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2012/12/16 22:32 かっちの言い分
正直言って、これほど自民党が圧勝するとは思わなかった。マスコミの選挙予測は見事に当たった。これほど自民を勝たせた民主党の罪は大きい。特にマニュフェストを破った菅元首相、殊に野田首相が小沢氏グループ他多くの議員を追い出した罪は万死に値する。結局、自民党を大勝させてしまった。
この大勝で最も恐れるのは、自民の単独過半数が確実で、自公を入れれば3分の2以上となるかもしれないからだ。そうすれば、参議院で否決されても3分の2条項で可決出来る。自民党は憲法を改正したいと主張している。特に第3党となった維新の会は、自民党と組むと言っている。石原党首は改憲を唱えている。自民と維新が組めば、憲法改革も実現性が出て来る。ここまで勝たせた国民はそれを知っているのか?
ここまで勝てば、自公は思いのままにやることが出来る。原発についても、選挙においては争点にしないように触れなかったが、次々と原発を再開しだすだろう。また、大事故が起こらない限り、何十年も核廃棄物を出し続けるだろう。
それにしても、未来の党は国民に浸透していなかった。このブログで再三述べたが、小沢氏が自分が表に出ないように、嘉田氏を代表に立てた戦略が良かったかは疑問であった。別に嘉田氏を責めている訳ではなく、あまりに唐突に未来の党を結成し、高々2週間程度で党名を浸透させるには、結果論ではあるが限度があった。国民の生活が第一で戦った方が、知名度では「未来」よりはあったと思われる。また小沢氏のコアの支持層が戸惑ったことは確かである。
衆議院選挙はまた4年後である。まだ未来の地方組織は未熟である。これから4年間、地元で生活の糧が無い場合は捲土重来を期すのは大変である。それを思うと気が重くなる。当面、参議院選挙があるが、未来の党としてどうするか、小沢氏と嘉田氏、また他の議員と相談しなければならない。そもそも、国民の生活が第一の結党で党員となった人たちは、そのまま未来の党の党員に移行するとも限らない。参院選挙で候補者を擁立するにしても、党としての考えを総括しなければならない。
民主党に残った連中も、小沢氏を追い出し「決められる政治」とうそぶいて、公約を破って消費増税法案を通した野田首相、執行部には恨み骨髄であろう。これで誰が正しいかわかっただろう。バカな連中である。公約を破ると見放されるか思い知っただろう。
いずれにしても、またいつか来た道に戻らなければならない。反動は恐ろしい。もう民主党のような新米政党には任せておけない、やっぱり自民党でないとダメだという考えに戻ってしまう。そうすると、大政翼賛会の中心に自民党が居座り、まだ安倍氏が政権を投げ出さない限り、また延々と続く可能性がある。
しかし、これが民主主義のルールである。また地道ではあるが、小沢氏グループを信じて一から支援していく。
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- 追い出された小沢が合流の未来の党もまた惨敗なわけだが(笑) 仕業屋 2012/12/17 00:11:39
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