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(回答先: 「政治を良くさせない追米の万力=検察司法・マスコミ」の解体的改革を見据えるべし! 投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2012 年 12 月 15 日 08:06:33)
小沢氏の堅い支持者のみなさんには不要な話だろうが、そうでもない人達の
ために戸田の見解を戸田HP内の「自由論争掲示板」から紹介します。
(「2012年衆院選特集」内にも掲示)
http://www.hige-toda.com/_mado04/2008/shuuinsen/index.htm
↓↓↓
☆人は良く変わり得る。左翼の戸田が小沢氏を支持する理由:親米規制緩和論者から変化
戸田 - 12/11/27(火) 21:33 -
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7211;id=01#7211
建設文教委の視察に行った時、共産党の福田議員から「戸田さんはなぜ小沢氏を支持
するのか?なぜ選挙で共産党を支持しないのか?」というような事を聞かれた。
もっともな質問と思ったが、一言二言で十分に答えられる事ではないので、この場を借りて回答していこ
うと思う。
項目的に整理して話を進めていく。
1:戸田は世界社会主義革命実現を本気で目指す革命左翼であり(「革命21」所属)、ブルジョア政治家の
小沢氏らとは、階級的立場が違っている。 (「革命21」http://www.com21.jp/ )
もっと率直に言えば、資本主義を守ろうとする者と打倒しようとする者との「階級的敵対関係」にある。
これがまず根本だ。
2:しかしながら、現実の社会運動においては、最も悪質な支配勢力以外の全ての勢力人士とは「社会を良
くしていく」という大本の気持ちにおいて共感し、課題ごとに協力共同していくものであり、自民党の良
識的部分や共産党、社民党とも協力共同していくのと同様に、小沢氏やそのグループとも協力共同してい
く。
3:戸田はかつて小沢氏を「自民党金権政治の一員」としか認識していなかった。
次に認識したのは、「アメリカの観光名所のナイアガラの滝には落下防止柵が無い。
観光客の自己責任に任されている。日本は何でも過保護に規制しすぎだ」というような事を述べた時だ。
(雑誌「SAPIO」でグローバリズム宣伝の特集が組まれた時に読んだ)
時はソ連崩壊後前後にアメリカ帝国主義が米帝一極支配に向かわせようとする宣伝文句として「これか
らはグローバリズム(世界同一主義?)の時代だ」と吹聴して、多国籍大企業の収奪の自由化・新自由主
義(民衆にとっては新奴隷主義)のキーワードとして「規制緩和」を日本にも強要し始めた時だった。
「ああ、小沢一郎は田中角栄的保守政治から「アメリカに気に入られる『グローバリズム信奉政治家』
にいち早く転身したんだな」、とこの時戸田は強く印象づけられた。
消費税新設とか、自衛隊の国連軍編入によるPKO参加とか、いかにもアメリカ好みの政治家という感
じだった。(自民党時代)
「権力基盤は岩手の土建政治なのに、政治主張はグローバリズム」という組み合わせが特異に思えたの
で、強く記憶に残っている。
しかし、その後どういう経緯があったか戸田は知らないが、アメリカのお先棒担ぎは小泉が担い、小沢
氏は段々と「対米自主の健全保守派」にポジションを移したようだ。
4:自民党から離党して新生党を作り(1993年)、その後を作り新進党(1994年)、自由党を作り(1998
年)、民主党に合併する(2003年)という複雑な経緯があるが、この時代の戸田の小沢氏へのイメージは
「財界の利益代弁の強固な右派政治家」という感じ。
5:しかし「自公悪政打倒!民主党で政権交代!」という動きの中での小沢氏は、民衆利益にも目配りし、
官僚支配の打破、アメリカ追随政治の改善(対米自主)の路線に大きく変わったように思える。
少なくとも「ナイアガラの滝の柵無し」を称揚した「グローバル主義礼賛」は影を潜め、小泉竹中路
線・郵政民営化を批判し、「普天間基地県外・国外移設」の鳩山路線を支持し、自らは「第七艦隊以外の
駐日米軍不要」論まで口にする対米自主姿勢に移行していた。
6:それ故に、日本を実際に支配しているアメリカと追米財界・高級官僚・検察司法・マスコミによって激
しく排除攻撃をされた。
この過程で日本社会支配の実相が今までになく浮かび上がって来た。
冤罪製造の検察、それに追随する裁判所や検察審査会、情報操作しまくりのマスコミ、その基盤となっ
ている記者クラブや報道企業の寡占体制、「政治と金」という呪文に踊らされて小沢攻撃に加担する思慮
