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2012年12月16日22時35分 朝日新聞
未来は公示前の61議席から大幅に議席を減らした。岩手4区の小沢一郎氏(70)は当選したものの、前回民主党で当選した後、小沢氏とともに政党を渡り歩いた「小沢チルドレン」は、相次いで選挙区で落選した。
野田佳彦首相(55)のおひざ元、千葉4区。未来が現職首相への対立候補として差し向けた前職の三宅雪子氏(47)が落選した。
民主から出た前回は群馬4区で福田康夫元首相に挑み、比例で復活当選した。小沢氏の要請で国替えが決まったのは衆院解散当日。ほとんど縁のない土地で、船橋駅前での最初の朝立ちには渋滞で30分遅刻した。
落選に「野田総理を倒すという期待に応えられず、申し訳ありません」と頭を下げたが、陣営は「やはり時間が足りなかった」。
福島2区の前職、太田和美氏(33)は自民元職に敗れた。母と祖父母が福島出身という縁で、前回衆院選で千葉7区から国替え。今回は「福島の復興なくして増税はありえない」と民主を離党して臨んだが、前回のような組織の支援が得られず苦戦を強いられた。
前回、公明党代表だった太田昭宏氏(67)を倒した東京12区の前職青木愛氏(47)は、今回は同じ選挙区で敗れた。消費増税に反対し、民主を離党。小沢氏の「国民の生活が第一」に加わり、さらに未来へと合流した。「卒原発」を掲げる新党の勢いへの期待もあったが、ふたを開けてみると「超微風だった」(陣営幹部)。
「渡り鳥」だけでなく、新顔も苦戦した。
「卒原発」を掲げた山口1区の新顔、飯田哲也氏(53)は、自民前職の高村正彦氏(70)に及ばなかった。原発政策を進めた自民の政権復帰に危機感を示し、「電気料金も上げず、再稼働もせず、廃炉にする」と訴えたが、公示2日前に立候補を表明するなど、急ごしらえだった。
「小沢王国」といわれた岩手県。岩手1区の新顔、達増陽子氏(47)は、小沢氏に口説かれて立候補したが、民主前職の階猛氏(46)と自民新顔の高橋比奈子氏(54)との接戦の末、敗れた。現在の小選挙区比例代表並立制が導入された後に、同1区で小沢氏系の候補者が議席を得られなかったのは初めて。達増氏の夫は小沢氏側近の達増拓也・岩手県知事。その知名度と後援組織を最大限生かす考えだったが、「勝てるなら誰でもいいのか」との批判も出ていた。
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