。
見当違いも甚だしい。ナチス政権だって、選挙という、民主主義の正式な手続きから生まれた。ナチス政権の誕生そのものが民主主義の終焉を意味したのは歴史が証明している。言いたかったのは、それだ。
すると、「民主党政権誕生時だって同じことが言えた」なんてぬかす。09年の鳩山民主党と、今回の安倍自民党は、水と油だ。その程度のこともわからない人物と議論をする暇はない。しつこく絡まれるのもうざいので、ブロックする。
ただ、「民主主義の葬式」という表現は、たしかに違った。いまだかつてこの国に、真の民主主義が根付いたことはなかったからだ。生まれてもいないものに、葬式も何もあったものではないだろう。
そう思いながらも、背中が慄えた。民主主義は生まれもしなかった。そのかわり、とんでもない悪魔のような者が、封印を解かれて、この世に復活してしまった。国民自身が、それを呼び醒ました。
そのことに気づきもせず、おそらく多くの国民が、のんきにテレビの選挙速報を見入っていることだろう。
真の民主主義がこの国に根付くまで、彼らの多くが生贄となって、この悪魔に供せられることは、火を見るよりも明らかだというのに。
もはや、原発とか消費税とかTPPとかすっ飛んでしまった。人権を踏みにじり、国民を国家の奴隷としてしまう憲法改悪への道が、具体的に掃き清められはじめたのだ。わずかな期間で、こうも極端に振り子が右へ振りきってしまった事実に、慄然とする。
戦後最悪の暗い時代の到来だ。僕らは今、ファシズムというモンスターの顎(あぎと)の中にいる。想像もつかない、厳しい戦いを強いられるかもしれない。その覚悟は、出来ているのか。
頑張ろう。
たたかいはここから。
たたかいは今から。
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