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【必見動画】「日本未来の党」小沢一郎氏・嘉田由紀子氏 街頭演説 〜投開票を前に思ふこと〜
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/64bf1d5c6679fb40ad32853405d4f97a?fm=rss
2012年12月16日 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
○小沢一郎氏(未来の党)街頭演説 2012.12.15 @有楽町イトシア前
http://www.youtube.com/watch?v=nXAqRrdb4Ik&feature=youtu.be
○嘉田由紀子氏(未来の党)街頭演説 2012.12.15 @有楽町イトシア前
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Odf4xRqWKWI#!
衆院選の投開票がいよいよ明日に迫ってきたが、皆さんには今一度、今回の選挙の意味・争点が何であるかについて、今回取り上げた「日本未来の党」小沢・嘉田両名による街頭演説をみて再認識をいただければと思う次第である。
両名が口にしているように、今回の選挙における最大の争点は「脱(卒)原発」「TPP参加」「消費増税」である。
そして、小沢一郎が口にしているように、「アメリカ隷属」「官僚統治」といった「旧体制」(アンシャン・レジーム)からの脱却である。
新聞・テレビにおける世論調査をみていると、自民党が単独で300議席を確保するといった類の報道が連日のようになされているが、自民党が優勢というのはあくまで組織票の上での話である。
実際、多くの世論調査にて4割以上の有権者がまだ投票先を決めていないとされていたように、「無党派層」の意向ひとつで如何様にも情勢が変わる可能性があるというのが実情であろう。
即ち、大手マスゴミ各社がインチキな世論調査結果を垂れ流し、「脱(卒)原発」「TPP参加」「消費増税」からの争点ずらしの報道を繰り返すことにより、「どうせ自民党で決まり」「投票に行っても無駄」との”空気感”を醸成して、「無党派層」の投票を阻害する”ロースコアゲーム”(投票率の引き下げ)を演出せんと企図しているのである。
何故なら、投票率が下がれば下がる程、前述の組織票がモノをいうからである。
逆に言えば、優勢と伝えられている自公関係者らは、”票読み”が大きく狂うこととなる「無党派層」の投票を恐れているのである。
しかし、残念ながら、一票を投じる権利があるにも拘らず、投票もせず、ただ不平・不満を口にしている有権者がかなりの数いるものと思われるが、そのような有権者の方々は、投票に行かないという行為が、己の参政権を放棄したも同然であるということに気づかねばならないであろう。
その”諦めの境地”こそが、まさに国家権力やこれに与する大手マスゴミの思う壺であり、そんな有権者の方には、今一度「我々国民の代表を選ぶ」という選挙の本来の意味について考えていただきたいと思う次第である。
「選挙は勝ち負けが全てである」と言われているが、果たして本当であろうか?
一政治家、一政党にとってはその勝ち負けがすべてというのは確かにその通りであろうが、主権者国民の立場でみれば、ある特定の陣営が圧倒的多数の支持を得て勝った場合、歴史的にみても明らかなようにその後に待ち受けているのは国民生活を無視した「政治の暴走」である。
ここ数年で言えば、郵政民営化の是非を問い、圧勝した小泉政権がその典型例である。
特に今回は、政治家の口から「改憲論」はおろか、「軍」だの「徴兵制」だのといった言葉までが平然と語られているが、そんな世の中に「明るい未来」などまったく思い描けないというのが個人的見解である。
今回の文脈や本ブログのこれまでのエントリー内容よりお判りのように、小生は個人的に小沢一郎という政治家を支持し、「日本未来の党」支持の姿勢である。
その理由は、これまで繰り返しコメントしてきたように、「原発再稼働」「TPP参加」「消費増税」という”売国政策”に明確に反対姿勢を示すと共に、日本の最大の病巣たる官僚統治の打破を真に訴えているからである。
「政権交代により小沢・鳩山政権が誕生した際、結局何も変わらなかったではないか」
小沢一郎を語る際、これを否定する意見としてよく指摘されるのがこの言葉であるが本当であろうか?
その後の菅〜野田政権のあまりの体たらくさに、3年前の政権交代がまったく無意味であったかのように総括されているのを耳にするが、それは違う。
自民党から民主党への政権交代劇にて、それまで”既得権益””利権”を貪り放題であった「旧体制」(アンシャン・レジーム)の悪事が数多く炙り出されたのである。
即ち、アメリカとこれに隷属する政府・官僚・経団連・マスコミ(悪徳ペンタゴン)による癒着の構図が炙り出されたのである。
長きに亘る自民党政権下、あらゆる所で”利権”を既得権益とする腐敗した構造が蔓延っていたことが白日の下に晒されたのである。
「官房機密費」によるメディア・評論家・学者の買収の実態、検察権力による冤罪創作の実態などは、政権交代なくしては表沙汰にならなかった話であろう。
そんな中でも特に「旧体制による癒着の構図」が”むき出し”となったのが、フクシマ原発事故に係る政府・官僚・経団連・電力会社・マスゴミらによる”愚行””蛮行”の数々である。
即ち、原発こそが旧体制癒着の”縮図”ともいえる代物だということである。
そんな原発に再び火を点すこととなる「原発再稼動」は、「旧体制」の癒着を再び許すに等しいことである。
否、それ以前の問題として、日本列島全体が地震多発サイクルに入った現状、「フクシマの悪夢」が再び起これば、それこそ経済大国・日本は一瞬にして終焉するであろう。
衆院選の投開票を明日に控えて、随分長々と思いのたけを書き連ねたが、改めて我々市民が参政権を行使できる場である投票権を放棄することなく、清き一票を投じていただきたいと思う次第である。
せめて選挙の時ぐらい「思考停止」することなく、日本の未来・将来を真剣に考えていただきたいと思う次第である。
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