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2012/12/15 【稗史(はいし)倭人伝】
自民党の候補者に票を投ずることは安倍晋三を選択するということである。
愚かすぎる選択である。
愚か過ぎるというのは、安倍晋三のことではない。
安倍晋三を選択する多くの善意の有権者のことである。
何度騙されれば気がつくのだろうか?
安倍晋三は前回の政権放り投げの理由を病気のせいだといっている。
あのときだれもが安倍は精神的に追い込まれて辞任に至ったと思っていた。
本人も病気のことなど一言も言わなかった。
ウィキペディアからざっと経過を辿ってみよう。
2007年7月29日の第21回参議院議員通常選挙
『私を選ぶか、小沢さんを選ぶのか』と言って、小沢さんを選ばれて惨敗してしまった。
2007年9月10日に第168回臨時国会が開催され、安倍は所信表明演説の中で「職責を全うする」などという趣旨の決意を表明した。
2007年9月12日午後2時(JST)、「内閣総理大臣及び自由民主党総裁を辞する」と退陣を表明する記者会見を行った。
退陣表明の翌日(9月13日)、慶應義塾大学病院に入院。検査の結果、胃腸機能異常の所見が見られ、かなりの衰弱状態にあると医師団が発表した。
退陣表明したあとで検査しているのである。
検査のあとでさえ、機能障害というだけで病名らしいものは発表されていない。
9月25日、内閣総辞職
安倍は辞任後の2011年に掲載された『週刊現代』へのインタビューで、特定疾患である「潰瘍性大腸炎」であったことを明かしている。
安倍晋三は、病名も分からぬうちに辞任表明をして、そのあとで検査入院したのである。
政治家は病気を隠したがるとはいえ、これは余りにも奇妙な経緯である。
辞任という決断をするのなら、その前に検査をするのが筋である。
検査をして、再起不能というのであれば、そのとき辞任すればいい。
一週間や二週間、総理が入院していたってかまわない。
その間、しっかりした代理を置けばすむことである。
人間いつ病気になるか分からない。
総理大臣は、健康でなければならないが、病気になることもあるだろう。
そのたび、総理大臣を辞めねばならないというのは馬鹿げていよう。
不祥事続きの閣僚達。
参院選の敗北。
行き詰まった国会運営。
それらが重なって精神的に追いつめられていたのが本当のところだろう。
普通の国なら、一度精神的な弱さを露呈した指導者は復活できない。
指導者として失格の烙印を押されてしまう。
精神的な弱さのある指導者というのは、国家の重大なリスクである。
いつも順風とは限らない。
一旦逆風が吹き出したらまた同じ状態になるかもしれない。
安倍晋三は今では自分の辞任の理由が『潰瘍性大腸炎』だったと、自分自身で信じ込んでいるかのようだ。
過去を都合良く変えられる人間なのだろう。
それもまた大きなリスクである。
安倍晋三に国民の命の重さを背負える精神力があるのか!
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