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国の改革は絶望になり役人天国はますます強固になるだろう
[あした投票 この国のこれからが決まる分かれ道 増税政党自公民に投票するのか反増税へか]
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2012/12/15 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ほんの3年前、国民が政権交代を実現させたのは、「政治主導」を掲げる民主党なら、日本の政治を大きく変えてくれると期待したからだ。
実際、政権発足後、鳩山―小沢コンビは、戦後60年間つづいた「官僚支配」をぶっ壊そうと、死に物狂いで戦っていた。
しかし、すべて元の木阿弥だ。安倍政権の誕生で、もはやこの国の改革は絶望的である。“役人天国”が復活するのは間違いない。早くも霞が関の官僚連中は「これで昔にもどる」と高笑いし、自民党にスリ寄っている。
せっかく、小沢一郎が潰しかけた「政官財」の癒着が、息を吹き返す。日本の政治はもうおしまいだ。
「元の木阿弥どころか、3年前よりヒドくなる恐れがあります」と、政治評論家の山口朝雄氏はこう言う。
「最悪なのは“役人天国”をチェックする勢力が、国会から消えることです。3年前までは、曲がりなりにも野党の民主党は、自民党政権の“政官財”の癒着を監視し、追及していました。
役人の天下りやムダ遣いを次々に暴いていった。しかし、もう民主党には、以前のような説得力はない。役人天国を批判しても、誰も耳を傾けないでしょう。それどころか3年間の与党暮らしで、すっかり役人に洗脳されてしまった。“シロアリ役人を退治する”と口にしていた野田首相は、財務官僚の操り人形になっているのだから、どうしようもありません。これで安倍政権はやりたい放題やれるし、右へ右へと突っ走っても、誰も止められない。これほど危ういことはありません」
国民は諦めるしかない状態だ。
民主党は安倍政権の従僕になるだろう
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