と決意の足りない人達(共産党や社民党も含む!)。
こういう「総攻撃」と小沢氏および小沢グループは闘い抜いた。秘書や側近議員が逮捕され、小沢氏自
身も刑事被告人にされ「世論」に袋叩きにされ続ける、という保守政治家としてはかつて経験したことの
ない試練をくぐる事になった。
7:この「弾圧との闘い」の過程で、鈴木宗男氏が「良く変わった」ように、小沢氏と小沢グループの面々
も鍛えられ、「良く変わった」と思う。
検察司法とマスコミの解体的改善が日本社会を良くするのに不可欠な課題である事を骨身に染みて理解
し、人権や情報公開への共感が格段に深まったと思う。
その点では、「一度も逮捕された事無く、常に優等生エリートの道を歩いている」共産党の議員や幹部
達よりも数段優れた「現場感覚」を身につけたはずだ。
8:原発問題においては、小沢氏も村上さんら小沢グループの人々も、元々は原発賛成派だった。
だって元は自民党やそれより右派の民社党だった人達が原発反対であるはずがない。
しかしこの面でも「人は良く変わり得る」のであって、何よりも3・11フクシマ大事故によって事故
の惨状や原発の弊害に向き合わざるを得なくなった事によって、3・11後の種々の政治闘争の中での出会
いや必要性によって、小沢氏もグループの政治家達も徐々に「原発はヤバイ!」と思い始め、やがて「原
発を早く廃止せねば日本はもたない」という確信に進み始めたのだ。
この「脱原発の確信」は、まだ人によって深い浅いの違いはあるだろう。
しかしそれはもう選挙目当てだけの方便では無く、「ぶれない路線」になってきたと見て良い。
それを決定づけたのが、小沢氏一行での10月のドイツ視察だったと思う。
9:◆他陣営の政治家・政治勢力との連携を考える時に大事な事は、その出自や過去の行動をちゃんと踏ま
えつつも、そこに眼を固定するのではなく、彼らの現在の思考や行動がどうであるのかをしっかり把握し、
それが我々と協力共同出来るものであれば大いに協力共同する、という事である。
この観点に立てば、今回の衆院選で緊急絶対に必要な
1)原発ゼロに社会を動かす。(原発再稼働絶対阻止!)
2)消費増税撤回
3)TPP参加阻止
4)「反動の万力」=検察司法とマスコミの解体的改善
5)民衆生活破壊・憲法改悪・戦争政治の自公民維4党大連合政権絶対阻止!
のためには、小沢氏も小沢グループ(「国民の生活が第一」から「日本未来党」に合流)は大いに信頼し
て支援協力すべき勢力である。
検察司法とマスコミにしっかり切り込む、という面では共産党よりもずっと信頼出来ると言える。
何せ共産党は、三井さんが現職公安検事の時に命がけで「検察裏金の証拠と情報」を持ち込んで追求を
頼んだのに、「それ、うちの党になじまないので」と追求を拒否し、三井さんの口封じ逮捕バッシングに
際して何も支援せず、小沢バッシングに対しては率先して小沢攻撃をやり、いまだに小沢クロイメージ宣
伝を続けているという、「検察司法を決して決定的窮地には立たせようとしないお友達」なのだから。
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・・以上が、「革命左翼の戸田がブルジョア政治家の小沢氏と小沢グループを選挙で支援する理由」である。
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◎戸田ひさよしHP http://www.hige-toda.com/
・「自由論争掲示板」http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
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◆2012年衆院選特集: http://www.hige-toda.com/_mado04/2008/shuuinsen/index.htm
■東日本震災特集 「人間やめますか?原発やめますか?」
http://www.hige-toda.com/_mado04/gennpatu/index.htm
◆総特集!市民が知らない「ホントの議会改革」。「真剣議員」戸田が事実とデータに基づき訴え解説する
数々! http://www.hige-toda.com/_mado04/gikaikaikaku_sp/index.htm
◆橋下批判特集 http://www.hige-toda.com/_mado04/oosakafutijisen/hasimototo-ru.htm
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